1つだけ過去を変えられるとしたら?

農産物自由化反対の理由に「日本産は農薬が少ない。」ことを挙げる人がいます。私は?です。
農産物の農薬の量は「年間農薬使用量÷耕地面積」で算出出来ると思います。
この式によれば、耕地面積の少ない日本産はアメリカやEU産に比べ遥かに農薬の量が多いのでは?
それとも日本産が少ないということは実測に基づく事実なのでしょうか?

A 回答 (4件)

 こんばんは。



収穫時の残留農薬はそんなに差がないと思いますが、

輸入作物の多くには収穫後に殺菌剤などの農薬が

大量に使われている物があります。そういう点を考慮すると

国産の方が安心だという考え方も出来るのではないでしょうか。

 私の町は北海道の田舎にありますが、結構農薬を使っています

よ。だって虫が一匹でも付いていたり虫食いの痕が一つでも

有ったら、小売業界は買わないし消費者も買わないからです。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>収穫時の残留農薬はそんなに差がないと思いますが、輸入作物の多くには収穫後に殺菌剤などの農薬が大量に使われている物があります。そういう点を考慮すると国産の方が安心だという考え方も出来るのではないでしょうか。

お礼日時:2012/01/03 21:42

>農産物の農薬の量は「年間農薬使用量÷耕地面積」で算出出来ると思います。


>この式によれば、耕地面積の少ない日本産はアメリカやEU産に比べ遥かに農薬の量が多いのでは?

質問者様は、安全性の面から、このような質問しているのだと思いますが、以下の様に、栽培している品種や品種ごとの耕地面積が違う為に、単純な計算による比較は無意味です。


過去において、確かにそのような情報が出た事はありますが、その時は何の根拠も示されていませんでした。
どうやらFAO(国連食糧農業機関)の年報に記載されている各国の農薬使用量を耕地面積で割って比較したものらしいのですが、FAOの年報で取り上げられている農薬は実際に使われている農薬の一部に過ぎず、正確な比較ができるものではありません。

たとえば、農薬の使用量の少ない作物が栽培面積の大きな割合を占めていた場合、単位面積当たりの農薬使用量は少なくなります。
アメリカでは、農業のほぼ半分を占める麦類は、病害虫の発生が少なく農薬の必要性は高くありません。
日本を含め、世界各国とも果樹は農薬使用量が多く、大豆やとうもろこし、小麦は少なく、コメやバレイショは中間ぐらいです。
更に、日本とアメリカで使用が許可されている農薬も違います。

単純に農薬の全使用量だけを比較すれば、アメリカは日本の5倍近く使っています。
基本的に、同じ作物でも農薬の使用量は自然条件や栽培条件によりかなり異なります。
更に、品種により病害虫への強さも違うので、安定的な生産の為に必要な農薬の量も違います。

以上から、このような条件などの違いを無視して、アメリカでは少ない、日本では多いというのは無意味です。

他にも、輸出時に噴霧する防腐剤等のポストハーベスト問題はどうなるのでしょうか。


>それとも日本産が少ないということは実測に基づく事実なのでしょうか?

日本の場合はADI(Acceptable Daily Intake 日本語では一日許容摂取量)が定められおり、国内生産物はこれをクリアしています。

ADIについて(私はアメリカの基準は知りません)
http://homepage3.nifty.com/KOMBU/nutrient/nutrie …

この回答への補足

回答有難うございます。
圧倒的多数の日本人は「日本の農産物は外国産より農薬が少なく安全だ。」と思っているのでは?
「その認識は本当に正しいの?」というのが私の素朴な疑問です。

補足日時:2012/01/01 22:09
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 質問者は、農業についてどれだけご存じなのでしょうか。



 現在、残留農薬のチェック、すなわち消費者が食品とともに摂取する農薬の種類や分量について検査する仕組みがありますが、この結果をご覧になりましたか。
 もし、このデータについて疑問があるなら、それこそこの欄で取り上げるべきでしょう。こういった科学的データを無視して、「年間農薬使用量÷耕地面積」などの大雑把な指標で議論するのは的外れだと思われます。

http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_monitor.html

 回答者は素人の農業愛好家ですが、周辺の農家の農薬に対する真摯な取り組みに感銘しています。たしかに、私自身を含めて自家用には減農薬を心がけている農家が多いのは事実です。自家用であれば、多少の虫食いは気にしませんが、商品としては売れないので、作物ごとに決められている使用量と頻度、時期を守りつつ農薬を使用しているのが実態です。

 減農薬で検索すると、さまざまな方法が紹介されています。もっとも、アイガモ農法をご存じですね。あのアイガモも農薬に分類される(生物農薬)ことをご存じでしたか。

この回答への補足

回答有難うございます。
圧倒的多数の日本人は「日本の農産物は外国産より農薬が少なく安全だ。」と思っているのでは?
「その認識は本当に正しいの?」というのが私の素朴な疑問です。

補足日時:2012/01/01 22:08
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http://search.yahoo.co.jp/search?b=1&n=10&ei=UTF …

 どうような計算方法で算出しているかが判らないと駄目です。
カローリーベース しかも食べ物が外国製だと日本でも生産した農作物でも海外扱いです。結構日本産は沢山あります。金額ベースだと以外に貢献してます。
 そのへん上のページで多分判ると思います。

この回答への補足

回答有難うございます。
圧倒的多数の日本人は「日本の農産物は外国産より農薬が少なく安全だ。」と思っているのでは?
「その認識は本当に正しいの?」というのが私の素朴な疑問です。

補足日時:2012/01/01 22:08
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