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wikipediaによると赤いスイートピーは松田聖子のヒットをうけて初めて作られたものだそうです。
一方で、1905年にベーツソンとパネットが赤いスイートピーを使って遺伝子の実験をしています。
いったい、どちらが正しいのでしょうか。
赤の色合いの違いでしょうか。

A 回答 (1件)

こんにちは、



どうやら色合いの違いのようです。
以下の何れの記事を見ても、「赤系が存在しなかった」のではなく、「新しい赤を開発した」であることがわかります。

寡聞にして、Bateson等の用いた品種名は知りませんが、スイートピーの一般的な色合いから考えて、青紫をpurple、濃いピンクをredと表したのではないでしょうか?


中日新聞 Chunichi Web Press2006年1月28日記事より転載

伊勢・中川さん 18年がかりで赤いスイートピー開発
 伊勢市上地町の花き製造販売業、中川猛さん(54)が、十八年がかりで赤いスイートピーを開発し出荷を始めた。伊勢志摩地域農業改良普及センターによると、赤色種は前からあったが、中川さんのほど発色が鮮やかで花弁が傷みにくいのは初めてだという。中川さんは「ヒット曲の歌詞にあるだけで、実際はあまりなかった赤いスイートピー。あきらめなくてよかった」と笑顔を見せた。
 中川さんは、さまざまな色のスイートピーを作り始めた十八年前から「他の花にはよくある普通の赤色を、スイートピーでどうしても作りたい」と思い、濃いピンク色の種の交配を繰り返した。できた赤色の花はすぐに黒ずんだりして商品にならず、開発をあきらめかけたが、三年前に、突然、一本だけ赤色をきれいに保つ花が咲いた。
 五百本ほどに増やし、今月から県内市場や生花店に出荷を始めた。「ビビアンレッド」と命名し、品種登録を考えている。中川さんは「勇気の出る色。愛の告白にいかが」と話している。
 赤色は今後インターネットを中心に販売する。問い合わせは中川さん経営のスイートピー専門店「スイートメモリー」=フリーダイヤル(0120)873935=へ。



三重県の情報サイト「とうけい」投稿日:2006年06月28日より転載

念願の赤いスイートピー誕生
 伊勢市上地町、スイートピー直売店の中川猛さん(五四)が、新種の赤いスイートピーの栽培に成功。今年から市場に出荷し、人気を集めている。花が好きで、同市の生花市場に勤務していた時、かわいい花に魅せられ、十八年前から栽培している。従来は赤といっても濃く黒っぽい。「歌にあるような純粋な赤色を生み出したい」と、濃いピンク色を掛け合わせて研究した。鮮明な赤い花が咲かず、あきらめかけた三年前、一本だけきれいな赤色の花が。今では千株まで増え、咲き始める十二月に向け、種の採取に励んでいる。「長いツルを下ろしたり、ヒゲを取ったり手が掛かる。真っ青な色も生み出したい」と、話している。

スイートピー(ビビアンレッド)
http://blogs.yahoo.co.jp/ramukomjp/32720544.html


Bateson等の Experimental studies in the physiology of heredityを発見しました。
どこかに品種が書いているかもしれません(気力がなくて確かめていません)。
42ページからです。
よかったらどうぞ。
http://www.scribd.com/doc/70256249/4/Experimenta …
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この回答へのお礼

すごいです。ベーツソンの論文やモーガンの論文まで紹介してくださるなんてびっくりです。
ありがとうございました。ベーツソンのペーパーによると、メンデル実験で用いられたと予想されるgarden peaなるスイートピーを使用したみたいですね。

お礼日時:2012/01/21 14:30

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