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三相モータをインバータ駆動しています。
60Hz運転した時と30Hz運転した時のINVの表示値が下記のようになりました。

60Hz・・・205V、2.04A、0.56kW
30Hz・・・110V、1.58A、0.11kW

60Hz時
205V×2.04A×√3×モータ効率=0.56kW
モータ効率=0.773
30Hz時
110V×1.58A×√3×モータ効率=0.11kW
モータ効率=0.365 
という考えでいいのでしょうか?

力率も考慮したりするのでしょうか?

A 回答 (5件)

1)モータの力率


モータの消費電力(モータ入力電力)は一般的に次の式により計算
できます。

モータの消費電力(W)=√3×電圧(V)×電流(A)×〔力率(%)÷100(%)〕

力率を求めたい場合は次の式により計算できます。

力率(%)=モータの消費電力(W)÷〔√3×電圧(V)×電流(A)〕×100(%)

なお、インバータ運転の場合は、各周波数に於いてインバータパネル
に表示されている値を使用します。
通常の測定器を用いた値ですと誤差が生じますので、注意が必要です。
これにより質問で示された値はモータ効率ではなく、力率となります。

2)インバータ運転時のモータ効率
モータ効率を求めたい場合は、モータ消費電力(W)とモータ出力(W)
を次の手順により測定し、計算します。

(1)モータ消費電力(W)はインバータの表示パネルにて表示される
消費電力の値を使用します。
(或いは、専用の測定器により測定します。)

(2)モータ出力(W)は次の測定器を使用して、(1)式から計算して
求めます。

(a)モータと負荷装置の中間にトルク計を設置します。
・負荷装置を設定した条件により運転します。
・トルク計により負荷装置のトルク[N・m]を測定します。

(b)モータ軸の回転速度[r/min]を測定します。
・トルク測定と同時に回転速度計によりモータ軸の回転速度を
測定します。

(c)モータ出力は上記の測定値を(1)式に代入して計算します。

モータ出力(W)=(2×π/60)×回転速度(r/min)×トルク(N・m)---(1)

(3)モータ効率の計算
インバータによる60Hz運転時および30Hz運転時の個別に測定し、
モータ効率を(2)式により計算して求めます。

モータ効率(%)=モータ消費電力(W)÷モータ出力(W)×100(%)--(2)

なお、モータ効率を測定、算定する場合の測定図を添付しましたので、
参考にして下さい。
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ANo.4にて測定図が添付されていないようです。


測定図を追加補足します。
「インバータの表示値」の回答画像5
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貴方の計算をしているのは効率ではなく力率です




インバーターの表示値はモーター入力であり、モーターの効率は モーターの軸出力÷モーター入力です。
60Hz・・・205V、2.04A、0.56kW
30Hz・・・110V、1.58A、0.11kW

モーターの軸出力(回転数とトルクより求める)は一般的には測定できません、モーターメーカーでは性能が明確な発電機の様な擬似負荷を使い測定しますが---

力率を簡単に説明する事は困難です、下記を参考に
http://denk.pipin.jp/jitumu/rikirtu.html
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計算した電力は、VAですね。

皮相電力です。
実際のモータの電力は、W(有効電力)を計算しないと効率は出ません。
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 モータ効率とは、モータに入力する電力に対する仕事量の割合なので違います。




 モータ効率=モータの仕事量÷モータに入力する電力(有効電力)
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