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赤ちゃんの肌の薄さを強調するために、
「赤ちゃんの肌の薄さは大人の2分の1」…というのを頻繁に聞くのですが…

厚さが2分の1、というのなら分かるのですが、
薄さ2分の1、だと逆の意味になりませんか…?

でも、大手のCMでもそういう表現がされているので、私の認識間違いかもしれないと思い、質問させていただきました。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私は質問者さんの違和感に感心しますヨ。



基本的には、「薄さ」も「厚さ」と同じ、「厚み」と言う意味で使用することは可能です。
「薄さ2分の1」は「厚さ2分の1」と同じですから、間違いとまでは言えません。

しかし表現上の問題が原因で、質問者さんの様な誤解を生じる可能性が、充分にあると思います。
誤解を生じる原因は、「薄さ」が単位など定量的な言葉・表現では無く、感覚など定性的な表現だからですね。

「暖かさ」「暑さ」が半分になれば、寒く涼しくなりますし、逆に「寒さが半分になった」と言えば、暖かくなったと解釈しますから、「薄さが2分の1」も同じ理屈で、そういう解釈も出来る表現であると言うことです。

CMですから、各種チェック(校正,検閲など)を受けた上でそれらをパスし、また伝えたいニュアンスが最も伝わると考えた上で、意図的に「薄さ2分の1」と言う表現なんでしょうけど、実際に質問者さんの様な方がおられるワケで、適切な表現か?と考えると、個人的には少々疑問です。

言いたいコトが「薄い」ですから、「厚い」を類推する表現を避け、薄いコトを強調するため「薄さ」を用いるとか、「薄さが薄い」的な表現は避けたいのは判りますが・・。

より正確に伝えるには、「厚みが2分の1」が最も正確で、次いで一般的に「厚み」とほぼ同じ意味で用いられる「厚さ」、最後が「薄さ」ではないか?と思います。

ニュアンスを重視し、正確さを犠牲にした表現と言っても良いかと思いますよ。

「赤ちゃんの肌の厚みは大人の2分の1」と言う表現でも、特に問題があるとは思わないので、敢えて「薄さ」とした理由は、ちょっと判り兼ねますね。
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厳密に言えば、質問者様の言うとおり「薄さが1/2」なら2倍厚いということになります。



しかし「日本語」は一般的、そういう厳密な言い回しを好みません。日本語は「主題優勢言語」と言って、文章中の主題が明確なら細かい文法はこだわらない、という特徴があるからです。

同じ主題を英語でやったら間違いなく、2倍厚い、という意味に取られるでしょうが、日本語では「赤ちゃんの皮膚は薄い」→「ではどのくらい薄いか」→「大人の1/2しかない」=大人の1/2の薄さ、という表現になっているわけで、主題が明確である以上、文法的に間違いとはいえませんし、またこの表現を聞いて「大人より2倍厚い」と受け取る人もそれほど多くはないといえます。

もちろん、技術用語や科学用語として記載される場合は、明確に誤りといえますが、日常会話としては「主題」が明確である以上、問題とはいえません。

気になるというのはわかります。
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形容詞に「~さ」をつけて名詞にする場合、


尺度を表わす形容詞の場合は大きいほうの形容詞を使って「さ」をつけるのが普通です。
「高さ、広さ、大きさ、厚さ、深さ」などみなそうです。
普通小さいほうに「さ」をつけると違和感を感じますね。
ご質問の事例は私にもなんとなく変な感じがします。でも逆の意味にはまでとは思いません。

それでも小さいほうを強調したいときには小さいほうに「さ」つけることがあります。
たとえば、

「薄くしてください」
「もっと薄くしますか」
「まだそれでは厚すぎるね。その半分くらいの薄さにしてください」

「この部屋では狭すぎますか」
「いや、この狭さが気に入ったね」
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この場合、厚さも薄さも同じ意味になると思います。


ただ、薄さというのはわずかながら違和感のあるいいかたですね。
個人的には薄さという言葉は口に出てこないと思います。
#意味はわかりますが・・・
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