屋根のディテールで質問です。
広小舞って断面を見るとたいてい野地板側から軒先側へ行くほど厚みが太くなって勾配が付いていますがあれは何の意味があるのでしょうか?
野地板と同じ厚みでは駄目なのでしょうか?と言うか同じ厚みのものも見ますし。

あと、のし瓦等の納まりですがなぜ漆喰が使われるのでしょう?
伝統もいいですが地震が来たらガタガタになってるのをよく見かけます。
とは言え有機系の材料では瓦との耐久性のバランスを考えると厳しいかもしれませんが
基礎パッキンのようなものを利用したりSUSの金物を利用したりと
なにか乾式の接続方法って考えられないものなのでしょうか?
今時、重くて脆性的な材料の漆喰や土ってっていつも思うのですが。

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A 回答 (2件)

軒先の納まりは 各地方に依ってまちまちですが 基本的には ”瓦座”が有る場合は 広小舞は同じ厚みになります。


瓦座を少し内側(1~1.5寸 30~45mm)に打って 出来たギャップに漆喰を塗り込める事も有ります。

伝統的に瓦棟や水切りのし瓦は 葺き土(なじみ土)で 固定します。
 50年程前は この部分に使うなじみ土は 現場で事前に良く練って 練り込んだ藁が充分に腐り なじみ土自体に粘りが出た物を使いました。粘りけの出たなじみ土は ぷりんぷりんで のし瓦も 1日に2段しか積みませんでした。ある程度なじみ土が硬化してから 次ののし瓦を積んだのです。

出来上がった棟土は 非常に堅く コンクリート並の強度が有ったのです。勿論防水性能も高かったのです。
建て売り住宅やが売れだし、住宅建設が多くなってきて 屋根土用の ”粘土土”(関東では 荒木田)が不足し 工期も短縮され練り土も 当日分だけ現場で調合する至って 棟土の強度は無くなってしまいました。これで阪神大震災の被害が多くなった原因です。

現在は なじみ土も 山の工場で 1週間以上練り置いた物を使うようになってます。また、棟や水切りのし用に ”南蛮漆喰”が出回っていますので この ”黒色”や”白色”を使う事もあります。このときは 面戸漆喰は塗りません。
寒冷地では 凍結に強い セメントモルタルを基材した物を使う事もありますが、施工中の粘土が弱くて 微妙な調整ができないので 寒冷地以外では 余り使用してません。

よろしければ ”全瓦連” の 屋根工事施工ガイドライン を一度よく読んでみて下さい。

参考URL:http://www.yane.or.jp/
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この回答へのお礼

詳しいお話しありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2012/02/05 20:31

屋根屋やってます。


先ず、軒先の広小舞ですが ”軒先程厚みが有る” のは 屋根材の勾配調整の為です。
  納まり図は http://www.minogawara.co.jp/contents/o01.pdf

特に屋根材に厚みのある物では 野路板より厚み分上げないと 軒瓦がお辞儀します。
ベスト系や金属系では 厚みが殆ど無いので 野地面のままでも 何とか収まりますが
瓦等では納まりがつきません。

次に 棟のし瓦下の ”漆喰”ですが 単なる化粧です。
漆喰が無くて漏りません。漆喰を塗りだしたのは 建て売り住宅が始めで他との差別で
使われ出したのですが、”漆喰”が無いと雨漏りするとの ”都市伝説”的な状態になりました。

プラスチックや金属の物も出回ってますが 面戸部分の形状・寸法は全て異なりますので
瓦取り合いに 僅かなギャップが生じてこれが案外目立つので 余り使われません。

尚、漆喰塗りは瓦屋根屋の職人さんの施工でないと 雨漏りを引き起こす心配もあります。
”屋根の漆喰塗り業者”の口車には充分注意してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

軒先以外の瓦は次の瓦の上に載りますが
軒先瓦は瓦の上に載らないのでその分を広小舞で上げてやるという意味ですか?
持ち上げるのは瓦座がその役目をするのかなと思っていました。
添付図では広小舞がなくて瓦座になっていますが。


漆喰や葺き土は化粧なんですか。
建築材料を工学的に見ると瓦と漆喰等は付着しないと判断できますので
なんだか気持ち悪い組合せなんですよね。
剛性の高い部分でしたら詰め物としてわかるのですが
剛性のない外力に対して変形しやすい部分なので
漆喰や葺き土では曲げ、せん断、圧縮全てにおいて構造的には満足できないので
おかしな組合せだなと思ってしまいます。

お礼日時:2012/02/03 10:54

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