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発達障害の診断で最も重要視されるのはウェクスラー式知能検査のようですが、
知能検査の結果がしきい値以内(動作性・言語性の差)だった場合でも、
発達障害の診断が下りる場合はあるのでしょうか?

A 回答 (3件)

臨床心理士です。



発達障害の診断は、No.1の方が書いていらっしゃるように、「米国精神医学会によるDSM-IV」などの診断基準が最も多く用いられます。
この診断基準では、個別の発達障害について、いくつかの症状(心理、行動上の特徴的なもの)があげられ、それらがいくつ当てはまるかという形で診断を下します。
そこには、知能検査や、発達検査の結果については、含まれていません。
つまり、知能検査などの結果は、発達障害の診断には必須ではなく、あくまでも参考データという位置づけです。

そのため、No.2の方の場合のように、言語性IQと動作性IQとの差が4であっても広汎性発達障害の診断がつくことがありえます(ただし、この差が4というのは、本当に意味のある差というよりも、測定誤差とみなした方がよいかも知れません)。

例外といえるのは、学習障害の場合には、全体として、正常な知的水準があるということと、「高機能自閉症」などで、高機能という診断をつけるためには、正常水準の知能を持っていることが前提となることくらいです。

以上、他の方々のご回答でも十分かとは思いましたが、あえて補足させていただきました。
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私は、言語性と動作性の差は4とあまり差はありませんでしたが、広汎性発達障害と言われました。


参考になればと、私の検査結果の写メ貼ります。
見れなかったらすみません。
因みに青い線が平均値です。

参考URL:http://beebee2see.appspot.com/i/azuY9r_fBQw.jpg
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支援学校教員です。



可能性はあります。

発達検査は重要視されていますが、それと併せて「WHOによる国際疾病分類であるICD-10」や「米国精神医学会によるDSM-IV」が診断基準となります。
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