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大人になってからアスペルガー症候群の診断をされた方、教えてください。

(1)診断を受けてよかった点、または悪かった点を教えてください。
診断によって、日常生活上で困難な点の改善法は見つけられましたか。

(2)どこの病院で診断を受けましたか。
日本全国どこの地域でもかまいませんので、具体的な病院名を教えてください。
地域の発達障害者支援センターに問い合わせて、教えられた病院に行きましたが、
その病院は大人を診断することには否定的でした。

どちら一方のみの答えでも結構です。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

1は本人じゃないので答えられないです。


2について、
主人が当事者で私が一緒に行ったのですが、私も発達障害支援センターに教えられた病院にまずかかったのですが、大人の発達障害診断には積極的ではなく、結局かなり遠回しな言い方だけで終わってしまった経験があります。皆さんよく発達障害支援センターに聞くように回答されますが、絶対ではないなと残念ながら私は感じています。具体的な所は昭和大学鳥山付属病院がいいようですよ。うちは行けそうにないですが、本も出していることから情報を得ました。参考まで。
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いくつかの回答は、皆さんが答えていますので、私は発達障害者支援センターのことを書きますね。


発達障害者支援センターは、国、県、中には市の委託を受けて開設しています。
職員は、地域の福祉施設の方が相談を受けています。
電話での応対は、基本的には行わないのが普通です。なぜ?
発達障害者はここ特徴があるため、面談をしてその特徴に沿ったアドバイスをするようになっています。お手軽な電話での相談は、本当に困った人が行う行為ではないと思っているからです。今では個性までが発達障害と思い込み、また素人がアドバイスするため頻繁にかかってくる場合があるからですね。
面談をして、障害があった場合は適切な医師、病院を紹介してくれます。
医師が大人になってから発達障害、特にアスペルガー症候群を診察及び認定したくない訳があります。
今まで特に問題なく社会生活を送ってこられた方たちに対してはしません。
自分一人では到底社会生活を送れない方や、生活において人の手助けが必要と認めた方たちが基本にあります。
これは手帳を申請する場合にも大切な事柄なのです。
アスペルガー症候群の場合は、特徴を知りその対処方法を訓練することで、障害枠から外されることが可能だからです。
他の障害者は、必ず誰かの手助けが無くては生活(一人)が出来ない障害があるからです。アスペルガー症候群の場合は、他の障害者と比べても訓練をすることで自活が出来る場合が多いからですね。

安易な考えでの利用(電話)は相談員に対して失礼だと思わなくてはなりません。
必ず面接を受けて、困ってることなどを相談にのってもらうように心がけましょう。それが社会常識です。
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No2です。


生活改善のきっかけとなってくれたのは障害者手帳の取得が出来た事です。

最初は障害者雇用だけを目的に取得したのですが、手帳のおかげで保育園の利用が出来たり、ホームヘルパーさんに来て頂いたりの福祉制度利用に恵まれました。
私が手帳取得したのは随分前で、その頃は知的障害や二次障害の無い発達障害に手帳交付する自治体は珍しかったのですが、今では結構増えてきています。
診てくれる医師さえ見つかればダメ元で申請してみる価値はあると思います。
医師が福祉制度を知らない以上は、診断のメリット/デメリットを決めるのは医師ではありません。

その肝心の医者探しですが、私の住む地域の支援センターでは医者紹介をしていないそうです。
以前は紹介もあったのですが、発達障害の概念がメジャーになり受診希望者が診察可能な医師をキャパを超えた為に新規患者受け入れ拒否となったとか。
時間がかかっても紹介してもらえるだけマシかも知れません。
テレビの不安をあおる放送の仕方に一因があると思うのですけど。


二次障害と合併症は異なります。
二次障害は、一次的な障害(発達障害)の為に精神状態が悪くなって起こる精神的理由からの疾患。
合併症は発達障害が無かったとしてもある持病。
それらの持病の中でも発達障害があると起こりやすいと言われるものがあり、その”起こりやすい持病”を指して合併症と回答しました。
合併しやすいと言われるのは、
・発達障害同士(アスペルガーにADHDを合併とか)
・てんかん
・チック
です。

二次障害では
・うつ病
・強迫性障害
・対人恐怖症
がよく言われます。


医師は基本的には治療をするのが仕事なので、福祉制度に関しては驚くほどに知らない人が多いです。
医師よりも、既にその制度を利用している当事者に確認した方が良いです。
自治体による差異が大きいので、全国にあてたネットより、近隣の当事者が集まる自助グループを探して参加、直接尋ねられる方が確実かと思います。


診断を得たあとに周囲の人の理解を得る方法ですが、
私の場合は、まず話す相手を吟味する事。
そして、話す時にあまり診断名を押し出さずに不得意な内容を具体的に話すようにしています。

「アスペルガーです。」と伝えて理解を得られないって話を見聞きしますが、伝えられた人にとっては、
「だから何?」とか「じゃあ どうしろって言うの?」ってなると思うんですよね。

本当に言いたい・知りたいのはアスペルガーの診断を受けた事実じゃなくて「アスペルガーの障害があって○○が苦手」の○○の部分だと思います。
更に重要なのは「○○が苦手だから△△して欲しい」
と相手に具体的に要求を伝える事。

・アスペルガーだから:援助を要求する根拠
・○○が苦手だから:苦手な部分を説明
・△△:援助して欲しい方法を具体的に指示
上記3点がセットで相手に不快感のない援助をしてもらえる気がします。

でもね、実は1個目の「アスペルガーだから」ってなくても意外と問題ないんですよ。
「○○だから△△して欲しい。」これだけ。
これなら医者が見つからなくても十分可能です。
実際に私は診断名を伝えたくない相手には このように話しています。

この○○や△△の部分は、もしfrederick2さんがアスペルガーだったとしても きっと私とは違います。
それほどに個人差のある障害ですので。

自分自身の特徴を研究する事で何とか相手に伝える事が出来るようになってきます。

お勧めの本は?との事ですが、以前はたくさん読んでいたのですが、ほとんど為になる物はないとわかり最近ではあまり読みません。
しかも皮肉な事に、”当事者”と呼ばれる人達が書いたものが一番役に立たなかった。。。

唯一良かったと言えるのは『アスペルガー症候群・高機能自閉症』-佐々木正美 著-です。
自分研究の一助になる本だと思います。
発達障害児を持つ保護者向けに書かれているようですが、大人に当てはめて読んでも支障はありません。
内容は濃いのにページ数は薄くて安くて読み易い。
一般の書店には置いていないようなので、下記サイトからどうぞ。
https://www.space96.com/php/user/item_detail.php …

この回答への補足

acorn_001様、再び回答をくださり、どうもありがとうございます。
お礼欄だと文字数が足りないため、補足欄からで失礼します。
こんなにいろいろ教えていただき感謝しています。

医師が福祉制度を知らない場合は多いのですね。
確かにそこまでは業務の範囲外ですね。
自治体の福祉制度は、自分で自治体に問い合わせてみようと思いました。
近隣の当事者が集まる自助グループも、インターネットで探してみようと思いました。
選択の判断を誤って怪しげなグループに参加してしまわないかと、不安でもありますが…。

私が今回診てもらった医師は、大人のアスペルガー診断に否定的ではありましたが、完全拒否というわけでもありませんでした。
最終的に診断を受けるか受けないかは、リスクを承知した上で、自分の判断で決めてという感じです。
なのでその医師に診断してもらうことは可能なのですが、何となく信頼感を抱けません。
たった一度の受診時の印象だけで、相性が悪いと見切るのは早計でしょうか。
とは言っても、ここまでくるだけで疲れていて、他の医師をまた新たに探す気力もないかもしれませんが。

二次障害と合併症の違い、わかりました。
合併症のほうは、脳の検査をすることで分かることがありそうですね。

周囲の人の理解を得る方法も、とても参考になりました。

まず話す相手を吟味する事が重要ですね。
私は自分以外の大抵の人のことを、自分よりは賢く理解力があり、思いやりもあると考えているため、
(自分があまりにも他人の気持ちを分からない、想像力がないせいかもですね)
つい、迷惑をかけてしまっている人みんなに、申し訳なさから言いたくなってしまいそうので、気をつけます。

診断名をあまり出さずに、具体的に「○○が苦手であるから、△△して欲しい」とお願いすることも考えて見ます。
うまく伝えられるような内容をよく考えてみます。
でも診断名を出さずに言うと、ただの甘えととられないか少し心配です。
たとえば、職場で「音で言葉を理解するのが難しく、電話が苦手だから、電話応対は免除してほしい」などとは言えない気がします。
苦手だからと避けているからいつまでも苦手なんだ、やる気がないだけだ、等思われそうです。
かといって医師の診断があるという根拠を出して、精神障害者として扱われるのも別の意味でつらいのかもしれない。
それどころか派遣社員なのでクビになってしまうかもしれない。
などとマイナス方向へ考えが行ってしまいました。

本も紹介してくださって、ありがとうございました。
当事者が書いた本、私もあまりピンとくるものに出会えてません。
研究者や医師が書いた本でも、読んだら絶望的な気持ちになるものがあったりして困ってました。

実は佐々木正美氏の、別の著書を読んだことが、はっきり自分がアスペルガー症候群かもしれないと思い当たったきっかけでした。
とても暖かい目線で書かれていたので、おかげでその最初の時点では絶望せずに済みました。
その本によって、自分が今までずっと何に困っていたのか、やっと分かったので、佐々木氏の別の著書は図書館等でも探していました。
書店では扱っていない本があったのですね。
ぜひ読んでみようと思います。

本当にどうもありがとうございました。

補足日時:2009/11/14 21:16
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病院名は伏せさせて下さい、ごめんなさい。



私が診断を受けて良かった点は、人の援助を依頼する時に、はっきりと「障害があるので不可能な事がある」と言えるようになった事です。
そのおかげで過剰な無理をする事が減りました。

そして、私の住む自治体では知的障害が無い発達障害者も障害者手帳の交付を受ける事が出来ます。
手帳の交付を受けて、各種福祉制度を利用するようになってから生活の改善が出来ました。

これは私の場合です。


自治体によっては二次障害が無ければ手帳が出ないとか、人に障害がある事を一切言わない!!って人もいますが、その場合は自己診断と全く違いはありません。
受診料の無駄だと思います。

診断が生きてくるのは周囲の人や公的機関へ助けを求めた時だけです。
自分の中だけに留めておくのなら、今は本もたくさん出ていますので、独学で改善可能です。


あと間接的なメリットとして、まともな病院ならば、”今ある症状が他の疾患を起因としない”と除外診断する為に様々な検査を行います。
発達障害に合併症を伴うパターンが結構あるのですが、私の合併症も この最初の検査で見つけてもらいました。

発達障害を疑って受診しなければ合併症の発見は遅れていたと思うので これは自己診断ではありえないメリットだと思います。

この回答への補足

お礼欄からの続きです。長くてすみません。

自分の中にだけとどめておくなら、本などで独学も可能とのことですが、回答者様の生活の改善の役に立った本の題名は教えていただけますか。

いま私の最も役立っている本は、『あなたがあなたであるために-自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド』吉田友子著という本です。

間接的なメリットとして、合併症が発見されることとありますが、自覚のなかった症状が発見されたのですね。
私は今となっては二次障害と思われる症状に10年以上悩んできましたが、アスペルガー症候群かもしれないと自覚した時点で、その二次障害は小康状態になって治まっています。
合併症と二次障害は異なるものなのでしょうか。

診断を受ければ、自分のどこが努力では治らない点で、どう対策をとればよいかヒントを得られるという希望をもっているのですが、そうでしょうか。

診断を受けなければ、もしかしたらアスペルガーは自分の思い込みで、努力できないことへの言い訳かもしれないと思い続けるかもしれない。
でも医師が診断は受けない方がいいと言った理由にも納得できる。

診断を受けるか受けないかで堂々巡りをしています。

まとまりのない、しかも質問ばかりのお礼になってしまい申し訳ありません。もしさらにお答えいただけることが1つでもありましたら、ありがたく思います。

補足日時:2009/11/13 22:21
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。

自治体によって対応は大きく異なりますね。
回答者様の自治体がうらやましいです…。
生活を改善させることができた福祉制度とはどんなものなのでしょうか。

こちらの自治体は遅れていて、対策は全くないようです。
県の発達障害支援センターですら、頼りになりませんでした。
支援センターに成人のアスペルガーを診断できる病院名を問い合わせたら、たったそれだけの答えをもらえるまでに3週間もかかりました。
しかもそのとき2つ病院を紹介されたのですが、そのうちの1つには、アスペルガーを診断できる医師はいませんでした。
そのためもう1つの病院に行った所、質問に書いたように、大人がアスペルガーの検査を受けるのはやめたほうがいいと言われたのです。

その医師は、あえて自分に障害のレッテルをはらなくても、個性として受け容れていった方がいいと言いました。
医学的な検査を受けると、かえって傷つくことがあるとも言いました。
大人には子供のような訓練の場もないのでメリットはないと。

この地域では診断されても公的機関からの援助は得られません。
回答者様が、人の援助を依頼する時に、はっきりと「障害があるので不可能な事がある」と言えるようになった事は大きなメリットだと思います。
公的機関ではなくても、周囲の人に助けを求めたい気持ちもあるのですが、理解してもらえなかった場合のことを考えると、恐ろしいです。
どのようにしたら理解を得られるのでしょうか。

文字数が足りなくなってしまったので、補足欄に続きを書かせてください。

お礼日時:2009/11/13 22:20

私はアスペルガー症候群ではなく、うつ病患者です。


アスペルガー症候群と思われる方と精神科で接していたことがありましたので、お伝えしたく思い書き込み致します。

私は一時期うつが酷く悪化し、精神科に三ヶ月ほど入院をしておりました。

入院先の病室は二人部屋で、隣のベッドだった方がアスペルガー症候群であると思われました。

基本的な治療は、私と同じく投薬と規則正しい生活および食生活です。
その患者さんは、無口ではありましたが、医師から言われてか自発的にかは分かりませんが、OT(作業療法)などには参加しておりましたね。

一ヶ月くらい過ぎたあたりから徐々に変化が見られ「何かに固執すること」や「隣の物音(つまり私の物音)が酷く気になること」などが傍目からも改善していっていました。
しかし、食事などは私が退院する時まで自分の病室で食べていました。
「治す」というよりは「その障害と付き合っていく」という治療方針だったのかも知れません。(そのあたりは私は推察するしかできませんが)

表情のこわばりは、一人の時はそうでもないようでしたが、私が隣にいる場合は少々ありました。が、二ヶ月くらいでそれも収まっていましたね。

本が好きで、たまに母親と思われる方と書店へ買い物へ行っておりました。帰ってくると本をずっと読んでいる感じでした。
また、最初は母親とも会話がほとんどない状態でしたが、多少の雑談はできるようになっていました。
看護師さんや薬剤師さんとも多少ぎこちなくはありましたが、会話をしておりました。

ですので、改善されていった点をあげれば、そうした多少のコミュニケーションや生活習慣の改善、そして周囲の物音や話などへの固執や執着心が和らいだことでしょうか。
悪影響に関しては分かりません。

1の質問に関してはこのような事例がありました、ということだけお伝えしておきたく思います。

2の質問に関しては、私が入院していた病院を挙げてしまうと何かしらの弊害がある可能性がありますから、控えさせて頂きます。ただ、精神科でもアスペルガー症候群のような患者を扱うこともある、ということだけお伝えさせて頂きます。
なお、入院しておりました病院では、老化に伴う健忘症、痴呆症などのご老人が入院するための施設が併設されてありました。

この情報がお役に立てば幸いです。
以上、失礼いたします。
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この回答へのお礼

回答どうもありがとうございます。

質問のしかたが悪かったために、回答は誰からももらえないと思っていたところでしたので、回答をいただけてありがたかったです。

同室だった方は入院生活によって改善されたところがあったようなのですね。

お礼日時:2009/11/12 00:09

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