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一昨日の日銀追加金融緩和決定により早くも1ドル80円に近づきつつありますが、どうしてもっと早く行わなかったのでしょうか? なぜ、もっと早く行えなかったのでしょうか? 意味もない単独介入でお金をどぶに捨てている間にできたと思うのですが??
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

No4です。



関連する国会質疑を見つけてきたので参考にしてください。

参考URL:http://ameblo.jp/renho38/entry-11168142216.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
山本幸三氏の言っている内容は、私の質問に近いようにも思われますが、安住財務大臣に対してわめき散らすのは筋違いではないでしょうか?
まあ、安住大臣が素人なのがわかって良かったですが。

私もたしかに“米国並みの金融緩和がなぜできないのか?”と書きましたが、社会主義の中国や怪しげなサブプライムローンを世界中にまき散らして金融バブルを引き起こした米国の数字をそのまま持ってきて日本の数字と比較しようとする山本幸三の思考回路は全く理解できません。

一点、面白かったのが、バーナンキがインフレターゲットと言ったとか言わなかったとか。

そんな事、全くどうでもいいですね。
外国人が言ったことを国会で訳して大騒ぎする暇があったら、自分の国のインフレターゲットについて真剣に考えろという事です。

●私個人的には、現状は短期的な投機筋の円売りと捉えております。
数日で75円に逆戻りとかにならなければ良いのですが??

お礼日時:2012/02/18 14:30

No.3ですが、ちょいと追加です。



私の考え方と、全く同じ考え方を示している動画を発見したのでご紹介します。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16998757

出演者は麻生さん^^

麻生さんが言っている日銀に対する考え方こそ、まさしく、

「日銀金融緩和、なぜもっと早くできなかったの??」

という問いに対するピンポイントの回答です。
一度ごらんあれ。(о´∀`о)ノ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
残念ながら、麻生氏は全く評価しておりません。

>株価が上がれば、彼らは株が欲しいはずですから、まずは円のレートを下げ、より安く円を
買えるようにしよう、と考えます。円を大量に保有しているはずなので、レートを下げるこ
とはきっとそれほど難しいことではないのではないでしょうか。

円が安くなれば再び円が買われ、円は再び株に向かう(円高になる)。株が高くなると利益
確定のため、株が売られ、円が売られる(円安になる)。円が売られると・・・という流れ
が続き、やがて株や為替は安定すると思います。

についても、現状を見る限り少しちがっているように思いますが。

お礼日時:2012/02/18 13:59

タイミングが疑問なのだとしたらお答えします。



今国会の予算委員会で自民党勢が政府財務省と日銀白川総裁を呼び出して猛烈バッシングですから。

集中的にインフレターゲットを定めろと質問されて完全に自民党が勝っていました。
白川や財務官僚の言い訳もまったく通用してません。


また、安倍元総理らが日銀にインフレターゲットを定めるように請願書を出しました。


今国会の茂木議員の質疑などがオススメです。ニコニコ動画で見られます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/18 14:33

>日銀が、折を見て、同様の金融緩和を再度行う事は可能でしょうか?


可能だと思います。とは言え、まずは現在の株価の動向を見守る必要があるかと思います。

株が上がると円が下がるのは、そもそも日本株を動かしているのはその大部分が外国人投資
家つまり、「外資」であることと関係があります。

買相場の3割、売り相場の3割が外資で、動きのある日本株のうち、実に7割が外国人投資
家の保有です。加えて現在の円高は円キャリートレードの反動。つまり外国人投資家が大量
に円を買ったことが原因です。

彼らは円を保有するとき、円のままでは利息も掛かりますし、利益が出ませんから、普通は
株として保有しようとします。東日本大震災後の動きとして異常だったのは、それほどに大
量の円を保有しているはずの外資が、一向に株に向かおうとしなかったことです。

株価が上がれば、彼らは株が欲しいはずですから、まずは円のレートを下げ、より安く円を
買えるようにしよう、と考えます。円を大量に保有しているはずなので、レートを下げるこ
とはきっとそれほど難しいことではないのではないでしょうか。

円が安くなれば再び円が買われ、円は再び株に向かう(円高になる)。株が高くなると利益
確定のため、株が売られ、円が売られる(円安になる)。円が売られると・・・という流れ
が続き、やがて株や為替は安定すると思います。

私は株が上がれば円は安くなる、と元々思っていましたし、私如きに想像が付くくらいです
から、日銀も円が安くなることなど折り込み積みだったと思います。

元々市場には円が有り溢れていたわけですから、原動力さえきちんと提供されれば、わざわ
ざ日銀が介入せずとも自動的に株は高くなり、円は安くなるでしょう。

日銀の今回の行為は、「誰もが予想していないタイミング」であったからこそ今回のような
効果が生まれたのです。お伝えしたように、今回、日銀はびた一文お金を使っていないわけ
ですから。自立的に回復するのであれば、わざわざ通貨が有り余っている市場に、これ以上
日銀が資金を突っ込む必要などないでしょう。

次の役割は日銀ではなく政府です。株が上がる、円が円安に振れる。こういった事象が発生
したとしても、その資金が民間に還元されなければ恩恵を受けるのは企業だけ。

国民は何も好況感を味わうことができません。

何より、株価や為替は、その殆どを外資が操作している以上、この2項目に頼っている間
は、「外資依存」なのです。これでは、また再び海外で何かとんでもない事件が起きたと
き、またリーマンショックの時と同じような自体に陥るのです。

ですから、株高や円安という原動力を推進剤に、今度は市場が自力でお金を回転させられる
ような、何か目に見える具体的な政策が必要なのです。

多分、日銀は何らかの兆候で株が再び値下がりしそうな気配を見せたら、おそらく速やかに
量的緩和を実行するでしょう。しかも今回のように「基金を設置する」などというごまかし
のような日銀政策ではなく、震災後に日銀が行なったような、思い切った資金注入です。

もちろん82兆円とか、105兆円とか、バカみたいな金額はさすがにやらないでしょう
が。

ですので、日銀が再び資金注入を行わなくても済むようにするのは政府の役目。
大事なのは日銀が単独で動いたり、日銀に連絡をせず、勝手に政府が動いたりするような事
をせず、お互いに連携をとって金融政策や財政政策を行うこと。

景気回復のために、これ以上効果のある方法はないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/20 02:59

na5toさんに質問です。



今回行われた日銀による追加金融緩和は、na5toさんも質問文中に記されているとおり、
「追加」金融緩和です。

現在の55兆円という融資枠に10兆円追加して、65兆円の融資枠に拡大しました。
融資枠、と言うより、国債の買取り枠ですが。

では、そもそもその追加される前の買取枠である55兆円は、一体いつ設定されたもので
しょうか。

これは、2010年10月。菅直人政権の当時、財務大臣は野田氏でしたが、このとき、
ヨーロッパのギリシャショックが原因で、日本円はどんどん値を釣り上げていました。

このとき、「注視して見守る」ことしかせず、一向に何の経済政策も財政政策も執り行おう
としない政府に変わって、日銀がドルに対して円が80円を下回る値にまで値を上げたとき
に行った日銀政策です。

このとき、日銀は買取り枠の設定だけではなく、当時0.01%であった政策金利を0%~0.01%
にまで引き下げ、更に銀行が日銀にあずけている「預金準備率」の割合の引き下げにも言及
し、今以上の金融政策を執り行っています。

おかげで円は上げ止まり、80円辺りで落ち着きました。

一方、東日本大震災の時には、震災発生直後、日銀は電光石火の対応を行い、震災発生から2日後~3日後には市場から短期金融証券の大幅な買取を行い、執行後1週間で82兆円、
2週間後には総額105兆円の買いオペを実行しています。

このとき、為替相場は大幅に上昇し、ヨーロッパ市場では日銀がこの金融政策を行った翌日
には一時一ドル76円台にまで急速に上昇しました。

わかりますでしょうか。
ギリシャショックの時に行った金融緩和では為替相場は上げ止まっただけ。

震災直後に行った金融緩和では逆に為替は急速に上昇しました。

このことからもわかるように、日銀政策は、その時の市場の動向や情勢により、行った日銀
政策のもたらす結果は様々に変容するのです。

もし、今回行った金融緩和と同じ現象を起こそうと思ったのなら、日銀が金融緩和を行うだ
けでなく、更にもう一つ、何か為替相場を円安に揺り動かすような起爆剤となる原動力が必
要です。私は、それが日本国政府による財政出動である、とこのサイトでも何度も何度も訴
えていました。私のブログでも、です。

ところが、一向に政府は動こうとしない。動く素振りすら見せない。これでは日銀も動くに
動けません。これは当たり前のことです。

今回日銀がこのような金融緩和を行うに至ったのは、それなりの理由があります。

12月、ECBが行った50兆円規模の量的緩和の影響を受け、世界中で株価が上昇する様相を
呈していました。このあおりを受けて、この国でも先先週あたりから株価が上昇する兆しを
見せ始め、2週連続で株価が上昇し続けていたのです。

日銀が今回の金融緩和政策を行なったのは、まさにそのタイミング。しかも、今回の金融緩
和は、10兆円の買取枠を増資しただけで、実際には日銀はびた一文お金を使っていませ
ん。基金ですから、それを利用する金融機関が存在して初めてお金が動くのです。

日銀が行なったのは、為替相場を円安に触れさせることを目的とした行為ではなく、株価を
継続的に上昇させることを目的として行われた行為です。

結果的に株を買うために円の値を下げる動きが発生しますから、株価に連動して円が安く
なっただけで。

ちなみに、為替介入を行うときは、政府の指示がないと行えません。民主党が為替介入を
行った時、日銀の助言があったかどうかはわかりませんが、為替介入を行うのは政府の役
目。金融緩和を行うのは日銀の役目です。
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この回答へのお礼

covanonki様
詳しいご回答、まことにありがとうございました。大変、参考になりました。
追加で質問ですが、日銀が、折を見て、同様の金融緩和を再度行う事は可能でしょうか?

今回の金融緩和は為替相場を円安に触れさせる事を目的とした行為ではないという事ですが、結果として日本としては願ったりかなったりの円安に触れているわけですから、どんどん行って頂きたいと思っております。最大何兆円ぐらいの事が行えるのでしょうか?(1ドル=90円目標で)

>しかも、今回の金融緩和は、10兆円の買取枠を増資しただけで、実際には日銀はびた一文お金を使っていません。基金ですから、それを利用する金融機関が存在して初めてお金が動くのです。

ならば、今度はお金を使って頂きたい。

政府としても円安はありがたいわけですから、政府の役目、日銀の役目などと切り分けないで、米国のように、政府主導でQE1やQE2をやってもいいのではないでしょうか??

日本の政府なんて、無駄なお金を死ぬほど使っているわけですから。

お礼日時:2012/02/17 16:31

森永卓郎が書いてますが、



>そもそも日銀の審議委員は高齢化が著しい。もう人生が終盤に来た人たちは、国がどうなろうと、労働市場がどうなろうと、自分の資産が目減りしないデフレを好んでしまう。

まあ基本、日本の政治は老人のほうを向いてます。公務員も、まあ物価スライドとかありますが、給与UPは今後難しいでしょうから、デフレ好きでしょうね。
しかし、今回のインフレターゲット、今後日銀が本気で政策運営するのか、出来るのか、疑問の声もありますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/17 16:14

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