「お昼の放送」の思い出

需要の価格弾力性が-4で、価格が30%あがったとすると、
需要は-120%つまり-100%を超えてしまいますが、
これはすなわち需要0になりますか?

A 回答 (2件)

もう解決したのであれば、解決済みにしてください。


 
No.1 のstatecollegeさんの回答ではわかりませんでしたか。
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「需要の価格弾力性が-4でいつまでも、どのような条件でも変わらない」のならば、価格が30%あがれば、需要は-120%(それまで需用者だったのが、供給者になって20%の供給になる)のでしょう。
それって、おかしいですよね。 需要が-120%になると、-100%を超えた分は供給に変化するという意味まで包含した価格弾力性ではないのでしょう。-120%になるということはないのなら、「需要の価格弾力性が-4でいつまでも、どのような条件でも変わらない」という言い方が妥当性を欠いていて、「需要の価格弾力性は-4でいつまでも、どのような条件でも変わらないが、需要は0が下限になる」というべきなのでしょう。
これも、きっとおかしいのです。価格が120%安くなることもないでしょう。また、99%安くなった場合、需要が396%増加するのことを意味し、需要の増加が4倍を超えることはあり得ないということを意味しているのか、気になります。
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「需要の価格弾力性は、決まり切った大前提として存在し続ける」と思うことがおかしいのだと思います。
経済学だったら、もうちょっと、普通の状況と照らし合わせて考えた方が良いと思います。
例えば、広告で10%引き、20%引きを見かけます。平常価格より10%引きのときに多く売れる程度と、20%引きのときに多く売れる程度と、30%引きのときに多く売れる程度とが、1:2:3のようにはならないと思いませんか。それに、1000円のものを、950円にして需要が増えたとして、950円のままで売っているとその需要量が続くとは思えないでしょう。
「あるとき」の価格Aから価格A+bになったとき、価格A-bになったとき、価格A+2b、価格A-2b、価格A+0.5b、価格A-0.5bになるときでも、きっと需要の価格弾力性は、それぞれ違うのです。そして、「あるとき」が「別のとき」になることでも、価格弾力性は違うのです。
需要の価格弾力性c(例-4)を、いつでも、どのような変化でも適用できる固定的な比率として使うことに間違いがあります。
ただ、ある範囲のことを推定したりモデルを計算するときに便利だから、そのモデル条件で使う価格弾力性を-4とか設定しているのでしょう。
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需要の価格弾力性eはフォーマルには


  
  e = -(dQ/dp)(p/Q)

と定義される(-の符号は絶対値に転換するために付けてあり、あなたのように転換しないで使うこともある)。 右辺のdQ/dpは需要関数の傾きの逆数(需要曲線は価格pを縦軸に、需要量Qを横軸に測られていることに注意)。弾力性eの値は需要曲線上の点に関して定義されており、その点から価格pが微小量(つまり、ほんのちょっと)変化したときに需要量Qがどのくらい変化するかを測るものだ。微分量dQ/dpが使われているのはそのためだ。あなたの例のような、価格が30パーセントも大幅に変化したときには、微小量の変化とはいえず、適用範囲を超えており、それから計算される需要量の変化には意味があるとはいえない。なお、需要曲線が直線の場合には、dQ/dpが需要曲線上のどの点でも同一なので、価格変化が大幅でも、適用することができるが、その場合でもあくまでも価格・需要量の変化が需要曲線上の範囲内に収まっている場合に限られます。あなたの例の場合は、仮に需要曲線が直線だったとしても、価格の変化がグラフの外に飛び出してしまうような大幅な変化である(第1象限から第2象限へ飛び出している)ため、適用できません。
この例のように、経済学のいろいろな概念には、微小量のとき近似的に成立する結果であるということが多々ある(というより非常に多い)ので注意が必要です。ほかの例としては、私がOKWaveで最近回答した次の例↓をあげることができるので、見てください。

 http://okwave.jp/qa/q7276306.html
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