人生で一番お金がなかったとき

表題のとおりです。
神風特攻隊は自爆テロの一種といえるのでしょうか。
両者の違いを教えてください。

A 回答 (20件中1~10件)

テロというのは、相手に恐怖心を抱かせることによって、自己の政治的目的を


達成しようとすることです。
相手の戦力を攻撃して戦闘能力を奪おうとするのは、戦闘行為です。
ですので、私はNo.8さんに賛成です。

今のイラクで行われているゲリラ戦を、そのように表現せず、テロと表現するの
には、いくつか理由があると思います。

・そもそもゲリラ戦を不法な戦術だとする考え方もある。
・イラクでは戦闘は終結したという建前を通さないと自衛隊を派遣できない。
・攻撃の主体がイラク人抵抗者ではなく、アルカイダのようなテロ集団である
 可能性も少なくない。
・仮に攻撃の主体がイラク人であっても、それはすでにイラク人を正当に代表
 するものではなくなっているので、犯罪者と同列に扱うべきという政治的
 意思が働いている。

こんなところでは。
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こんばんは。


ちょっと気になった質問で、以前にも同じ趣旨の質問がありましたし、・・・再回答です。
「特攻」=「テロ」と言う趣旨の発言をする報道関係者、ライター等のうち、何人が特攻隊の生き残りなどから実際の話を聞いた事があるか、疑問を感じる今日この頃です。
私の身内に某特攻隊での生き残りが居ます・・・。
自分から志願した人間で、試験や適正検査を合格し、実際訓練を受けた人間ですが、高学歴でもちろんお金に困ったとか、次男以下であるからという理由でもないです。(実際食い扶持を減らすために入隊した方も居られるかもしれません。また東北の方の姿勢については解りません)
実際の兵舎での生活は、規則正しく、礼節を重んじたものだったらしく、現在でも、来客への出迎え、テーブルマナーや服装には私よりうるさいくらいです。
覚せい剤の類似物質(ヒロポン等)が、体調の調整に使用された所も有るようですが、彼は自分の隊では無かったといいます。(暗視剤といわれていて、使われた隊もあるそうですが)
当時の特攻機は前回答者様がおっしゃりような粗末なものたったのはたしかです。目標が見えない海洋上を航行する場合(夜間も含め)、コンパスと時計、発煙筒(正式名はわかりませんが)だけを使用し、自然条件から受ける誤差を修正しながら飛行すると言う、高度な技術が必要なので、病的な心理では標的まで到達しないでしょう。もちろん編隊の中にチームワークを破る薬物による中毒が激しい人間がいたら、とても不可能に思えます。
現在となっては、当時の記録は焼却されたり、進駐軍に接収されたりして存在しませんが、#18さんの参考URLのような方々が日記や戦友の記憶を集め、付き合わせ修正しながら、事実を後世にのこそうとされる方々が居ます。

特攻はテロでは無い。しかし二度と有ってはならない行為です。また、特攻隊の方々が精神的な或いは、薬中などの病気だったわけも無いと思います。むしろ、戦時下の究極の、悲しむべき選択だったに過ぎないと思います。
(私は極端に政治的な偏りのある思想を支持しているものではありません)
silkwormも、直接特攻関係の方々(ご老体でも頑張ってホームページを運営しています)にご意見を伺ってみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

この場をかりて。
みなさまご回答ありがとうございました。
たくさんの回答をいただきましたが、ズバリな回答はなかったように思います。
つまり区別は難しいということなのだと思いました。
ただ、両者の違いを知るヒントは得られたと思います。

お礼日時:2003/12/18 00:21

特攻は、戦争法規上禁止されていないので合法的な戦闘行為です。

これに対し、アルカイダなどが行っている自爆テロは単なる犯罪です。両者の違いは、戦争が許された破壊であるのに対し、テロは許されない破壊であることから生じます。
なお、戦争を行うことができるのは国家又はこれに準ずる団体(成立途上の国家など)だけであり、これら以外の組織が行う破壊活動は全てテロ(犯罪)です。
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> 特攻機には自力で離着陸するための


> 車輪もなく、低速で浮力を維持する
> 羽の仕組みがないため、着水や
> 着陸を試みても、高速で激突した
> 衝撃で、中の爆薬が爆発してどっちみち
> 生きて帰ってこられない仕組みになって
> いるんですね。

それは「桜花」の話では?

http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/ooka-history …
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No.16の方の回答補足しますね



特攻隊については日本人にも多くの誤解が
あると思います。戦争映画などでは
ゼロ戦のような飛行機で特攻隊と称する
人達が出撃するシーンがありますが、
これは日本の戦闘機のデータが機密扱いに
なりアメリカに全て没収されたため、
日本人ですら、特攻機なるものの形を
殆ど知らないためです。
 特攻隊の人達は殆ど死んで戻りませんし、
旧日本海軍なの航空機産業に関わった
人達も秘密を守っていたためです。

 特攻機には自力で離着陸するための
車輪もなく、低速で浮力を維持する
羽の仕組みがないため、着水や
着陸を試みても、高速で激突した
衝撃で、中の爆薬が爆発してどっちみち
生きて帰ってこられない仕組みになって
いるんですね。
 十分にまわりを見渡せる窓もなく、
大型輸送機の主翼の下に取り付けられ
離陸し、目標近くで切り離されます。
形から言っても、飛行機というより
ミサイルに近いです。
 コンピュータではなく、人間が乗った
巡航ミサイルトマホークと言えば、
ぴったりだと思います。

 また操縦者の教育期間短縮のため、
搭乗員にも特攻機を目標に正確に
当てる方法しか教えず、恐怖心を
抑えるため、覚せい剤や煙草が用いられた
という記録もあり、これが戦後の
覚せい剤と煙草の蔓延に繋がって
いるようです。
 余談ですが覚せい剤防止法ができる
1950年まで、覚せい剤は薬局で
普通に入手できるものでした。


 ちょっと前まで東北の田舎で野良仕事
していた10代の青年が、大した
飛行技術も教えられず、薬づけにされて
棺おけ同然の特攻機で、目標寸前で
空中で切り離されるわけですから、
No.16の方が言われるような
武士道など存在する余地などないんですよ。
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特攻隊に関するエピソードをご紹介いたします。



終戦の玉音放送があった後、沖縄の米軍基地を目指して特攻隊が出撃しました。一機の特攻機が沖縄米軍キャンプ上空に到達しますが、終戦を向かえ煌々と灯りがともり全く無防備なキャンプを見たこの特攻隊員は操縦桿を反転させ近くの岩礁に激突して果てました。

この武士道精神を賛美するつもりはありませんが、中東での自爆テロとの違いはお分かりいただけるのではないかと思います。
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多分結果的にやっていることは同じだと思いますが、


国家規模で宣戦布告して、戦闘状態でやっているか
どうかという点で違いがあると思います。

ここは想像の域を出ませんが、多分自爆テロを
やっている人達は、アメリカのやり方が納得
できないといった、かなり思想的な行動を
とっているのだと思いますが、神風特攻隊の
場合は1つの軍事作戦だったのです。

別にアメリカが憎いから自殺的な特攻を
したわけではないのです。

ここ10年ほどでアメリカ側から公開された
当時の機密文書からわかったことですが、
1945年8月15日のポツダム宣言受諾後も、
アメリカ本土側では、日本を今のイラクや北朝鮮のような、
支配者に思想的洗脳を受けた国民の国と考えて
いました。ですから政府間で戦争終結が宣言されても、
アメリカ軍が上陸すれば、個人レベルの特攻が続くと
考え、南方の駐留軍を九州側から徐々に様子を見ながら
上陸させていったのです。
 終戦直後、南方で指揮をとっていたマッカーサー
元帥は、アメリカ本土から日本の戦後処理をするため
の最高指揮官を命ぜられ、当然この九州ルートで
上陸するよう言われましたが、独自の判断で
横須賀基地に直接飛行機で上陸したのです。
くわえパイプの写真は有名かと思います。

 戦争終結のわずか2週間後の8月30日の話です。
東京には天皇陛下を守るための精鋭部隊が残って
いましたし、飛行機で行ったら撃墜されるかもしれない。
上陸できても血気盛んな若い兵隊たちに
殺されるに違いないと、このマッカーサーの
上陸案はアメリカ本土から猛反対を受けますが、
日本を分析し尽くしたマッカーサーには
日本人の特攻が続かないという自信があったのです。

 当時の日本側の資料は、アメリカ軍に没収され、
未だに機密扱いのものもあるため、日本側にも
多くの誤解があるようですが、特攻隊の人達は、
表向き、天皇陛下万歳と言っていても、
それが本心ではなかったのです。

当時の神風特攻隊の志願者の大半は、
東北地方の貧しい農家の
次男、三男・・・末っ子の人達でした。

 当時は家長制度の時代ですから、農家を引き継ぐのは
長男で、女性なら体を売るという方法がありましたが、
残された次男以下の男は、貧しい東北の村では
ろくに働くところもなく、まさに穀潰しだったのです。

 神風特攻隊は、終戦間際に半ば思いつきで
行われたいい加減なものという表現をされる
場合がありますが、戦後のGHQの調査により、
経済性と攻撃の効果を十分考えた末の
ちゃんとした作戦であったことがわかっています。

 当時は人権などという考えはありませんから、
高度な戦闘機をつくるより、働きの悪いこの
東北地方の人達を、体当たりするだけの簡単な
構造の飛行機に乗せるというのが最も経済的と
本気で考えれられ、実行されたものだったのです。

 また神風特別攻撃隊の隊員として戦死すれば、
その遺族には多額の年金が保証されていたので

(これは戦後実際に支払われています)
(多額の年金と言っても、戦闘機をちゃんと作る
額より安く済むという計算でした)

貧しい農家の末っ子としては、名誉になるばかり
でなく、経済的に親を助けられる。このまま
自分が生きていてもただ飯を食い続けるだけ
だが、特攻で死ねば、親孝行になる。
これが日本の神風特別攻撃隊の真の姿だったのです。

 南方戦線で日本軍が残した複数の資料、そして
日本兵が残した日記などからマッカーサーは
このことを知り、命知らずの兵隊が守る
神の国ではないことが確信できたので、
横須賀上陸が実行できたのです。

 日本人の命を日本人が金で買っていた
というのが、日本の特攻隊の真実で、
こちらのほうがある意味残酷です。

>両者の違いを教えてください。

 未だにアメリカ軍などにテロ行為が続く
イラクと、マッカーサーが直ぐ来ても
何の問題もなかった終戦直後の日本。
状況が大きく違いますね。
 理由は以上のように、アメリカ軍を
攻撃する理由が違っていたからです。
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こんばんは。



私は特攻については「攻撃」だと思います。「テロ」とは異質だと思います。
太平洋戦争において、
○アメリカ・・・兵器、軍事施設、戦闘要員、及び将来戦闘要員となりうる人間、軍需産業に携わる人間、すべての資源を失わせ、戦争を優位にすすめようとする展開。
○日本・・・戦闘兵器を攻撃対処とし、戦闘要員、軍事施設、兵器工場の施設を破壊し、戦闘力を失わせることで戦争を優位に展開する。
戦争に対する基底の理念が決定的に違います。
特攻自体、民間人を標的とせず、敵の艦船、航空機を破壊する目的です。
テロが己の政治理念を無差別破壊、無差別殺人により、脅迫的に主張、貫徹しようとする行為であるならば、
戦時下、しかも敵国の攻撃を加えようとする艦船等に対し、爆弾を抱え衝突する行為は、果たして「テロ」と言えるでしょうか?
私にはテロには見えません。戦闘行為です。
蛇足ですが・・、
真珠湾攻撃を題材にした映画がありました。あの中で、日本の航空機が市街地を機銃照射した場面がありますが、実際には日本の航空機が市街地を飛んだ記録は無い・・・意図的な演出(ノンフィクションにフィクションが盛り込んだ)が有ったにしても、やはりそれはアメリカの攻撃のスタイルが反映されているのではないかと思います。

自爆テロ・・・明らかに市民が巻き添えを食う事を前提としてますね・・・軍人の殉職より、民間人の死のほうが、政府政権にたいし、市民がクレームを出しやすいわけですし、市民に強いインパクトを与えます。似たようなスタイルですが、日本の特攻とは違うと思います。
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どうも、「自爆テロ」と言う表現がまずいですね。


「イラクやパレスチナ等で行われている自爆攻撃行為(対象は戦時下の敵国で、無差別テロは除く)」と解釈しますね。「無差別テロ」は自爆だろうが命令してやらせようがいずれにせよ問題外であると言うのは衆目の一致するところでしょうから。

現在イラクやパレスチナで行われている自爆攻撃行為は、心理的には神風特攻隊のそれと大きく変わりはないのではないかと思います。自爆攻撃行為も神風特攻隊も、追い詰められてやむをえず行ったことでしょうから。それ以外に有効に敵国を攻撃する手段があるのであれば、もちろんそちらを選択するでしょう。
アルカイーダが貿易センタービルに飛行機を突っ込ませたのも、某国が彼らを追い詰めた所以ではないかと思います。もちろん、無差別に市民を巻き添えにしたのは問題ですけど、某国も太平洋戦争時に罪のない日本国民を何十万人単位で無差別殺戮しています。

ちなみに、私個人としてはこのような行為が発生するのは追い込んだ側に責任があるのだと思っています。例えば、人質をとって立てこもっている犯人がいるとします。そこに警官が強行突入して人質が殺されたら何が問題だったんでしょうか。もちろん、悪いのは犯人ですが、警察の対応がよければ人質は殺されずに済んだのかもしれないのです。

力を持っているからといって、闇雲に力でねじ伏せればいいというものではありません。日本を力でねじ伏せることに成功した某国はそれに味を占め、いまは力で世界をねじ伏せようとしています。この暴挙を止めなければ、自爆テロと呼ばれている行為は増える一方でしょう。
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神風の彼らのほとんどが若者です。


当方にも遠い親戚に出撃予定がが終戦日後であったために生き延びていた人もいましたが死ぬまで「見送った仲間に申し訳ない」といっておりました。
心から「沖縄で食い止めなければ本土決戦になり家族もろともころされると」思っていたようです。
神風のほかにも自爆武器は多数あります。
人が海に潜ってモリかなにかで敵船を爆発させるものもあったようです。回天とは別に・・・

神風が自爆テロかどうか一度鹿児島の知覧町を訪ねられてはいかがでしょうか?

参考URL:http://www.k-mite.com/manga/kogeki/akatonbo.htm
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