電子書籍の厳選無料作品が豊富!

幼少期に遡る心理学理手法は間違っていると思います。「毒になる親」みたいな書籍もトンデモ本だと思います。この手の商法は米国からきたのでしょうか?

自分の記憶を繰り返すと定着して習慣となるから、悪しき感情を生みだす発想は考えるのもやめなさいという主張は多いのですが、なぜ心理学はネガティブ思想を作り出して被害者を続出させているのでしょうか?


 
○スピリチュアルの一部(引き寄せの法則等)------人生は考えた通りになるから邪悪な発想を避けよ

○仏教--------------------現在時点の無常をめざす
○聖書--------------------神から与えられた物に感謝して常に喜んでいる

A 回答 (3件)

私は病名が病人を作っているという側面があると思います。


そもそも精神状態に病名をつけること自体が危険だと感じます。
名前は状態を定着させ、維持させる効果があると思いますから。

実際は患者自身が病名をほしがっているようです。
自分のそれは性格ではなく、病気なのだと思いたいのでしょう。
結果、薬に依存するようになるのだろうと思います。

自分から自分を見るか、神の視点から自分をみるか、
その差は大きいでしょうね。
    • good
    • 0

発想が、そもそも違っています。

ネガティブに陥った人を助けるために、哲学や心理学や仏教、キリスト教が存在します。どうでもいい人を救うために、わざわざ昔の人は、思い悩んだりしてません。
人間が思い悩んだとき、苦しむのを救うために、これらの学問が存在します。宗教も学問です。私から言わせてもらえれば
、めんどくせい学問ですが、馬鹿が一生懸命考えて作った学問です。尊敬します。そこまで考えても結果は、同じでが。私達は馬鹿な生き物です。
    • good
    • 0

>幼少期に遡る心理学理手法は間違っていると思います。



「幼年期に遡る手法」は「心理学的手法」の中でのごくごく一部「精神分析学的手法」を指しているにすぎません。そして、この「精神分析(フロイト派)」は、現在の心理学では傍流もいいとこで「昔の有名人だから、ちょっとはやり方を復習しておきましょうね」ぐらいの扱いです。

現在主流の心理学、例えば認知心理学などでは、「苦悩を生み出す原因は何か → 幼児期の経験である → その幼児期の体験を明らかにしよう」という精神分析学的手法ではなく、「今、苦悩しているという認知を生み出すパターンはどのようなものか → それを避けよう」という、質問者様が上げたところの「仏教:現在時点の無常をめざす」や「スピリチュアルの一部:邪悪な発想を避ける」に近い考えでのアプローチをします。

とはいっても、フロイト派そのものが縮小しても、無意識下であれ、日本人はフロイト先生が大好きだというのも事実のようですね。フロイト先生、というより「人間の性質は幼児期の体験・特に親に規定される」という「神話」が、ということですが。

少しだけこの手の方々を擁護しますと、彼らにとってはかならずしもこれらの手法は「ネガティブ」ではないということです。「毒になる親」の読後感想をみていだければ「救われた」「楽になった」などの絶賛の嵐であることが判ると思います。自分の欠点や苦悩に対して「自分のせい」ではなく「親のせい」であると考えられるのは、確かにある意味「楽」になるのでしょう。

私は彼ら「自称:アダルトチルドレン達」に対し「いい年して親のせいにするな」と非難するつもりはありません。「楽」になれるなら、どんどん親のせいにして構わないとさえ思うし、そうした意味ではこうした「人間の性質は幼児期に規定される神話」も「役に立つ」と思います。

ただ、それで本当に「楽」になったの? なれるの? という疑問はあります。少なくない本では親との「対決」を勧め、それにより親の気分を害し、自分も更に傷つくという悪循環に陥っているパターンも多いように思います。これだったらスピリチュアル系、例えば「鏡の法則」とかの、「内心はどうあれ、表面上は親に感謝している振りをしておけ」の方が、現実的なアドバイスとしては「まし」だと思います。

今はやりのPTSDだのACだのを批判的に考察するのは、メディアの中で少数派なのですが、数少ない良書の中に「怪しいPTSD-偽りの記憶事件」(中公文庫/矢幡洋)があります。ご一読をおすすめします(少しハーマンへの批判が感情的すぎるきらいはありますが…)
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!