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よく自然に思う事や口に出して言う事又は行動は潜在意識の現われだと言われますがこれは本当なのでしょうか?

もしこれが本当だとしたら「あー、痩せなきゃ」と口に出して言えば簡単に出来てしまいそうですが。

「あー、痩せなきゃ」は意識して言っているのではなく本当に自然に出てくるのです。

無意識「潜在意識」への窓になるのが感情「思う事や口に出して言う事又は行動」と言われますが、ここら辺が曖昧です。

分かり易く教えてくれませんか。

A 回答 (4件)

こんにちは。



>よく自然に思う事や口に出して言う事又は行動は潜在意識の現われだと言われますがこれは本当なのでしょうか?

一応、本当です。
潜在意識といいますのは「前意識」といい、文字通り「意識に上る前の領域」です。ここには価値観や性格、体験記憶など、我々の人格の全てがプログラムとして収められています。ですが、プログラムといいますのは動かさなければ結果は出しませんので、それを直接見ることはできません。ですから、このプログラムが働き、導き出された結果が意識に上ったとき、我々はその窓を垣間見たということになるわけです。心理学では一般に、これを「潜在領域」「無意識領域」といった用語で括っています。

記憶というのは前意識と分けて扱われることもありますが、何れにしましてそれも無意識領域であり、如何に自分の記憶といえども意識に上らなければそれは思い出したことにはなりません。意識とはどのようなものであるかはまだ全く解明されていませんが、少なくとも我々の体験や人格などは全て前意識に含まれるものであり、耳や目からの外部情報や、前意識からの内部反応が上がって来ない限り、意識というのは敢えて空っぽの状態であると考えて頂いて構いません。
因みに、意識が空っぽのことを無意識と言うこともありますが、これはどちらかと言いますと医学用語であり、主に意識不明の状態を指します。

前意識には我々の価値観や人格が納められています。ですから、目や耳から入った外部情報がここを通って現われるときには、何らかの形でそれが反映されています。つまり、前意識の反応が発現したときには、その入力情報に関する好き嫌いやYES・NOなどが既に決定されているというわけです。そして、我々はこの決定に基づいて行動を選択するわけですが、意識に上らずにそのまま選択されてしまうものを「無意識行動」、これに対しまして、意識として自覚され、修正したり記憶したりできるものを「意識行動」と言います。

>無意識「潜在意識」への窓になるのが感情「思う事や口に出して言う事又は行動」と言われますが、ここら辺が曖昧です。

脳の構造上、我々の行動は以下のように分類されます。

「本能行動:本能中枢の無条件反射(本能行動)=無意識行動」
「情動行動:大脳辺縁系の情動反応(学習行動)=無意識行動」
「理性行動:大脳新皮質の計画行動(学習行動)=意識行動」

本能と情動は共に前意識のより深い領域に含まれ、この反応がそのまま選択されますと無意識行動となり、基本的にはその場での修正は利きません。本能行動は生物学的な無条件反射ですが、情動行動は前意識に収められた過去の学習結果が無意識の内に選択されてしまうという条件反射です。このため、本能行動は全人類に共通ですが、情動行動はそのひとの生後体験によって好き嫌いなどの判定が様々に異なります。従いまして、この場合「痩せたい」と思うのは、現状や体験に基づく質問者さんの情動(感情)ということになります。
理性行動といいますのは、その場の反応だけではなく、現状や未来の結果などを比較して行う計画行動であり、これによって我々は初めて無意識行動の変更が可能となります。何故、意識行動でなければならないかと言いますと、前意識に発生した反応の結果が意識に上らなければ、脳はこれに基づいて計画を立て直すことができないからです。

言語運動といいますのは脳内ではほぼ「熟練運動化」されており、極端な話、我々は無意識でも文法通りに喋ることができます。言語運動の命令は大脳が出しているのですが、ここで考えているのは相手に何を伝えるかといった大雑把な目的だけであり、それにどんな言葉を宛がうかといった細かいことまではいちいち指示していません。その先は、熟練した運動神経の側で宜しく整えてくれているのです。
この服をかっこ良く着るならばもう少し痩せなければならない、このようなものは論理的な計画行動ですが、そう考えますと、ついつい「ああ痩せなければ」などと呟いてしまいます。人情ですよね。ですが、このとき大脳は喋れという命令は出していません。何の目的で何を喋るのかを決めているのが大脳皮質です。まして、服を見た瞬間に喋る相手もいないのについ言葉に出てしまうならば、それは情動行動であり、ほぼ完全な無意識行動ということになります。そして、それは前意識の反応が直接上ってきたのではなく、「無意識な発言という行動の結果」が外回りで意識に自覚されたということです。

では、ここで最も重要なことは、喋ったのは無意識行動であり、質問者さんが自覚したのはその行動が実行されたあとということです。このように、無意識反応といいますのは発生するまで自覚することはできません。これが、我々が自分の意志で以って感情を抑制することのできない理由です。
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潜在意識ではなくて顕在化されているものだから?

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「窓」という表現が面白いように思います。


「窓」とは、情報の通り道ではないでしょうか。
外界の情報の取り入れ口が「感覚」であり、「窓」ではないでしょうか。
感覚の働きは、同時に既存情報の選択の働きを伴っているように思います。
それらを一緒にしたものが「感性の働き」ではないでしょうか。
瞬間的に既存情報との照合と選択(検索)を行っているのは、感性の内の直観の働きかもしれません。
感情も、それに相応しい言葉も、選択されて確定した結果のように思います。
最終確定の作業を行っているのは意識なのでしょう・・・ね

少しややこしい感じもしますが
感覚という窓から入ってきた情報に基づいて、瞬間的に感情が反応し(照合し)、次に言葉が照合・選択される・・・といった感じなのだと思います。
感情を基に言葉が選択されると考えれば、感情が「窓」となっているとも言えそうです。
でも、感情も言葉も、ほぼ同時に照合・選択されているように思えますので
どちらも結果的なものと考えてはいかがでしょうか。
言葉から見れば感情が窓であり、感情から見れば感覚が窓であるといった見方もできるのでしょうが
ややこしい感じがしますので
感覚が窓である、と考えた方がすっきりすると思います。
窓の調整や、窓から見えたものの確定(確認)は、意識が行っている・・・というような感じもあると思います。

潜在意識が既存情報の蓄積だとすれば
そこには様々な感情と言葉がすでにセットになっているようにも思います。
また、それらはいつでも素早く取り出せる状態になっているのではないでしょうか。
参考にしてください。
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こんばんは。



「あー痩せなきゃ」と思っていて、
太るから●●を食べてはいけない、~しなくてはならないとか思うと、
そこから生まれるストレスによって、余計に食べてしまうことが有ります。

なぜ痩せたいのか、痩せてどうしたいのか?
具体的にイメージして、自分の中に落とし込んでいけば、
その為に何が必要なのかは、自然とできていく…
これが潜在意識への窓になるのではないでしょうか。

自分の希望や願望を口にしても、達成されないのは、
具体的にどう在りたいのか、どうしたいのか、的確なイメージができてないと思います。
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