dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

AKGのK495NCの記事を見て興味を持ちました。フィードバック方式のノイズキャンセルヘッドフォンというのは、結局耳孔にマイクロフォンを設置したMFB(AFB?)ということになりませんでしょうか? この方式ですと体内音(自分の足音など)も消せるように思うのですが、そうなってくれるでしょうか? AKGのこの機種以外に「フィードバック方式」のノイズキャンセルヘッドフォンはあるのでしょうか?

A 回答 (2件)

>結局耳孔にマイクロフォンを設置したMFB(AFB?)ということになりませんでしょうか?



いいえ、耳孔ではなく、耳孔に限りなく近い外側に Microphone を設置したものです。

Player から入力された信号と Speaker から出力される信号とを比較して異常成分 (歪など) を打ち消しているのではなく、「外部から Earpad などを通して入り込んでくる」外来雑音を外に向けた Microphone で拾って Speaker への電気信号から差し引くことにより、外から侵入した雑音が差し引かれた音を補完して楽音になるという仕掛けですので Feedback ではありません。・・・敢えて言えば Pre-Producttion (実写前の CG simulation や絵コンテなどを指す映像用語ですが(汗)・・・) に属する技術です。

>この方式ですと体内音(自分の足音など)も消せるように思うのですが、そうなってくれるでしょうか?

何処に Microphone を仕込むのでしょうか? 体内?

可能性としては頬骨の辺りに骨振動 Speaker Unit (Microphone 代わりになります) を当てて骨振動や血流音などを検出し、補正を加えて音楽信号から差し引くという手法が考えられますが、蝸牛 (鼓膜ではない) 内の蝸牛神経が検知する音波信号が頬骨外側で拾う骨振動信号とどう違うのかを研究して補正 Program を開発する必要がありますね・・・個人差も大きいでしょうし、かなり難しいだろうと思います。

>AKGのこの機種以外に「フィードバック方式」のノイズキャンセルヘッドフォンはあるのでしょうか?

もともと商用的には BOSE 社が Helicopter Pilot の Helmet 内通話機として開発したものが草分けだったと記憶します。

現在では骨振動 Speaker や骨振動 Microphone も騒音が妨げとなる工事現場などの特殊環境用に利用されていますが、この外来騒音を Cancel する技術の特許期間が過ぎた後、各社がこぞって携帯音楽 Player 用 Headphone/Earphone に投入して現在のような状況になっているもので、AKG 社会以外にも多数の Maker が Noise Canceling Headphone/Earphone を発売しています。

なお、Noise Canceling 技術は上述のように、厳密な意味での Feedback 方式ではないので、Feedback 方式の Noise Canceling Headphone はあるのか? と問われれば「市販されているものの中では存在しない」としか言いようがありません。

Feedback 式 Speaker System ならば昔 (1980 年頃) TRIO が Power Amplifier の NFB (Negative Feedback) Loop を Amplifier Circuit 内で完結させることなく、Speaker Cable の+- 線間も Loop 内に含めた Σ Drive という方式の Amplifier を販売していたことがあり、これを用いれば Speaker System での Feedback System が可能であり、Headphone 出力にも Σ Drive Circuit が用いられていたのであれば、これに挿した Headphone は全て Feedback 型 Headphone になった筈です。

http://sky.geocities.jp/fxgps/sub1-1.htm

(上記 URL Page が文字化けするようでは Browser の Tet Encoding を Shift-JIS にしてください)

Speaker System は下記参照 URL Page に見られるように Condenser 型 Speaker で 0.1~1%、Dynamic Speaker で 1~10% の歪を発生しているものですが、Σ Drive では原理的にこれを 0.01% 以下に抑えこむことが可能であったようですね。

しかし、音質的には後の KENWOOD 社にも他社にも受け継がれなかった技術ですので、成功しなかった技術のようです。

参考URL:http://www38.tok2.com/home/shigaarch/electrostat …

この回答への補足

ご回答有難うございます。最初から参考URLを載せれば良かったのですが、

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=kaden/ctcd=204 …
===
2機種はノイズキャンセルの方式が異なっており、
上位モデル「K495NC」は、消音性能の高い「フィードバック方式」を採用。ドライバーユニットの内側に配置した小型マイクロホンによって環境騒音を収音する。
スタンダードモデル「K490NC」は、音質への影響が少なく小型化がしやすい「フィードフォワード方式」を採用。ライバーユニットの外側に配置した小型マイクロホンにより…
===
なのだそうです。注目しているのはK495NCの方です。

『ドライバーユニットの内側」が、ドライバユニットの脇に耳孔方向を向けてマイクを設置してあるのか、それともドライバのバックチャンバにあるのかわかりませんが、何れにしても素直に読めばK495NCのマイクは楽音とノイズの両方を拾う筈で、そうだとすれば(楽音との比較でノイズをゼロとするように)フィードバック動作をするという説明も正しそうだ、と読みました。そのような意味だとすれば逆に「環境騒音を収音する」という説明部分が正確でないことになりますが…。
又、もしドライバユニットの脇に耳孔方向を向けてマイクを設置してあるのだとすれば、ドライバユニットそのものの発音に対するNFBとしても、又体内音の抑制機能としても働く筈なのではないか、と思って質問させて頂いた次第です。

補足日時:2012/04/13 23:57
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2012/05/13 22:36

結局のところ、ノイズキャンセルってどれも環境音を収集して位相反転し、再生音に混ぜることでノイズを消しているため、どれもみんなフィードバック式と言えるのではないでしょうか?違いがあるのは、マイクの設置場所であるとか、位相反転した音をどう加工するのか、再生音をどんな比率で混ぜるかのかといった点だけだと思います。



体内音は、外部から入ってくる音は低減できるかも知れませんけど、自分の体内を骨振動で伝わってきた音は鼓膜に直接伝わっているし、そちらの音量の方が大きいはずですから、外からキャンセル音を入れたところで多少小さくなりはしても、おお~減ったぜって思うところまではいかないのでは?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答有難うございます。最初から参考URLを載せれば良かったのですが、

http://news.kakaku.com/prdnews/cd=kaden/ctcd=204 …
===
2機種はノイズキャンセルの方式が異なっており、
上位モデル「K495NC」は、消音性能の高い「フィードバック方式」を採用。ドライバーユニットの内側に配置した小型マイクロホンによって環境騒音を収音する。
スタンダードモデル「K490NC」は、音質への影響が少なく小型化がしやすい「フィードフォワード方式」を採用。ライバーユニットの外側に配置した小型マイクロホンにより…
===
なのだそうです。注目しているのはK495NCの方です。

お礼日時:2012/04/13 23:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!