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世界史には「トルコ系民族」とか「トルコ系王朝」という言葉が現れますが、これは現在のトルコ共和国とはほとんど関係ないですよね?
Wikipediaを見ても「テュルク諸語を母語とする人々」とあり、テュルク諸語は
「中央アジア全体やモンゴル高原以西にあるアルタイ山脈を中心に東ヨーロッパから北アジア(シベリア)に至る広大な地域で話される」
とあり、とてもトルコ一国に収まるものではありません。

そうすると、そもそもなぜ「トルコ系」という紛らわしい名称をつけたのかがわかりません。

A 回答 (11件中11~11件)

現在のトルコ共和国は、チュルク系の民族、オスマン・トルコによって設立された国です。


トルコ人は、現在のトルクメニスタンからウズベキスタン周辺に住んでいた部族が、イラン方面に進出し、セルジューク・トルコ帝国を作りました。
そして現在の小アジア地区に遠征し、遠征軍の司令官が、セルジューク帝国から独立(ルム・セルジューク)したため、小アジア地区に定住するようになりました。
そのルム・セルジュークから独立したのが、オスマン・トルコになります。

現在のトルコ共和国からトルコ族が広がったのではなく、中央アジアから移住してつくられたのが、現在のトルコ共和国です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

世界史におけるトルコ系とは「現在のトルクメニスタンからウズベキスタン周辺に住んでいた部族」という意味であり、「トルコ共和国の国民」という意味での「トルコ人」ではないということなのでしょうか。

しかし、そうするとますます「トルコ系」という言葉の意味が分かりません。
トルクメニスタンからウズベキスタン周辺に住んでいた部族なら「中央アジア系」とでも呼ぶほうが適切ではないでしょうか。

お礼日時:2012/05/01 18:46

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