一回も披露したことのない豆知識

お世話になります。
現在、困っている状況にあり、質問させてください。

レッドビーシュリンプを生育しておりますが、昨日より今朝にかけて
2匹の死亡が確認されました(サテライトではなく本水槽での死亡)
最初の1匹は昔からいる個体でしたので、寿命などを考えましたが、
先程、別時期に投入した個体が死亡しておりました。

直近で、抱卵をした個体が3匹おり、水槽の環境としては良い状態と考えておりました。
(安定した環境でしたので、PHやGHなどを今までおこなったことがありませんでした。)

直近の水槽の変化としては、
・個体の抱卵
・新たな個体(レッドシャドーの導入3匹(現状の3日前)、サテライトで生育中)
・新たなモスドームの導入(現状の3日前)
・週一回の水質調整剤と色揚げ剤の添加
などになります。

水槽の環境としては
■31cm水槽に約13Lの水(抱卵個体の脱皮、脱卵を防ぐため、10日程水かえなどは控えています)
■サテライトのSサイズとLサイズを連結し、飼育水を循環させています。
・Lサイズで新たなレッドシャドー、Sサイズで抱卵個体をそれぞれ3匹生育
・それぞれにモスドーム、浮草を1本
■本水槽で以下の生体を飼育
・メダカ8匹(特に病気の兆候なし)
・コリドラス4匹(特に病気の兆候なし)
・レッドビーシュリンプ5匹(残存個体)
・石巻貝5匹
・ミクロソリウム付きの流木が1本
■その他本水槽導入内容
・エビスボールの導入
・板状のろ過材
・バクテリアの素の添加(直近では1週間ほど前に添加)
■ライト、外掛けフィルター(ニッソー スリムフィルター)を使用
■先程ネットで調べ、応急処置としてアクアリウム用の塩を適量投入
といった状況になります。

寿命であれば仕方がないのですが、導入時期の違う個体の連続死亡のため、
病気なども懸念しております。

通常であれば、水替えなどを行いたいところですが、抱卵個体がいるため、
脱皮、脱卵防止も考え、水替えを躊躇しております。

そこで、質問させてください。
1.本水槽での病気の可能性について
2.今後やるべきことについて
3.本水槽の残存個体の一時避難をさせた方が良いでしょうか。
  その場合、飼育環境については、これから立ち上げることになってしまいます。
をご教授いただけますでしょうか。

まだ素人の範囲を超えず、日々勉強している状態にあり、解決方法が
見いだせておりませんので、お手数をおかけいたしますが、宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

> 直近で、抱卵をした個体が3匹おり、水槽の環境としては良い状態と考えておりました。


・小型水生生物の繁殖は、環境が良い場合だけではありません。
小型エビは、自然界では、小型魚の餌を供給する食物連鎖の中の役割があります。
小型エビが身の危険を感じる環境では、抱卵率が高まるデータがあります。
少しでも生き残るために、沢山の子孫を作る自然の流れが働くようです。
30cm級の水槽に、これだけ魚を飼育していれば、ビーシュリンプの繁殖環境ではありません。
孵化した稚エビは魚たちの餌となり、育つことはありません。

> (安定した環境でしたので、PHやGHなどを今までおこなったことがありませんでした。)
・安定した環境など、気圧や外気温変化により15日間あれば崩壊します。
水中に存在する細菌類と、水面に触れる大気との関係ですから、ヒーターで一定温に保たれていても安心は出来ません。
年間を通じて、今の時期と秋口の昼夜間温度変化の大きな時期にトラブルは発生しやすい。

> 1.本水槽での病気の可能性について
・抱卵個体の突然死ならば、水中のカルシウム不足も考えられますが、pHや硬度を測定していないので不明。
週に一度程度、測定していれば、pHや硬度の変動から、ある程度推測できたカモです。

甲殻類であるエビの病気は、人間の食料安全面から研究されているだけ。
外殻に発生する水カビ(真菌類)の仲間や、体内に一部の寄生細菌やウイルスが確認されています。
外殻に発生する水カビ(真菌類)ならば、非常に薄いメチレンブルー剤にて治療出来ます。
体内の寄生細菌やウイルスは治療は難しい。
一般的に、エビの場合、病気は考えなくて良いと思います。

病気ならば、短時間で同時に死亡する可能性は低いのでは?
病気ならば、数日の間にパタパタと落ちて行くのが一般的。
短時間で同時に突然死したのならば有毒物の可能性の方が濃厚。

> 2.今後やるべきことについて
・塩抜き。
ヌマエビの仲間は、塩水に弱い。
水草類も塩水では、ダメージを受ける。

・底砂清掃。
エビやコリドラスなどの底モノが調子を落とすした場合、低床材の汚れをマズ疑います。
有機物の成れの果てが低床内に貯まりすぎ、低床の中の通水性が失われると、嫌気性細菌が繁殖し有毒な硫化水素などが発生する危険性もあります。
被害は、最初に毒物に弱いエビ、次に低床魚、中層魚、最後に貝類の順番です。

> 3.本水槽の残存個体の一時避難をさせた方が良いでしょうか。
>   その場合、飼育環境については、これから立ち上げることになってしまいます。
・ビーシュリンプは清水を好むエビで、富栄養化した飼育水は苦手。
・メダカは、清水でも飼育可能ですが、どちらかというと、少し汚れた環境が好み。
・コリドラスは、種類がわかりませんが、一般種ならば6cm程度まで成長します。
体長6cmの魚4匹は、30cm級の水槽では完全な過密飼育です。
体長6cmの魚4匹の消費する餌の量を勘案すると、30cm級の水槽の水量13Lと濾過設備ではキビシイ。

・エビを繁殖させたいと言うことならば、エビ水槽の立ち上げをオススメします。
現行の水槽容量では、日々投入する餌の量を勘案すると、清水維持は難しいと思います。
この水槽は、過密飼育になる(なっているカモ)ので、ビーシュリンプ繁殖には不向き。

サテライトLを使用して、サテライト内に薄く底砂を敷き、流木やウイローモスを育て、その中でビーシュリンプを飼育繁殖させても構いません。
メインの水槽は、コリドラスが4匹、成魚に成長した場合を考慮すると60cm(57L)水槽クラスが必要になると思います。

抱卵エビの水槽こそ、清水化が必要です。
脱卵を恐れて水替えをしないなど、とんでもない。
ママエビが死んだのでは、本末転倒です。
ママエビの暮らす水槽では、全水量の10%程度の少量換水を毎日、点滴式などで実施すればOKです。
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この回答へのお礼

丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。

いろいろと勉強不足でしたので、とても参考になりました。

アクアショップの店員に塩について問題がないと聞いておりましたが、それが違っていたんですね。
先ほど少量ではありますが、換水を開始いたしました。できるだけ早急に水槽内の塩分を低くできるようにしたいと思います。

また、別サテライトにソイルを敷いてビーシュリンプ移動の準備をしております。サテライトの循環を開始した後にビーシュリンプの移動をする予定です。

抱卵固体の死亡はありませんが、脱卵している固体も見受けられます。
底床の掃除は毎日おこなっていますので、清流を保てるようにしたいと思います。
ご指摘のように親固体が死亡しては本末転倒ですので、親固体を大切にしたいと思います。

ビーシュリンプ専用水槽の立ち上げや固体の移動などもおこない、同じ水槽内の生体数を調整します。

帰宅の際にテトラの水質テスト紙を購入し、環境を確認しました。
NO3:100
NO2:5
GH:8
KH:6
pH:7.2
Cl2:1.5
単位は省略しております。
大変危険な環境下であることがわかりました。水質を見ずに良い環境などと現在まで飼育をしていたことがお恥ずかしい限りです。塩分を薄くするための換水を続け、環境改善をしていく予定です。

早急にご回答いただきありがとうございました。
また質問させていただくことがあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/05/14 21:45

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