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私なりに国家事業を以下の様に定義しました。
それは将来に渡って多くの国民に利益をもたらす事業としました。
先日NHKのクローズアップ現代でイギリスでの波力発電を特集していました。
イギリスが新しいエネルギー創出の為に国家事業として取り組んでいるそうです。
日本でも過去波力発電の研究実績が評価されたそうですが最近では海外の方が実験から実用段階まで進んでいるそうです。
振り返って日本において国家事業と呼べるものに何があるか考えてみました。
宇宙事業がそれに相当するのでしょうか。
特にイトカワからのサンプル採取しての感動の帰還劇には感動しましたがよく考えると国民に直接何らかのメリットを与えるものでないと感じます。
それ以外に国家を挙げて取り組んでいる様な国家事業と言うものに何があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

こういう長期的視野に沿った国家事業


てのは、日本は苦手みたいです。
その場その場の問題に対応しているだけ、
それも先送りが目立つ、て感じです。

米国の宇宙開発は、数十年先のことを
考えて計画を練り、実施されていると
いうことですが、こういうのはアングロサクソン
は上手いです。

日本は、小規模での宇宙開発やら、
プラズマ発電やらは行われているのですが、
質問者さんが想定しているような
国家事業というのは少ない、いや
見当たらないみたいです。

もくろみが外れたら、責任を問われるという
マイナス思考があるからでしょうか。
それとも集団主義で、皆が納得しないと
何も決められない、という悪弊のなせる技
なのか。
それとも軍事に積極的になれない為なのか。

いずれにせよ、未来を見据えた戦略が
無いのが特徴です。
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この回答へのお礼

同感です。
遠い未来を見据え広く社会資本たりえる事業と言えるものが少ない気がします。
クローズアップ現代で紹介された波力発電も一時期NEDOなどで広く紹介されていた様に思いますがその後全くと言っていい程進んでいない様に思います。
石油を作る藻も琵琶湖の半分の面積があれば日本で使う燃料を賄えると主張する研究者がテレビで紹介されましたがどうも国の動きは鈍いですね。
アメリカではかなり本格的に展開されているのをどこかの番組で見ました。
日本の政治家は日々保身に忙しく将来を見据える余裕が無い様に見えて情けなくなります。

有難うございました。

お礼日時:2012/05/15 09:20

なんと言ってもODAでしょう。


大西洋中心の世界地図を見れば判るように、我が国は極東の東の外れの小島国です。
それが世界でそれなりの存在感を示し、発言権を有するのはODAに依るところが大きい。
その象徴がIWCにおける捕鯨支持国がアフリカ、オセアニアに多いのが見て取れます。
ODAにもそれなりの利権は伴いますが。
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この回答へのお礼

国内を想定した質問だったのですがODAですか。
目から鱗です。
有難うございました。

お礼日時:2012/05/15 14:48

国家プロジェクト(ナショプロ)など、ゴロゴロありますヨ。



良く知られているところでは、海洋調査・資源探査や南極観測など。
メタンハイドレードなどが、成果物として挙げられます。

後は産業界で、新エネルギー,省エネとかスーパーコンピュータや新しい製鉄法など、「川上」「先端」分野を中心に、そう言う費用が投じられています。
具体的に申せば・・・最近は悪名高き原子力発電などで、高速増殖炉(もんじゅ)とか、核燃料リサイクル施設などもナショプロだし、「二位じゃダメ?」で有名なスーパーコンピュータもナショプロです。
民間に近いところで申しますと、現在の地デジも、スタートはナショプロだったと言って良いです。

ナショプロは、「天下国家の百年の計」と言えば大袈裟ですが、少なくとも今日・明日に国民にメリットがある様なコトでは無いんですよ。
モチロン陽の目を見ないモノも沢山ありますが。

「何年後・何十年後かは判らないが、将来、きっと役に立つであろう」と言う科学分野や技術分野に投資するものですから、直ちに「国民に直接何らかのメリット」はありません。

逆に言えば、現在のメリットは、過去のナショプロの成果もあるでしょう。
過去にも人工衛星とかスパコンの研究に、国家予算を投じた結果、「当時のスパコンの性能を上回る、PCやスマホなどが一般レベルにも普及している」などとも言えるかと思います。

ただ一方で、ナショプロの財源は、申し上げるまでもなく税金ですから、政財官癒着の温床で、一大利権であることも疑いの余地は有りません。

全く余談ですが、軍事費(日本で言えば防衛費)にも、ある種のナショプロ的な要素がありますよ。
軍事技術の進歩は間違い無く天下国家論ですし、カーナビやGPSなどは、軍事技術の応用の副産物ですから。
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この回答へのお礼

軍事費(国防費)も広い意味でそうかも知れませんね。
しかも大切であると言う事も広く認知されてきています。確かに同感です。
「もんじゅ」はどうなっちゃうんですかね。世界が手を引いているのに頑張って継続するつもりでしょうか。
前にもお礼で述べましたがNEDOのアクティビティが下がってしまった事に少々不満です。

有難うございました。

お礼日時:2012/05/15 14:59

国家事業という大義名分があれば、リニアモータカーも第二東名も整備新幹線も国家事業となってしまいます。


政治家の発想は「国家事業=国民の利益=票田の利益」なので、大型公共事業はすべて国家事業と言えるかも知れません。
国家事業と言えば、作る理由ができるということです。
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この回答へのお礼

確かにその他にも古くは八郎潟の干拓とか諫早湾の干拓も国家事業と言えばそう言えるのかも知れません。
でも何故か広く国民の為の事業と言うより利権絡みの公共事業と言う範疇から抜けていないと言う気がします。

有難うございました。

お礼日時:2012/05/15 09:07

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