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うすい塩酸に亜鉛板と銅板を入れて導線でモーターにつないだら、プロペラがよく回った。このとき増えたイオンは何か。
という問題がわかりません。銅板が陽極で亜鉛板が陰極になるんですよね?何のイオンが増えるのかわかりません。
どなたか教えて下さい。

A 回答 (3件)

いいえ、銅板も亜鉛板も、陽極や陰極にはなりません。


外部の電池につないでいないのですから。
(陽極・陰極は、外部の電池の正極(+極)・負極(-極)につながっている電極を言います)

薄い塩酸に亜鉛板と銅板を入れただけなら、それは電池です。
電池の電極は正極・負極と呼びます。
負極とは電子が放出される電極であり、酸化反応(電子が放出される反応)が起こります。
正極とは電子を受け取る電極であり、還元反応(電子を受け取る反応)がおこります。

薄い塩酸中には水素イオンH^+があり、そこには単体の金属のZn(とCu)が入れられています。
水素、亜鉛、銅はZn>(H2)>Cuの順にイオンになっている方が安定です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
亜鉛板は負極、銅板は正極になるのですね!
では、増えたイオンは銅イオンで、減ったイオンは亜鉛イオンになるということでいいのですか?

お礼日時:2012/06/21 20:44

電気化学の観点では,電池でも陽極陰極は使ってよいのです.


酸化の起こる側が陽極,還元の起こる側が陰極です.これが定義だからです.
すなわち,陽極が負極であり,陰極が正極です.
二次電池に充電するときは陽極が正極であり,陰極が負極になります.
なので,電池では陽極陰極という言い方は混乱を招きやすいので,使わない方がいいくらいではあるのですが(苦笑)

ところで本題に戻って,プロペラが回っているときは電子が負極から出ているわけですが,その電子はどういう反応で発生してくるのか,ということを考えればいいでしょう.ついでに,正極に吸い込まれた電子はどこに行ってしまうのか,というのも.
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>うすい塩酸に亜鉛板と銅板を入れ



これは電池だということですね。
この電池では、どのような反応が起こるのでしたでしょうか?

正極では
 Zn → Zn++ + 2e
液中には、 Zn++ が出ていきます。これって、電池が作働する前には無かったイオンですよね。

陰極では
 2H+ + 2e → H2
液中に有った H+ が少し失われるわけです。 溶液内の H+ は減少しています。

さて、溶液内で  増加したイオン は、何だったでしょう?

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厳密な考察: 溶液には、上記のイオンの他に、水の電離によって生じる OH- が必ず含まれています。そして、どのような水溶液でも
 H+のモル濃度×OH-のモル濃度=一定
という関係が成り立っています。電池が働いて、H+ が消費されて H+のモル濃度が小さくなると、それに呼応して OH- の量は逆に増えていきます。

 増えたイオン=モル濃度が増えたイオン

という意味なら、 OH- も追加して答えるのが正しいことになります。
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