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私は何故世間では反原発、脱原発の風潮が盛んなのか理解できません。
日本の電力需要を知れば、原子力発電所が必要なのは当然でしょう。
それに、火力発電だけに頼っていては、10年~20年後に来るとされる、
石油の需要と供給のバランスの崩壊の際に対処できなくなってしまいます。
確かに再生可能エネルギーを普及させていくことは大切なことだと思いますが、
それが反原発につながる理由がよくわかりません。

脱原発・反原発の方の主張を詳しく知っている方、出来るならば、回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

反原発の理由



1.戦後から続いている反核運動の影響。 
 広島・長崎の原爆被害を原点とする原子力に対する強い拒否反応。
  
2.かってダイオキシン騒動のような構図。
 農薬が大量に使われた昭和20~30年代から比べたら極めて少ないにも
 拘わらず、マスコミ、一般主婦の外に、ごみ焼却メーカーなどが、
 ヒステリックに騒いだ騒動。
 戦後60年も放射線の研究をしてきた医学者の意見を聞かず、
 武田など専門外学者の極論を尊重する奇妙な傾向がある。
 
3.地球温暖化への無知。
 2010年7月、英国エリザベス女王(84)は国連総会で53年ぶりに演説し、
「取り組むべき課題は残る。テロとの戦いや、気候変動への 取り組みだ」と。
 長い歴史のある国々は、「持続可能な社会」への深い洞察力を持ち、
 地球温暖化を科学的事実として本気で捉えている。
 しかし日本人は、西部開拓で資源を湯水のように使ってきた米国文明に洗脳され、
 温暖化の事実を隠蔽したり、デマを流したりして、消費拡大しか考えていない。
 従って、原発停止で電気1KWHあたりのCO2が2倍になっても無関心。

4.脱原発の幻想
 2050年までに世界全体でCO2排出量半減という国際的な流れの中で、
 CO2を削減しながら脱原発を目指すには、当分は原発を稼動しなければ
 日本経済は維持できないだろう。
 (詳細なシュミレーションで確認する必要がある。)

 最近の研究では、2050年までにCO2を100%削減が必要だという。
 http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/2 …
 これだと、原発を増やすことも考えなければならない。

この回答への補足

全体を見て、だいぶ納得が出来ました。
1の理由はなんとなく分かっていました。
被爆と被曝の違いは大きいと思うのですが、混同してしまうのでしょう。
2・3の理由には共感させられました。
専門家の意見を受け入れない風潮に問題があるのですね。

やはり、世界の状況に目を向けると、
安全、コストよりも、二酸化炭素を考えるべきであるということですね。
それを考慮すると、原発派必要不可欠なのですね。
脱原発・反原発派の考えが良く分かったので、
ベストアンサーにさせていただきます。

補足日時:2012/06/25 10:13
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
参考にします。

お礼日時:2012/06/25 10:10

地熱



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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
分かりやすいビデオでした。
回答を締め切ってしまったので、補足に書きたかったことも
失礼かと思いますが、まとめて書かせていただきます。

人づての知識なので不正確な部分が含まれますが、
地熱発電ということですが、完成に10年ほど掛かるらしいですよね。
取り合えずその間は原発派必要です。
また、ビデオでは循環させればなんら問題が無いといっていましたが、
循環の調整が何より難しいと聞きます。
循環させればいい、という発想は高速増殖炉と同じですが、
やはり、うまい具合に循環させるというのは机上の空論であることに
変わりないのではないでしょうか。
更に、国立公園に地熱発電所を作るとなるとかなりの難題があります。
世界有数の固有主を誇る日本で、国立公園中に発電所を作るのは
相当な反対がでるのではないでしょうか。

お礼日時:2012/06/25 10:53

別に詳しくなくても簡単に想像出来る範疇だと思いますけど。


発電量に対して最もコストが掛からないと言われていたが、廃棄物の処理や安全対策費を含めると実はかなりコスト高な事。
一度事故が起これば広範囲に渡って長期間影響を受ける事。
民間企業は武装出来ない日本に於いてテロに遭えばどうなるか。
原発はクリーンで安全だと言う大本営発表が嘘だと解ったから。

個人的には原発は現時点で直ぐに廃炉しろとは思いませんが、安全の担保も無いままに再稼働を急ぐ意味の方が理解不能です。

この回答への補足

より深い疑問が生まれたので、書かせていただきます。
第一に本当にコストが高いかどうかという点です。
コストが現段階で高いことは承知しています。
ただ、火力発電もこれから益々燃料費が高くなっていくことを
考慮すると、長い目で見たときに本当にコストが高いと言い切れるかどうか
分からないのです。

第二に、コストと安全どちらを優先しているのかという点です
私も安全では無い、ということは十分に理解しているつもりです。
ただ、安全性をとるために、火力や太陽光、風力にするには
あまりにもコストが掛かりすぎるのではないかと思うわけです。
反原発派の話を聞いていると、原発派嫌だけど電気代を引き上げるのは
納得がいかないようなのです。

第三に、化石燃料は尽きるという点です。
あと十~二十年で石油の需要と供給のバランスは崩れるといいます。
三十~四十年で石油が枯渇するといいます。
原発は不必要だ、と主張する方はその時に代替する新しい電力源を
考えているのかどうかという点です。
もし、再生可能エネルギーがあるじゃないかというならば、
第一のコストを理由にできなくなります。
それは、メタンハイドレートも同じです。

やはり、さまざまな観点から見ても、反原発や脱原発の方の意見は
一致していないように感じるのです。今しか見えていないように感じるのです。

補足日時:2012/06/25 10:00
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この回答へのお礼

夜遅くに回答ありがとうございます。
反原発・脱原発派の方は補足に書いた3つのことについて、
どう思っているのかなと思っています。

お礼日時:2012/06/25 09:52

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