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こんにちは。 無機化学の結晶構造とイオン半径についての問題でわからない部分があったので、質問しています。
アルミニウム酸化物のイオン半径比は、 Al3+/O2- =0.054nm/0.140nm = 0.386 なので、ここから推測される酸素の配位数は4配位ですが、アルミニウム酸化物の中には、イオン半径比の規則に従わないものがあるそうです。それはなぜでしょうか?

A 回答 (1件)

イオン結晶は、全ての陽イオンと陰イオンの(クーロン引力の総和-クーロン斥力の総和)


が最大になるような結晶構造を取ります。

NaClのような1価どうしのイオンでは配位数はイオン半径(限界イオン半径)が
大きな要素になります。

Al2O3では、イオン数の比がAl:O=2:3であるので、配位数はAl:O=3:2
になります。こちらの方が大きな要素であり、その中でクーロン引力が最大になるような
イオン配置になると思います。
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この回答へのお礼

Saturn5さん。

回答ありがとうございます。
限界イオン半径比がそのまま配位数につながるのは、一価イオン同士のイオン結晶のときだけで、2価3価イオンの時は、イオン数の比を見る、ということですね。
わかりました。ありがとうございます!

お礼日時:2012/07/03 16:30

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