これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?

「負けず嫌い」は、「負け嫌い」と「負けじ魂」が混ざって定着した言葉。
などの説があるそうですが、

「負けず嫌い」という言葉を初めて使ったのは、
どなたなのでしょうか?

御存じの方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると幸いです!!!

A 回答 (5件)

再々登場失礼致します。



訂正
誤:「負(ま)けず嫌(ぎらい)」
正・「負(ま)けず嫌(ぎらひ)」

お騒がせして誠に申し訳ありませんm(_"_)m
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再登場失礼致しますm(_"_)m


今回は相当に接近遭遇している可能性がありますので、
初出文献&人物の候補の一つとして投稿させていただきました^^

「憶梅記/田山花袋(録弥)」の文中に「負(ま)けず嫌(ぎらい)」。
初出:『文芸倶楽部 1901(明治三四)年二月』

「憶梅記」が『文芸倶楽部 1901(明治三四)年二月』に
収録されている事の傍証参考URL
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/206 …
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/ …

本文は下記参考URLにて御確認下さい。
『花袋叢書/田山花袋著/博文館/明43.6』(シリーズ名:名家小説文庫第6編)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/885892/347
「憶梅記/田山花袋」<344~379/528>(679~748頁)
<347/528>(684頁)3行目
…、その母(はゝ)の遺傳性(いでんせい)を受(う)けて、
癇癪持(かんしやくもち)の、意地惡(いぢわる)の、痩我慢(やせがまん)の、
負(ま)けず嫌(ぎらい)の、…

以上 
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さすがに初出文献&人物までは辿り着けませんが、


下記のとおり大正8年12月発行の国語辞典収録済で、
明治41年10月号の雑誌、大正4年5月8日付新聞にも登場している様子から、
「負けず嫌ひ」の言葉は既に明治後期から大正前期には
ふつうに受け入れられていた様子がうかがえます。
なお、ネット検索の限られた範囲内に過ぎませんが、
今回検索した中では、少なくとも
『東亞の光 1907(明治40)年12月号「一家/若山牧水」』
までは遡れるようです。

◆近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
×『言海 日本辭書 第4冊(つ-を)/大槻文彦編/1891(明治24)』
<548/644>(942頁)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992954/548
×『日本大辞林/物集高見編/宮内省/明27.6』
<678/859>(1279頁)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/863449/678
×『大辞典 下/山田美妙編/嵩山堂/明45.5』
<926/1253>(4415頁)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/863254/926
×『国語漢文新辞典/金港堂編/金港堂/大正3』
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/932911/1105

上記4点は「負けず嫌ひ」未収録、「まけじだましひ」収録。
下記1点は「まけぎらひ(負嫌)」「まけずぎらひ(不負嫌)」収録。

〇『大日本国語辞典 第4巻に~ん/上田万年、松井簡治著/金港堂書籍/大正8.12』
<395/739>(884頁)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/954648/395

◆青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
※「負けず嫌ひ」本文検索

◇「一家/若山牧水」(79行目)/初出『東亞の光 1907(明治40)年12月号』
http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/card4393.html
http://www.aozora.gr.jp/cards/000162/files/4393_ …
…永らくの習慣やらで行爲の上には萬事控へ目であつても、
負けず嫌ひの虚榮心に富んだ感情的のもので…

◆GoogleBooks
『明治のお嬢さま/黒岩比佐子/角川学芸出版/平成20.12』(168・173頁)
http://books.google.co.jp/books?id=exciFNWZOOgC& …
(168頁)『女学世界』一九〇八(明治41)年十月号
「当世令嬢の化粧法」掲載、記事筆名「小枝子」
(173頁)「C嬢の髪の結い方」
…毛は其人の性質を顕はすなんて云ひますが、
夫れが真実ならば女など困りますね。
一目見れば、あゝ彼の人は癖毛だから意地が悪いの、
堅いから強情の負けず嫌ひだらうなどゝ云はれた日には堪りませんが…

◆近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
※書籍名又は目次題目にて検索可能な書籍限定
◇『生ひ立ちの記/内藤千代子著/牧民社/大正3.10』
<16/218>(11頁)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/912455/16
□負けず嫌ひの本領發揮□

◆神戸大学附属図書館・新聞記事文庫
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/
※1911(明治44)年10月~1945(昭和20)年7月の経済記事など限定分
◇新聞記事文庫 日本(4-018)/大阪毎日新聞 1915.5.7-1915.8.14(大正4)
兵庫県附録
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentVi …
(※5月8日)
四十五都邑(2)=千種川流域の都邑=▲赤穂と上郡(上)10行目
1915(大正4)年5月8日付「大阪毎日新聞」
…之れから見ると
上郡は成上りの新世帶負けず嫌ひの進
取の氣性に富んで居るが…

以上 残念ながらお求めの回答までには至りませんが、
少しでも疑問解消の糸口に繋がれば幸いです^^
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初めてかどうかは不明ですが、日本国語大辞典には中勘助の「銀の匙」の用例が載っていました。


しかし、何の言葉でも、初出を確定するのはかなり困難ではないかと思います。
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雨ニモ負ケズ



言葉ニモ負ケズ

「負けず嫌い」という言葉を最初に使ふ

そいう人になりたい。


というわけで


宮澤賢治が最初と言われて

いる・・・

かどうかはわかりません。

失礼しました。
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