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会計の本を読んでいると、「経済的実態」「経済的便益」「経済的実質」「経済的意思決定」「経済的耐用年数」「会計事実」などと全くなじみのない非常に抽象的な言葉がよく出てきますが、どういう意味でしょうか?

そもそもこれらで使われている「経済的」という意味もよくわかりません。辞書でも漠然とした意味でした。

会計初心者なので、分かりやすく噛み砕いて説明して頂けると大変ありがたいです。
「簡単に言う~とこういうことです」という感じでも構いません。

A 回答 (2件)

会計はお金(経済)を扱っているから『経済的』と頭に付けますが、通常は、これを外して考えて差し支えないと思います。


すなわち、
『経済的実態』→『実態』
『経済的便益』→『便益』
『経済的意思決定』→『意思決定』
『経済的耐用年数』→『耐用年数』
『会計事実』→『事実』

と考えればいいわけです。



その上で補足すると、

(1)『経済的実態』・『経済的実質』

  これらは基本的に同じ意味で、『(経済的)本質』といった意味でしょう。
  例えば、『法形式的にはリースだが、経済的実態(実質)は売買だ!!』といった具合に使います。



(2)『経済的便益』

 『便益』は『利益』という意味です。ただし、金銭的な利益に限らず、『便利』・『快適』といった意味での  利益を含むニュアンスだと思います。
 例えば、『経済的便益が費用を上回る。』と言えば、要は『利益が費用を上回る。』という意味です。


(3)『経済的意思決定』

 読んで字のごとく、お金に係る『何か』を『決める!!』事です。
 例えば、『機械を買うか買わないか。』『工場を建てるか建てないか』などの『お金に関わることを決める!!』
 ことです。

(4)『経済的耐用年数』

  これは『法定耐用年数』に対する言葉です。
  例えば、『税法上5年で償却することになっている機械だが、実際には3年しか使えない(或いは「8年使え    る)。』という場合、『経済的耐用年数は3年(8年)だが、法定耐用年数は5年だ!!』
  などと言います。

(5)『会計事実』
  
 これは『会計意見』に対する言葉です。
 
 例えば、『機械を買った。』ことは『事実』です。これを帳簿に記載するから『会計事実』という事になりま  す。
 ところで、この買った機械は『定率法』・『定額法』といった方法によって『減価償却』することになるのです が、『定率法』で計算した場合と『定額法』で計算した場合とでは減価償却費が違ってきます。
 すなわち、『機械を買った。』という一つの『事実』に対して『会計上、2つの数字があり得る。』事になりま  す。
 このような事から、『会計は「事実」ではなく「意見」である。』と言われます。
 これが『会計意見』です。

この回答への補足

どうもです。

補足日時:2012/08/14 11:42
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専門家ではありませんが・・・



確かに普段何気なしに「経済的に」と言っていますが、確かにあいまいですね。
経済という言葉を使わずに説明するのは難しいのですが、「経済活動の面から見た」という言葉に置き換えて見られたらどうでしょうか。

一例として「経済的耐用年数」について言えば、経済活動の面から見た耐用年数ということになるのですが、それと対になるものとして、「税法の面から見たら」ということがあります。

例えばレストランの内装は税法上の耐用年数が5年であったとしても、実際には汚れたり傷んだりして2年ほどしか使えなかったりすることがあります。
会計上でも5年で減価償却しているのに2年で入れ替えないといけない訳です。
そうすると、「経済的」耐用年数は2年ということになります。

こういう時に経済的という言葉をつけます。

却ってわかりにくいでしょうか?

ご参考まで。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
すいませんが、経済活動とはどういう意味でしょうか?
頭が悪いので何の事だかわかりません・・・・。

補足日時:2012/08/05 00:40
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