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よく聞く言葉ですけど どのような意味があるのでしょうか
例えば 核保有国が日本に核ミサイルを発射を予告し 迎撃に
失敗し着弾すると 場所にもよりますが数十万ー数百万
人規模だし 原発がありますから制御できず 結果的に
全滅する可能性は否定できない 他国が核で応戦するなんて
ありえませんよね なぜなら他国も核で攻撃される

宜しく願いします。

A 回答 (9件)

すでに核の傘はほとんど存在しません。



「核の傘」は米ソ冷戦の別の言い方だからです。

そもそも冷戦というのは、イデオロギー闘争です。1917年に世界で最初の共産国家であるソビエトができ、それが周辺国や紛争が起きている地域にイデオロギーを伝播させて、共産国を増やしたことに端を発しています。

特に第二次世界大戦後、ドイツや日本のような枢軸国=全体主義国家が敗北した結果、イデオロギー的には共産主義と自由主義の戦いになり、また戦争中に核兵器が開発されたために、地球全体が実質的に共産主義に賛同するか、自由主義に賛同するかの選択を迫られたのが冷戦の現実であり、各陣営に参加した国家に対して米ソが「同盟国としてお前の国を俺の国の核兵器で守ってやる」と宣言(各国の同盟条約に記載されている)のが「核の傘」という言葉になったのです。

またこれらの「守ってやる」というイニシアチブを嫌った英国・フランス・中国などは独自に核兵器を開発して配備しています。このあたりはフランスのドゴール大統領による「中級国家戦略」が有名です。

日本においては、日本自体が9条で戦争放棄していますし非核宣言をしていますので、米軍は核兵器をもちこんでいない、ということになっています。
しかし、米軍が日本国内に核兵器を持ち込んでいなくても、日本をソ連やソ連の同盟国が侵略する事態が起これば、太平洋または大西洋などに配備されている戦略型原子力潜水艦からICBM(大陸間弾道弾)を打ち込むことで、核の傘が守られることになったのです。

しかし実際にはどの国においても核兵器が使われるような紛争は起きず、おきても局地戦で済んだため、核の傘が実際に機能することはありませんでした。

ただし、核兵器が1発でも使われれば報復の応酬になり、確実に地球上から人類はいなくなったと思います。

実際に1989年のソ連崩壊以前から(私も含めて)生きている人たちは「一発でも核兵器が使われたら核の傘による報復合戦で滅亡する」という意識を明確にもっていました。(だからこそ、小競り合いだけで核兵器が使用されるまでの大規模戦争にならなかったのかもしれません)

今はソ連も崩壊したため、核の傘も現実味が薄れました。また9.11のように核兵器があっても国土を守れない「新しい戦争(9.11時のブッシュ大統領)」もおきていますので、最近は核の傘という言葉時代、時代遅れになっています。

でも
>結果的に
全滅する可能性は否定できない 他国が核で応戦するなんて
ありえませんよね なぜなら他国も核で攻撃される

というぎりぎりの瀬戸際は「キューバ危機」など何度かあったのも事実ですし、そのたびに米ソのホットラインで解決された、とされています。
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核・核抑止力・核報復は、そんな甘いモノじゃないですよ。



中国でもロシアでも、核兵器の疑いがあるミサイルを発射したら、その時点で報復対象になります。

日本への発射予告がウソで、実はアメリカ向けかも知れませんし、たとえ日本を目標とするミサイルであっても、在日米軍基地に向けられている可能性もあります。

核戦争で後手を踏めば、それこそ壊滅的に不利な状況になりますので、発射が確認されると同時に、敵対陣営からは核報復される可能性が極めて高いのです。

従い、核保有国が日本を核攻撃する場合、他の核保有国に対し、「このミサイルは日本に向けて発射する」と言うことを、100%のレベルで証明せねばなりません。
もし1%でも疑惑が残れば、発射と同時に報復の対象となる可能性があります。

一方では、100%疑惑を晴らすには、他の核保有国は「技術将校を数名、長期間に受け入れろ」などと要求しますし、プログラミングなどを含め、自国の軍事機密を相当量、相手に曝すことになります。

そんな要求に応えられるワケもないので、「我が国を信じて頂くしかありません」などと言いますが、「はい。判りました」なんてコトにはなりません。

極端に言えば、核の傘などには入ってなくても、ドコかの国が核攻撃する場合には、そういう手続き・やりとりが必要になりますが、結局は、手続きがほぼ成立しないのですよ。

証明が成立するパターンも有り得ますが(弾道ミサイルでは無く、例えば空爆や艦船で核攻撃など)、それらにしても、たとえば中国の爆撃機の後ろを、アメリカとロシアの戦闘機が追随し、もし約束のルートとズレたら、米・ロが中国機を攻撃すると言う様な格好になります。
即ち、アメリカなどの西側陣営も、日本への核攻撃を容認している状況じゃないと、日本への核攻撃と言うものは、成立しません。

もはや核兵器は、現実的には超大国間が雌雄を決すると共に、地球を滅ぼすくらいの覚悟でしか、使われることは無い様な兵器です。
逆に言えば、ロシアや中国が、日本と戦争するのに、核兵器を使う必要は無いとも言えますし。

手続きをせずに核攻撃する可能性があるとすれば、北朝鮮とテロリストくらいですが・・・。
コチラは超大国の様な自制心などが低い点は危惧されますが、万一にも地球を滅ぼす様な事態には発展しませんし、被害も小規模です。
かつ、そういう連中は、それこそアメリカあたりが、たとえ核を使ってでも滅亡させたいと思っていますので、まあ自殺行為ですよ。

実際、9.11テロでも、アルカイダの中ではアメリカの原発を対象にするアイデアもあったとされていますが、原子力施設への通常兵器での攻撃やテロは、核攻撃とみなされ、核報復の対象になる可能性があるので、さすがに自重したと言われています。
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ご参考。


http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%CB%A4%CE%BB%B1

>他国が核で応戦するなんてありえませんよね

「日米安保条約があるのに、米国は日本が核攻撃されているのを黙って傍観していた」としたら、アメリカの信用は地に墜ちるし、米軍が基地を置いている各国で「米軍は出て行け」って事態になる。

米国は、他国への影響力を失いたくないから、日本を見捨てるような行動はしないでしょう。

なので、日本が攻撃されたら、安全保障条約を口実に、形式的にでも報復せざるを得ないでしょう。

アメリカが核で応戦するかも知れないし、しないかも知れない。

このように「かもしれない」で成り立っているのが「核の傘」です。

なので、核の傘は、既に閉じているのかもしれないし、まだ開いているのかもしれない。アメリカがどう出るか誰にも判りませんから。
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わかりやすいのは、日本にくる、寄港するほとんどのアメリカの艦船は核爆弾を持っています。

アメリカの基地にも、置いてある可能性が高いです。それで十分でしょう。

この回答への補足

それは期待だけで 実際にあるかどうかは確認していませんよね
貴方のお友達にアメリカの関係者がいてそれを聞いたのでしょうか
そうでないのなら それを証明できる根拠を示したらいかがですか
 
原子力の艦船は日本は立ち入り検査できないそうですよ
アメリカ様のご機嫌が悪くしは いけないかもしれませんが
貴方がお願いして 見学してきたらいかがですか。

日本人が潜水艦を取材していますが それはアメリカに
寄港する艦船でしたよ。

補足日時:2012/08/27 09:35
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核の傘の援護を受けないと全ての防衛努力が無駄になります。


例えば北朝鮮と日本海上で偶発戦が発生した際に日本側に米軍の核の傘(核抑止力)の後ろ盾がありませんと、日本側が勝った直後に北朝鮮から核ミサイルが飛んできます。
北朝鮮いわく、
「今の勝敗、北朝鮮が勝った事にしろ! さもなくば2発目の核ミサイルを撃ち込むぞ」、、と。
かくして北朝鮮は対日戦において、いかなる戦闘も勝ち続け、1個小隊もあれば日本全土を占領できます。

このようなあまりに非合理な戦争の帰趨を抑止するため、日本側は米軍の核の傘を利用します。
北朝鮮側は日本に核ミサイルを撃ち込めば米軍が核報復してくるかもしれないと恐れ、思いとどまります。
日本海上の小規模偶発戦ごとき、日本に負けてやっても良い、と思うわけですね。

核戦力の裏づけがありませんと、核武装国相手の全ての戦争が負けます。
敵は負けそうになったら核爆弾を使用するからです。
つまりは反対から見れば、核武装国は非核武装国に対して核戦力という抑止力の切り札を持っているわけです。


核の傘とは、
非核保有国であるA国と、核保有国であるB国が対立関係にある場合、B国のA国に対する核攻撃並びに大規模通常攻撃を未然に防止する手段として、C国が自国の核戦力をB国に対して振り向けることを事前に表明しておき、戦争になれば核戦争へ発展する可能性を予想させる。
これによってB国のA国に対する軍事攻撃を躊躇させ、加えてB国のA国に対する「武力的威嚇」と「外交圧力」を無効化する。
(なおA国とC国が同一である場合も「核の傘」という言葉が用いられる時もある。)
簡単に言えば、核兵器によって核戦争・通常戦争を防止するという戦争回避手段であり、自国と同盟国はこの傘の下に入り安全を確保するとともに、平時の恫喝から自由になり自国の主権行為をまっとう出来るようになる。

有事に本当に核報復するかどうかは定かではないが、確実に核報復する意志を示し、確実に核報復できる核戦力を所有する事が、核の傘の信頼性を増します。
つまり質問者さんのような心配を持たれれば核の傘の有効性が低下するので、より一層の核開発にいそしむわけ。核戦力を増強する。
この核戦力の増強競争が東西冷戦時代には当たり前に行なわれていて、日本は米国の傘の下に入っていたわけです。
そしてこういう核抑止論(核の傘)が有効に働いて、大規模戦は全然起こらなかった。
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 核の傘なんて仮想現実です。

実際に核攻撃を受けて国が滅亡した時に、報復の為に核戦争を決断する国があるかとなると、非常に疑問です。

 ヨーロッパにある有名な伝説ですが、恋愛関係にあった恋人同士が親から反対されて崖の上から飛び降りようとした事件があったそうです。男が先に飛び降り、女が残されましたが、男が崖の下に転落して死ぬのを目の当たりにした女は死ねずに村に帰り、親が許した別の男と結婚したというお話があります。

 現実の核戦争でも同じ結果にならないでしょうか。核の傘で守ると言って置いて、実際に核攻撃で国が滅亡した様子が、マスコミ報道やインターネットで映像や写真が飛び交った時に、それでも核攻撃で報復し、自国も核戦争で滅亡する覚悟があるでしょうか。

 政府が何を説得したところで、国民の多くは核戦争に猛反対して戦争など出来ないでしょう。核攻撃で滅亡した国の為に、核の傘を提供している自国まで犠牲にしようという政府を支持する国民などいないでしょう。

 結局、核の傘が仮想現実だったという話になるだけではないかと思います。核武装を目指す国が多いのは、それを知っているからかもしれません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E6%8A%91% …
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 日本が頼りにしている核兵器は米国のものなので、日本の意思で発射させることはできません。

日本は子供なので傘に隠れているだけです。攻撃命令は保護者であるアメリカが許可が大前提です。

 前回の回答にあるように、核兵器を使うことはありません。ヤケクソなった相手国が報復で撃ち返してくるからです。そうなると自国も甚大な被害が出ますので、脅しで持っているだけです。それが抑止力なのです。

この回答への補足

核兵器を使うことがないというのは あくまで期待しているにすぎませんよね
テロリストは核兵器を入手できれば 間違いなく使用するのて゛は
ツウインタワー 攻撃で何を学んだのでしょうか。
 映画などで,軍事施設を乗っ取り 使用する前に失敗していますが
テロリスト**といわれた国でさえ 核を持つ時代になりつつある
現実を知らないのでしょうか
 テロをするような人は,自分が助かるなんて期待していないはずですよ。 

補足日時:2012/08/27 10:47
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核兵器を『傘』に見立てた言葉です。



>他国が核で応戦するなんてありえませんよね なぜなら他国も核で攻撃される
これが正に核の抑止力なのです。

核兵器は持っているだけで戦争の危機を回避できるのです。核を持たない国は、核による反撃ができないので、核保有国の標的にされてしまうのです。日本は自国では(表向きは)核兵器を放棄しました。しかしこれでは中国やロシアの標的になる危険性があるので、アメリカが保有する核兵器を使って反撃するという仕組みです。雨にぬれないように、お母さんのさす大きな傘の下に入っている子供が日本なのです。

この回答への補足

つまり日本も核ミサイルの発射を 命令できる権限があるということなんですかね
核ミサイルがなくても 命令できる権限があれば安心ですよね
実際に発射されるかは?

補足日時:2012/08/26 19:42
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非核国が核を保有する複数の国に守ってもらうことを核の傘と言います

この回答への補足

でも発射されてしまえば効力がないのでは
ないですか?
迎撃できれば 効力が復活するのかな

補足日時:2012/08/26 19:49
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