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築15年の木造2階建て住宅(在来工法)の、外部のリフォームを検討しています。

[現状]
屋根:カラーベスト
外壁:窯業系サイディング
いずれも、メンテナンス経歴はありません。

メンテをしないと・・・と思いながら、ずるずる15年目になってしまいました。
今後、メンテが少ない素材のものにリフォームしたいと思い、

[目標]
屋根:まだら模様の陶器瓦(カラパスKS40など)
外壁:スイスしっくい(カルクウォールなど)モルタル下地
にリフォームし、かわいい感じにもしたいと思っています。

なるべくコストがかからないようにと考えているのですが、わらかないことが多々あります。


《質問内容》
外壁について
(1)既存サイディングの上からモルタル下地をし、しっくいが塗れるのか?
 (サッシ枠などとのチリの問題もありますが・・・)

(2)既存サイディングの上から可能な場合、施工方法はどうするのか?

(3)既存サイディングの上から可能な場合、どんなリスクがあるのか?
 (耐震性、耐久性、断熱性、通気性、重くて外壁が落ちる等々)

屋根について
(1)カバー工法は可能か?

(2)カバー工法、葺き替えにしろ、重い屋根になるが、問題点と、対処方法は?
 (現状、耐力壁等に余裕があるかはわかりません)


屋根については、陶器瓦にすることで、耐力壁や耐震性に問題が出て、大がかりな補強のために莫大な費用がかかるのであれば、『Tルーフ』も検討しています。
こちらの商品はカバー工法も可能で、軽くて長持ち(メンテがほとんど不要)とのことなので。


上記の質問内容について、専門家の方や、詳しい方にご回答いただきたいと思います。
理想は全部めくってしまい、補強をしながら下地もやり替えてしまうのが一番でしょうが、
予算も限られているので、『コスト、耐震性、耐久性、リスク等々』考えるとどうするのが良いかもアドバイスをいただけると有難いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

壁だけについて答えましょう。


先ず、モルタルを塗るためにはラス下地が必要です、果たしてサイディングが下地になるでしょうか
サイディングはラス地を止める為の釘の耐力が保持できるようには出来ていません。
結果地震などの外力が加わった場合、ラス地ごと崩落する恐れがあります。よって、サイディングを下地にする事はできません。
また、サイディング自体もモルタルの荷重に保たない可能性も大です。
素直に、塗装のやり換えをしましょう。
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この回答へのお礼

inonさん

早々のご回答ありがとうございます。

なるほど…そうですよね。ラス下地が柱、もしくは胴縁に効かすことができれば、まだ可能性はあるかもしれないですかね??
サイディングの上に…という条件なら、素直に塗装のやり替えにした方が良さそうですね。。

仮にサイディングを全部撤去処分し、新たに柱などに下地をしていけば、問題ないでしょうか??
また教えていただければ幸いです。

お礼日時:2012/08/31 13:32

追加で補足いたします



これは非常に長い期間で住宅を維持していくことを考えた場合のことですので予めご了承下さい。
まず、住宅というのは人の生活する環境と外の環境を隔てるものです。
そのため、家の中と外には必ず気温や湿度の差が生まれ、それが外壁材とその下地にストレスを与えることになります。
よって、どんなに強固な屋根材で覆っても、いずれはその下地や屋根の骨組み部分の改修が必要になってきます。
私の経験上では特に、下地と密着しているスレートや金属の屋根は、下地、またその下の屋根裏が痛みやすい傾向にあると思います。
スレート屋根に金属の屋根材を被せるカバー工法は、確かに屋根の表面についての延命にはなりますが、下敷きとなったスレート、またその下の下地はそのままです。いずれは、その部分の補修が必要になってくるときがやってきます。
その際、結局はスレートまではがす必要がありますので、相応の費用がかかってきてしまいます。
日本は季節による寒暖の差が激しく、また湿度も高い環境です。そういった環境に耐えるため、先人たちは住宅が適度に外気を取り込み、また排出する仕組みを作りました。屋根について言えば、それが瓦屋根であり、今でも多くのハウスメーカーの上位モデルが瓦屋根なのはそのためです。
瓦自体の耐久性は言わずもがなですが、実は瓦同士の隙間で熱や湿度・空気を適度に交換し、下地を長くもたせる効果もあります。
そういった理由から、私個人的には、もともと下地に密着しているスレートの上に金属の屋根材で蓋をしてしまうカバー工法が、屋根全体にとって良いこととは思いません。
とは言いつつも、現在の私たちのライフスタイルでは、1つの家に数世代も暮らすことは減ってきており、50年、100年といった昔の考え方では費用的にもお客様の負担が大きくなってしまうだけの場合があります。
そのため、私が同様のご依頼を頂いた場合には、先の2点を確認させていただき、現在の下地が問題なく、あと20~30年程お住まいになられるということであればカバー工法をおすすめし、もっと長く、例えばご子息の代までお考えの場合には、瓦屋根をおすすめしています。(もちろん耐震診断を含めてですが)
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この回答へのお礼

kawaraya3daimeさん

とてもわかりやすいご説明ありがとうございます。
スレートや金属の屋根の方が密着していて通気性も悪く、熱伝導率、熱抵抗などを考えると傷みやすいんだなぁっていうのが、なんとなくイメージできます。

kawaraya3daimeさんのおっしゃるとおり、この先いつまで住まい続けるのかによって、判断も変わってきますね。
この先どうするのかをもう一度よく考え、判断したいと思います。
丁寧なご回答、本当にありがとうございます!!

お礼日時:2012/09/10 16:09

こんにちは、瓦工事店(瓦屋)を営んでいる者です



屋根のリフォームについて私見を述べさせていただきます。

陶器の瓦にすることで耐震性に不安があるとのことですが
まずは「耐震診断」を受けて頂く事が良いと思います。
費用は10万円程です(地域によっては補助もあります)

家の耐震性は屋根の重さだけで決まるものではありませんので、一度家全体の耐震強度を測っていただき、その上で工事店にご相談下さい。

次に金属のカバー工法ですが、確かに最近では耐久性や質感の良いものが出てきていますので、良い選択肢かと思います。
ただ、2点ご注意いただきたいことがございます。
1)現在のスレート屋根の屋根面・下地が痛んでいないか
カバー工法では、現在の屋根が下敷きとなって工事を行いますので、今の屋根がトラブルを抱えていると、後々はがれやズレなどの原因になりかねません。
2)あとどのくらい今の家を維持されるのか
カバー工法は、結局のところ問題の先送り策です。いわば延命措置であり、次のリフォームの際に撤去費用等が相応にかかってくると思われます。
そのあたりを考慮に入れられて、カバー工法を選択されるか、今、瓦への葺き替え工事を選択されるかご検討頂ければと思います。

私が数年前に工事させていただいた物件のご紹介をします。
築20年以上の軽量鉄骨2階建てスレート屋根で、ご子息が引き続き住まわれるということでリフォームをご希望でした。
屋根に上がらせていただいたところ、スレートの色は落ち、ところどころひび割れ・コケも生えていました。
さらに、めくってみると、下地は一部腐ってきており、押すと数センチ沈み込むような有様でした。
それを写真に撮ってお客様に現状をお伝えすると、非常にショックを受けており、また、できるだけ長くメンテナンスが必要ない屋根が良いと言われました。
知り合いの建築事務所に耐震診断をお願いしたところ、幸いにも補強の必要なく瓦に葺き替えることが可能だとわかりました。
お客様とご相談の結果、ご予算はオーバーしてしまうものの、屋根は下地からすべて取替えて、日本瓦を施工しました。
さらに外壁は落ち着いた色調の耐性塗料で塗りなおし、一部アクセントでスチール製の外壁材を取り付けて、和風モダンの住宅へとリフォームされました。
なお屋根の工事だけの費用は、撤去費用含めて160万円ほどでした。
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この回答へのお礼

kawaraya3daimeさん

専門的なご回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり、耐震性に不安があれば、耐震診断という方法がありましたね。
築15年ということもあり、『耐震診断』という考えがなかったです。

現状の屋根については、ひび割れ、めくれはなく、乗った感じもぶかぶかしないので、下地もしっかりしているのでは、と思ってます。ただ、長年の劣化とコケ?で、滑りやすい状況にはなってます。

カバー工法って、延命措置になるんですね?!上に葺いた材をメンテしていくだけで良いのかと思ってました。下敷きになった屋根材は、表に出ていないとはいえ、何らかの影響で傷んでくるのでしょうか?

今の家については、私たちの代が主体で住んでいる間は、メンテナンスをしながらずっと住み続けたいと思っています。もし、子の代が住み続けてくれて、子の代が主体になれば、子に任せたいとは思っていますが。


今までの施工事例や費用まで、ご丁寧に教えて下さり、ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/07 16:00

それが、無理なものなのかどうかは別として思いをはせるのは楽しいものです。



屋根:既存がカラーベスト

改修後も軽い方がいい。板金もいいものがあるので、そうした範ちゅうで考慮した方がよいでしょう。
既存の上に施工してしまうことで施工性はいいでしょう。これなら軽い屋根のままでいいでしょう。

仮に重い屋根仕様となるなら、耐力壁となる壁を増設すろのが対処の一案です。

外壁:

窯業系サイディングの上にまともに塗り重ねるのはどうかとも思います。
21mm厚のサイディングもあるから厚さには違和感はありませんけどね。
どーしてもという場合は、カチオンタイトという下地補正材を塗るという手も有かなと思います。
スイス漆喰は、ローラ等で2mm程度の塗り厚に仕上げるので可能なのかもしれません。

サッシ廻りには、L型(アングル)をビス打ちしておけばいいと思います。

正直なところ、この外壁改修案は未知数なものを多量に含んでいます。
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この回答へのお礼

sirousagi1さん

早々のご回答ありがとうございます。

リフォームのイメージがわいてくると、どうやってやろうかと考えていると、ほんとに楽しいです。

屋根について
やはり、既存が軽いので、軽い屋根の方が良いですよね。
オススメの板金ってありますか??
外観はカントリー調にしたいと思ってるのですが、板金はイメージと外れるかな?と思ってしまいます。

外壁について
ラスを貼ってからモルタルを塗らないといけないとは思っていました。
サイディングの上にしっくいを塗るのはやはり難しいですかね。。。
もし、そのカチオンタイトをサイディングに塗って、その上にしっくいが塗れるのであれば、
また違う施工方法の可能性が広がりますね!!
実験ができれば良いですよね。

もう少し、いろいろ思案してみます。ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/31 13:24

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