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街中で普通に見かける6kV高圧線から3本の線で引き下げて単相変圧器2台をV結線にして三相200Vを作る場合についてですがこれって完全な三相200Vではない気がするのですが?
完全な三相200Vを作るには変圧器が3台、あるいは自家変電設備にあるような大型のコイルが3個入っている三相三線式変圧器でないと実現不可能に思えるのですがやはりそうなのでしょうか?

「配電柱から作られる三相200Vについて」の質問画像

A 回答 (3件)

 >低圧線は5本ありますが水平に張った2本は間違いなく動力線ですがその下の縦3本のうちの一番上の中性線が電灯線と共用になっているので完全な三相200Vとどこか違う気がするのです。


 >完全な三相200Vには中性線などないので。


仰る通り、縦引き3線の一番上は電灯、動力の中性線になっています。
これを使用し、上3線で三相3線式、下3線で単相3線式を取り出せます。
このような結線で動力と電灯を取り出せる理由は、動力と電灯をそれぞれ専用の変圧器としている為です。
その為、低圧配電線は動力、電灯共に並走していますが、電源となる変圧器の場所は、電灯用電柱と動力用電柱と別々になっています。
これらの変圧器にはB種接地は必須なので、それぞれの変圧器の1極に接地を施しています。
全ての接地極は同電位なので、これらを中性線とし、一本にまとめて配線しています。
以上の事から、電柱上の変圧器の結線は、通常のV結線から得られる三相4線式とは違っています。

ちなみに上記理由から、完全な三相3線式でも中性線はありませんが、接地極はあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
どうやら完全な三相200Vを変圧器2個のV結線で取り出せるようですね。
それで三相(三つの波)となるのが不思議ですがこれには接地極が関係しているようですね。

お礼日時:2012/09/04 22:40

2台のトランスでV結線すれば完全な3相になります、容量の小さい場合はV結線にする場合が多々あります。

3台を使い△結線と全く同じ電圧とベクトルであり、何ら支障はありません。

但しトランスの能力が86%(√3÷2)に低下します、例えば10KVAのトランス2台でV結線した場合の3相能力は17.3KVAとなります。

この回答への補足

その際自家変電設備で作った三相200Vと同じように3線で供給されているのでしょうか?
低圧線は5本ありますが水平に張った2本は間違いなく動力線ですがその下の縦3本のうちの
一番上の中性線が電灯線と共用になっているので完全な三相200Vとどこか違う気がするのです。
完全な三相200Vには中性線などないので。

補足日時:2012/09/03 07:32
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どの程度の誤差を完全でない云うのか、分かりませんが、V結線にして、3相200Vを作っても実用上の問題はない完全な3相になります。


3個のコイルが入っているのと、電気的な差はありません。2個のトランスでV結線するとトランスの能力が86%になることです。

この回答への補足

完全な三相200Vとはuvwの3つの相がある状態指します。
2個の変圧器でV結線にした場合も同様になるのでしょうか?

補足日時:2012/09/01 20:14
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