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製造業の開発担当の者です、初めて投稿します。
宜しくお願い致します。

弊社で新製品の価格を設定しようとしています。
製品の材料費は計算で出せるのですが、それに人件費、設備償却費等をのせる数式がうまく出せません。
どこか参考になるHPや書籍等ありましたら紹介下さい。

A 回答 (1件)

 同じく製造業(小規模です)で自社製品を販売しております。



> 弊社で新製品の価格を設定しようとしています。

 自社で製品価格を決定するのであれば、私共と同じく自社製品を不特定多数に販売する事を前提で回答させて戴きますが、貴社がちゃんとした(?)大会社の場合は参考にならないかも知れません。(あくまでも「弊社の場合は」と云う事で。)

 値決めはその製品の性格によっても、考え方が変わってきます。

1.最初に製造コストを把握しましょう
 非常に乱暴に決める場合は、(新製品が既製造品の延長上にある場合。)会社の決算書を見ます。そうすると全社的な、「材料費(製造原価の中の材料費)」/「総製造原価(材料費・労務費・経費)」の割合が分かります。それにプラス「一般管理費」の割合を元の「材料費」から計算すると、大体の製品製造コストが推定できます。「利益」をどう計算するかを忘れないで下さい。(自社の決算書が参考資料となります。)
 価格は相手次第の所がありますので、「コストの限度」はしっかり把握する必要があります。

2.次に新製品の市場性を判断致します。
 競合がひしめき合っている市場でしたら、「利益」部分は大きく取る事が難しいと思いますし、独自の製品で非常に付加価値の高い製品の場合は、積み重ねのコストを無視して、「この位でも売れる」金額を設定しましょう。
 弊社の場合は、「1/2は純利益」と云う製品から、「殆ど利益を計算できないけど、赤字にはならない」製品まで色々です。

3.あたりまえですが「高く」売って下さい。
 価格以外のサービスは「どんな事でも」の気持ちで精一杯努力しても、値引きだけは極力しないで下さい。値引きは「自社利益の差し出し」となります。販売価格を下げて勝負できるのは一部の大手企業だけです。
 途中の値下げは簡単ですが、値上げは結構難しいです。

4.結果の積み重ね
 以上の事を、優先順位を明確にしながら「どんな数字をどの様に加工して、どの様に理屈付けをしたか」しっかり記録して、P・D・C・Aの検討を重ねる事により、自然と貴社独自のノウハウが出来るのではないでしょうか。

 あまり科学的な回答ではないので、部分的に参考にして下さい。(弊社はこんな考え方で、一応成功しております。)
 それではお互い頑張りましょう。
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