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簿記二級をやっているのですが、有形固定資産の期中売却についてわからないことがあります。

備品(取得原価:5 前期までの減価償却累計:2)を1円で期中に売却したとします。当期の減価償却費は1円とします。
この時、丁寧に仕分けしたら下のようになりますよね?

減価償却累計3 備品5
未収1     減価償却累計1
売却損1
減価償却費1

これを減価償却累計を相殺して仕分けする際に疑問が生じました。

減価償却累計2 備品5
未収1    
売却損1
減価償却費1

減価償却累計を相殺すると減価償却累計は2になりますよね?ということは現在の備品の価値は3円ということになりませんか?となると売却損が変わると思うんですけど、借方貸方の合計は一致するのが腑に落ちません。
減価償却費1はどのように作用しているのでしょうか?
減価償却費1は当期の減価償却累計額と割り切って考える必要があるのでしょうか?期中売却における借方:減価償却費は減価償却累計と同じ性質ということですか?

また、減価償却累計を相殺する際、元々あった累計額2に当期1を足して3引くなら、最初から当期分は加算せずに前期までの2を引けばOKという考えから来ているという認識で合ってますか?


稚拙な質問で申し訳ないですが、回答お願いします。

A 回答 (1件)

あなたが仕分けた仕訳は以下の通りです。



減価償却累計3 備品5
未収1     減価償却累計1
売却損1
減価償却費1

この仕訳は正しい仕訳です。減価償却費1は当期の減価償却費です。期中に売却した備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた残りの価値である3円を、減価償却累計3円から差し引くために、減価償却累計2円として仕訳を組む必要があります。

つまり、減価償却費1円は、当期の減価償却費として計上され、備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた残りの価値である3円は、売却損1円として計上されます。そして、備品の取得原価5円から、減価償却累計2円と売却損1円を差し引いた残りの価値である2円が、備品の新しい簿価として計上されます。

減価償却累計を相殺する場合については、あなたのおっしゃる通り、元々あった減価償却累計額に当期の減価償却費を加算した金額から、期中売却による減価償却費を差し引いた金額を計上することが一般的です。つまり、減価償却累計2円として計上することは、このような考え方に基づくものです。

以上を踏まえると、あなたが仕分けた仕訳は正しいものであり、借方と貸方の合計は一致しています。
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