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昨今の保育事情と、高齢者へのサービス業などを考えて、子どものためにも、そして高齢者の皆様のためにも、複合型施設を作ることはできないかと考えています。子どもが主体の保育園を作り、同じ建物の中にデイサービスセンターを設立する。そして、その2つの施設はお互いにいつでも行き来することができ、交流を持てることを理想としています。
廃校舎ができ、今は跡地利用について検討されているところです。
そこで、鉄筋コンクリート3階建の建物を改築し、エレベーターを設置し、完全給食の保育園にしたいと思っています。まだ漠然とした想像の域を超えていませんが実現に向けて動けたらと思っています。
そこで、お伺いしたいのは、2つの福祉施設を運営していくにあたって、1つの福祉法人だけでOKなのか全く別物をそれぞれ設立する必要があるのか、またエレベーターを付けて改築となった場合、エレベーターを3階までつけるとなるとどれくらいの費用がかかるのかが知りたいです。どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

2つの質問のうち、社会福祉法人について回答します。



結論として、2つの社会福祉事業を行うにあたり、社会福祉法人は1つで問題ありません。

具体的には、社会福祉法人の定款に、行おうとする事業を明記すれば良いだけです。
大阪府のホームページにある定款の例が参考になると思います。
http://www.pref.osaka.jp/houjin/seturitu/u_teika …

新たに法人を設立する場合、手続きは都道府県本庁で行うことが多いですが、既存の法人の定款を変更する場合、出先機関で手続きを行うことがありますので、事業を行おうとする都道府県のホームページでご確認ください。
なお、社会福祉法人にこだわらず、NPO法人や株式会社で行うという手段もありますが、いずれも定款に明記する必要はあると思います。
また、保育所は都道府県の児童福祉所管課、介護施設は老人福祉所管課で設置手続きを行うことが多いかと思いますが、こちらも本庁から出先機関・市町村に権限移譲されている可能性も高いですので、そちらも事前にご確認ください。
質問には直接関係ありませんが、エレベーター設置費を含む改装費は、施設整備補助金の対象になる可能性もあります。(廃校利用であれば、市町村独自の補助金があるかもしれません。)
いずれにせよ、計画段階から都道府県・市町村と情報交換・連携を密にしておくことが望ましいと思います。


蛇足ですが、懸念のようなものも記しておきます。
(1) 「2つの施設はお互いにいつでも行き来することができ」について
同じ敷地内に特別養護老人ホームとグループホームがあるところで、設置基準の関係から渡り廊下や扉で一応の区切りをしていたところを見たことがあります。
実態として扉を常時開放しておくことになるかもしれませんが、何らかの区切りを設ける必要があるかもしれません。
(2) 調理室について
既存の調理室を改修して保育所の調理室とすることと思いますが、デイサービスセンターの給食も保育所の調理室から提供しようとお考えの場合、制度上可能かどうか事前に確認しておいた方が良いと思います。

保育所・老人施設の不足や廃校の活用については、全国の自治体の課題だと思います。
自治体も法令以上のことができず、質問者様も歯がゆい思いをされることもあるかと思いますが、同じ問題意識を共有していると思いますので、ご自身の理想のために上手に活用するとよろしいのではないか、と思います。
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この回答へのお礼

具体的に教えてくださりとても参考になりました。
気づくのが遅くなり、お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
複合型施設にすることで子どもにとっても、老人にとってもいい場所になればと思っています。

お礼日時:2012/10/09 21:28

うちの施設長は老人保健施設、息子は幼稚園をやっています。

どちらも、マルマル会という法人になっているようです。
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この回答へのお礼

どちらもOKなんですね。ありがとうございます。
前向きに検討していきたいです。

お礼日時:2012/10/09 21:28

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