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スレッドを開いて頂いてありがとうございます!

この消費社会(=大衆の消費によって回る社会)において、次々に新しい商品を買ってくれるような「誘惑に弱い大衆」を望む人というのは、果たして本当に居るのでしょうか。居るとすればどれほど存在するのか?
消費社会論の本を呼んでいて、生産社会から消費社会へと移行するのに合わせて大衆に期待される性質も我慢強さ(=楽しみを後回しにできる)から我慢弱さ(楽しみを後回しにできない)へと移行した、という主張を目にしました。しかしやや陰謀論的な印象というか、ホントか?って感じです。

社会に出た事の無い学生の私に、考えるヒントをくださると嬉しいです!

A 回答 (6件)

いつの世も大衆は「パンとサーカス」を求めているのです。

(詩人ユウェナリス)

現代社会では、貧しくとも、一応「パン」は手に入る人が大半なので、あとは「サーカス」に対してカネを払うことになります。

現代におけるサーカスは、商業メディアによるTV放送であったり、野球場やゴルフ場や、また音楽堂で繰り広げられるサーカスですね。
問題は、「サーカス」の中でも最大級のものとして「戦争」というのがあります。
日常生活のサーカスに飽きると、戦争という巨大なサーカスを望む声がでてきますから、要注意。
大衆が飽きない程度に日常的サーカスを供給し続けないと、戦争の危険が高まるわけです。

今般、中国共産党政府が企画した「反日運動」ってのも、楽しいサーカスの一つで、このようなサーカスが定期的に実施されておれば戦争への気運が盛り上がらないのです。中国共産党は良く考えていますね。
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この回答へのお礼

サーカスですか。バウマンという学者がカーニバルという言葉をつかっていましたが、恐らく同じ意味でしょう。
考え甲斐のあるテーマだと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/28 05:01

80年代のバブル時代には好景気で広告屋が流行って、消費社会論など浮ついた議論が盛んでしたが、


その後の日本は失われた20年に突入して、不景気になりお金がないので消費に誘惑されないので
そんな議論はあまり流行らなくなりました。逆に「若者の○○離れ」などが話題になってます。
さらに2011年には311東日本大震災や原発事故が起こり、楽しみは後回しにして
足下の暮らしをしっかりして来たるべき災害に備える、
家族や近所との絆を大切にするという流れです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/28 04:56

電通戦略十訓


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E9%80%9A# …
1.もっと使わせろ
2.捨てさせろ
3.無駄使いさせろ
4.季節を忘れさせろ
5.贈り物をさせろ
6.組み合わせで買わせろ
7.きっかけを投じろ
8.流行遅れにさせろ
9.気安く買わせろ
10.混乱をつくり出せ

元のアイデアはヴァンス・パッカード著『浪費をつくり出す人々』(1960年)といわれる。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
初めて知りました。驚きです。消費社会の象徴ですね。

お礼日時:2012/09/28 04:57

>大衆に期待される性質



期待したからといって、それでどうなるものでもないでしょう。消費社会では常に主役は大衆であり、その大衆というのは現代のように巨大になった経済社会ではコントロールなどきかない怪物なのだと誰かがいっていましたが、このほうが真実に近いと思います。

いつでしたか「期待される人間像」というようなものが政府(文部省?)の作文で作られていましたが、それは結局お上のいいなりになって日の丸に頭を下げる国民をつくるための安っぽい陰謀だったように思います。

経済が高度に発展すれば、国民の所得は必然的にあがりますし、、生産性のたかまりで暇が出来てくることと両輪で消費社会が発達するのも当然のような気がします。これは誰かがコントロールしているわけではないでしょう。歴史の必然なのではないでしょうか。今中国でも起こっていることです。


経済界の期待される日本人像が消費主体のお遊び型人間像だったかどうか、よくわかりませんが、そういえば一時バブル景気のころ、勤勉な遊び下手日本人のためにと称してありあまった国民年金の利子などで全国にゴルフこーすやスパなどをいっぱい作る計画が作られ実施されたこともありましたね。たしかにこれは一種の政府と土木業界が結託して実行した陰謀だったのでしょう。いまにしてみればこれが現在の国民年金崩壊のひとつの原因になったわけで、これが成功した計画だったとは思えませんし、国民が良く遊ぶようになったのは事実ですが、いろんな副作用が現れたことも確かだと思います。

あまり参考にならない駄文でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
うまくいっているときに今後のリスクマネジメントなんて誰もしたくないですよね。

お礼日時:2012/09/28 04:59

先日のTVで、経済と宗教というのをやっていました。



それによると、EUで、経済的に成功している国には
プロテスタントが多い、失敗している国にはカトリック
が多い、という話でした。
そんで、途上国にはカトリックが多く、そいつらが
あまり働かない、ということです。

マックスウエーバーが、プロテスタントがあったから
資本主義が成功した、と言っていました。
プロテスタントの勤勉と節約の精神が大いに寄与した
というのです。

ま、それはともかくとして。
一生懸命に働いて、節約するのはよいのですが、それだけでは
経済は発達しません。
それだけでは供給が増えるだけです。
供給と合わせて需要が増えなければ経済は発展しないのです。
だから、勤勉、節約の人が供給して、怠け者が消費するという
図式、構造が必要な訳です。
〇勤勉節約=我慢強い大衆
〇怠け者=我慢弱い大衆

これだと、勤勉節約している人がバカみたいです。
だから、ある程度豊かになり、しゃかりきに働く必要がなくなると
皆怠け者になるのではないでしょうか。
途上国は、豊かになる前に怠け者になっているだけです。

この回答への補足

需要と供給のお話、すごくしっくりきました!

補足日時:2012/09/22 10:10
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この回答へのお礼

なるほど。文化によって勤労意欲に差があるというのは興味深いです。日本人が勤勉になれたのは何故なのか(^_^;)
もちろん経済発展には、人々の意欲とは別に国の資金力も関係するのでしょうけど。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/22 10:09

 先進国の多くは消費社会に移行する傾向は否めません。


米国など特にそうですが、純粋な米国という意味では何にも作ってません。
ただ「誘惑に弱い大衆」を望むというわけではなく、社会全体が裕福になるにつれ気がつかないうちにそういう方向へ行ってしまいます。
 誰かによる陰謀というわけではないと思います。ただの統計的な大衆論かと。

 ただ大衆論に当てはまるほど社会は甘くなく、もっと乱暴で暴力的です。
経済学の本(経済学者の本ではなく、経営者による経済理念などをかたった経済学の本)など読めばまた変わった考えが出てくるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

言われてみれば、大衆論それ自体無理がありますね。ひとくくりには語れないでしょうし。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/09/22 09:59

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