プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめまして。私は地方の設計事務所で勤務している26歳のものです。

インテリアと建築の間で揺れ動いていましたが

最近、自分にあっているのはインテリアや店舗デザインだと思い

約3年勤めた会社を辞めて、現在、イラレやフォトショといった転職に必要なスキルを

つけるために学校に通っています。

大げさな話になりますが夢は大きく

片山正通さんや森田恭通さんの様に第一線で活躍されているデザイナーになるには
どの様な、経験を今後積んでいく必要があるでしょうか?

来年には準備は整い、上京する覚悟も出来ています。

年齢的に最後のチャンスだと思っているので
どうか宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

店舗デザインを30年やっています。


片山さんや森田さんを目標にしている人が今の世代にもいることを知ってちょっと驚きです(笑)
彼らは日本がバブルの頃、有名ブランドのショップデザインを手がけてインテリアデザイナーが
もてはやされた時代の、倉又史郎や内田繁、スーパーポテトの杉本貴志さんなどの弟子の世代ですね。
恥ずかしながら私も彼らと同じ弟子の世代で、有名にはなれませんでしたが30年、飯は喰えてきました(汗)
僕らの頃はまさに師弟関係の時代で、給料なしでもいいから有名デザイナーの事務所に入って
修行を積んで独立するのが王道の時代でした。。。

さて本題ですが、まず建築設計とインテリアデザインはまったく別物で、一般の方は「設計」というくくりで
同じように思われている方も多いようですが、そもそもクライアントから求められてることがまったく違います。
インテリアデザインでは、売れる店、流行る店を作ることが第一に求められるわけで、
まさに商業の一端を任されている点が、建築設計と大きく違う点です。
法令を熟知し、優れた建物を設計するのが建築設計とするなら、
業界を熟知し、商売が成功する設計をするのが店舗デザイナーだと思っています。
実際、建築事務所やデベロッパー側のゼネコンと協議することも多いですが、
ほとんどの場合、「法令遵守」と「商売としてやりたいデザイン」とのせめぎ合いです(笑)
そういう意味では最低限の建築的な知識も必要なのは確かですね。。

で、スキルの件ですが、CADは使えて当たり前で、イラレ、フォトショも同じレベルで使えれば、なお良いのは確かです。
元からインテリアデザイナーを目指して勉強してきた人たちと就職を争うことになることを考えたら
出来はどうあれ「使えます」と言える程度は必要でしょう。
私の仕事でも「CAD」と「イラレ・フォトショ」の使用頻度はほぼ半々です。
特に仕事を取るためのプレゼン資料までは、イラレ・フォトショの使用頻度は非常に高いです。
CADは施工業者に伝えるためのツールに過ぎません。(←かなり極論ですが、出来て当たり前という意味で)

資格についてはここの質問でもよくありますが、私自身の経験からも
私の廻りのデザイナーを見ても、ほぼまったく必要ないです。
それよりやってきた実績、経験の方がはるかに重要で、資格を取る暇があったら、
1軒でも多く実務を経験しておいたほうがいいと思います。

それとインテリアデザインと言っても、それぞれの事務所で得意な分野があります。
大きなデザイン事務所は別ですが、ブティックなどの物販店が得意な事務所、
飲食店が得意な事務所、ショッピングモールなどの大型商業施設が得意な事務所などなど。
その辺のところも自分で方向性を決めて、その業界の動向や情報に詳しくなっておくといいでしょうね。
「この間話題になった、あのお店は知ってる?」なんて雑談で、
その業界のことをどの程度知ってるか計られる、なんてことも面接ではよくあります。
だからデザイン以前に、何か特化した知識とか興味を持っていることがあるのは案外重要ですよ。

No2さんもおっしゃっていましたが、26歳なんてホントひよっこですが、
今から35歳くらいまでに、何をどれだけやってきたかが非常に重要な期間です。
私も34歳で独立しましたが、廻りのデザイナーも28~35歳くらいにはみな独立していますから、
出来るだけ大きな仕事や有名な仕事をしているデザイン事務所に入って、
何しろ経験を積むことが一番重要だと思います。ガンバってね^^
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インテリアデザインにフォトショップが使えるということはあまり大きな意味がないような気が…。


設計事務所に勤務経験があるならCADはお手の物でしょうが、
3DCADなどでプレゼンはできますし、うまい方は手書きパースで伝えています。
空間を把握し、法的な検証もできなければなりません。
現場の知識も必要でしょう。
建築とインテリアデザインは切っても切れないのはご存じのとおりです。
どちらを取るというものではなく、「インテリアデザインが得意な設計事務所」というスタンスを目標とされてはいかがでしょう。
空間をデザインするのに、箱の中のディスプレイに終わらせるというのでは物足りないと思うのですけど。
ショーウインドーや店舗などのディスプレイデザイナーの知人もおりますので、
そっちに向くのであればまた別の話です。

建築の仕事は定年もありません。80歳まで(ライトは90歳まで設計してましたね)仕事するとして、
26歳なんてひよっこです。(50過ぎてもひよっこと思ってます)
優れた空間や建築を体験しながら、インスピレーションをみがき、
横つながりで刺激し合い、デザイン団体(いろいろあります)や、建築士会などに所属して情報収集するのも手です。
まだまだお若いし、最後のチャンスなんて考えていらっしゃるのなら、それは大きな間違いだと思いますね。
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この回答へのお礼

建築業界の方でしょうか?
設計事務所でもインテリア事務所でもそうなんですが
デザイン系の事務所は大体求人募集のスキルが
プレゼン用のグラフィックソフトと、CAD、3年程度の実務経験なんですよね。

設計に関しては、インテリアデザイナーとして仕事をして
評価をされるようになって仕事も幅広くこなすようになったら
やってみたいかなと思っています。
1級建築士などには挑戦していこうと思っています。

設計士ってほんと、一人前になるのが遅いですよね。
自分的には、そこも含めて向いていないかなと思います。

お礼日時:2012/09/26 13:36

独立するために学校に通う時点で、個人での独立はむつかしいように思います。



そういうのって、個人のスキル。スキルはそもそもの考え方というか自発性であり、元来持ってるセンス。システマチックに習うんではなく、そういうことやってる人に弟子入りでもして、何をやってるかを盗み取り、それを自身で消化して自分なりに昇華させること。いわばクリエーターであり芸術家です。

で、ちょっと前の三谷幸喜の映画でもありましたが、建築設計の基本がわかってないのにデザイナーになる逃げ組も多いんです。でも基礎の基礎はそこですから、資格はなくともそこはある程度理解してないと、おかしなりにかなわないものしか作れません。ホントなら2級でいいので建築士とって、その上でインテリアコーディネーター、カラーコディネーター、内装監理などの資格を取るべきでしょう。ソフトの使い方・・・と言ってる時点で、かなりづれてるような気もします。

まあ、50からでもやる気があれば始められます。頑張ってね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
業界の方なら分かると思いますが
弟子入りするにも、一定のスキルを求められるんですよ。
プレゼン資料作るのにグラフィック系のソフトなど

自発性につきましては学ぶ事は多いので、有効活用できるものは
活用していこうというスタンスです。
貴重な意見ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/26 13:12

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