プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

日本語では熱い水を水とは呼ばないと思います。湯のことを「熱い水」と呼んだら変ですよね。でも英語なら0℃から100℃まで何℃でもwaterです。中国や韓国でも日本語と同様、熱い水は水と呼ばないのでしょうか?他の言語ではどうですか?

A 回答 (6件)

ちょっと離れた回答をします。



水と湯のような言葉は、けっこうその土地の文化が大きく反映しています。

たとえば牛、日本語だと牛、雄牛(牡牛)雌牛(牝牛)、子牛など○牛となりますが、英語だと

COW:雌牛(正確には乳牛)、OX:雄牛いや正確にはbull去勢しない雄牛/ox 去勢した雄牛
さらに
calf:子牛、steer:去勢された雄の食肉用牛、bullock:去勢された雄の荷役用の牛、heifer:子を産んでいない若い雌牛、cattle:集合的に家畜としての牛

と、なんともすごい数の単語数があります。

これらを日本語では雄牛・雌牛程度なら名詞として扱えますが「heifer:子を産んでいない若い雌牛」などは、単語ですらありません。
これは単に日本語では、牛をそれほど細かく表現する必要が無かったからであり、英語ではそれが必要だったからです。

日本語以外の言語(中国語も含めて)は水は水であって、後は温度によって前後に状態の意味(HOT WATERなど)が日本語では違います。

しかも、湯が中国語でも韓国語でも「スープ」の意味なのに対して、日本の「湯」が熱い水を意味するのは、やはり日本が火山国でどこでも湯が湧き出ているからなのだと思います。

ちなみに、スープも湯も本来の意味は「手を加えると、内側から旨みが浮き出てくる」というものですので、地面を掘ると地球の内側から熱いものが湧き出てくる「湯」はイメージとしてはぴったりなのです。

ですので、日本語の「湯」は熱い水を差すようになったのではないでしょうか。

こういう違いは色々ありますよ。津波も世界各国でTUNAMIと表現されるようになりましたが、それだけ日本では古来から津波の被害が大きく、逆にその他の国々では津波に相当する言葉を作る必要がないほど、被害が無かった、という事なのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。「日本が火山国でどこでも湯が湧き出ているから」というご説明は、たいへん良くわかりました。

お礼日時:2012/10/02 06:48

 韓国行きのフェリーの給湯器に「뜨거운 물」(トゥゴウン ムル=熱い水)と書いてあったのを覚えています。

世界的にみて、区別があるほうが珍しいのではないですか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。韓国語でも熱くても冷たくても水は水なんですね。そうするとわざわざ湯を水と区別するのはやはり日本語独特だということになりそうです。

お礼日時:2012/10/02 06:54

追記



湯冷まし-> 白開水
==plain boiled water

http://baike.baidu.com/view/197115.htm

今、気になって調べたら、
開水は3分間沸騰させた水、と定義されてますね。
廃毒、新陳代謝から心臓疾患、がん予防にまで。
みなさん!開水を飲みましょう!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。
私も「開水」という言葉を知って、何だか含みのある素敵な響きだと思いました。
一度煮沸して開いたら冷めても開水、というところも良いですね。
冷めると「開」に「白」がついて、さらに深みが増す感じです。

お礼日時:2012/09/27 23:32

日本だって「熱水」とか「温水」とかいうでしょう。



中国語は「開水」 
わたしはこの「開いた水」という言葉がなぜだか好きで、すごくすごく気になっていて、
なぜかというと中国にだって、熱とか温という文字はあるのに、なぜかあえて「開く」を使う。
不思議じゃないですか?
もちろん語源は知らないし、多分ぶくぶく沸騰している様子が「水が開いている」様に見えるのかなと思うんですが、
「開かせた水」はタダの水じゃないんです。
漢方では風邪を引いたらお湯(開水)を飲め、というぐらいお湯は体にいい薬なんです。
体温を高めて抵抗力をつける。 人間の体の基本が開水で支えられる、
ちょっと気孔的というかヒーリングっぽくて不思議でしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。質問の仕方が上手くなかったかもしれません。
確かに日本語でも「熱水」とか「温水」と言う言葉はありますが、例えば、
「80℃の水」
という言い方は日本語としては変ではないかと思います。普通なら、
「80℃のお湯」
ではないでしょうか。
「お湯が冷めて水になる,」
という言い方も日本語独特のような気がします。

そんな風に思ったのは、外国の方と話をしていて、
「80℃のwater」と言う言い方が何だかしっくり来ないと感じていて、
わざわざ「Hot waterのことか?」なんていちいち聞き返していたからです。
でも考えてみると英語ではそうしか言いようがありませんし、意味を伝えるにはそれで十分です。

蛇口などで日本語なら「水」「お湯」という選択があったとして、それを英語にするとしたら、
「Cold」「Hot」ということになると思います。
たぶん中国語なら「冷水」「開水」なんでしょうね。

お礼日時:2012/09/27 23:27

追記



湯冷まし-> 冷開水
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。熱くても冷めても、水は水なんですね。さすが中国。豊富な表現があると感心しました。

お礼日時:2012/09/27 23:06

お湯-> 開水


熱湯-> 熱水
水-> 水
冷水-> 冷水

以上

尚「湯」はお湯の意ではなく、スープ
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。そう言えば「湯」はスープだと聞いたことがある気がします。

お礼日時:2012/09/27 23:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!