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アームに 写真のパーツ(金属の輪に中にブッシュ)が付いています。

この写真のパーツだけを交換すればアームは再度利用(片方はボールジョイントで問題なし)できるので交換したいのですが、このパーツを抜き取る方法として、いくつかサイトで見るのですが、、


専用工具的に 芯棒を入れて押し出す(新品を押し入れる)のを見ます。
結構苦労しているのですが、 同じようにして、火(トーチ)であぶるということをしているのをほとんど見ません。最後の最期の手段?

膨張を使った方法で結構有効だと思うのですが、なぜあまりされていないのでしょうか?

一度熱して膨張さえれると 材質を悪くする?
塗料が変質する?(一応アームに何か塗られている)
それとも タマタマ私が見なかっただけで、「普通に」行われている?

皆さん結構苦労されて パワーだけで抜かれているので、理由があるのかな?と質問しました。

詳しい方お願いします。

「アームのブッシュ交換」の質問画像

A 回答 (2件)

こんにちは。

現役引退の元整備士です。
基本の作業方法(整備解説書)が特殊工具とプレスでの押し出し・圧入だからだと思います。
サスペンション関係のアーム類はプレス板金製(またはブッシュが入るところだけ鋼管製)が多く、板厚が薄いため、ガス切断機などで炙ると塗料の剥離だけでなく、ブッシュ挿入部の内径が冷却しても元に戻らなくなって再挿入が甘くなってしまった(結局はアームが再使用できなくなってしまった)経験があります。
よってプレス板金製・アルミ製(こちらは炙りは御法度ですね)・鋳鉄製の如何によらず炙る方法は取りませんでした。(最後の方法というより炙ったものは再使用できませんでした)

ただし、鋳鉄製のエキゾーストマニホールドやエキゾースト系のフランジ部分のボルト・ナットの固着などのときには、よく赤熱するまで炙って(熱膨張を利用して)固着を外したものです。
ただ、このときも一旦赤熱させたボルト・ナットの再使用は御法度でした。必ず新品を使ったものです。
*鋳鉄で出来たフランジ部分は熱変形するのでサンダーで平面修正・ガスケット新品交換などが必要でした。

また、「焼きばめ」という熱膨張・収縮利用方法も確かにあるのですが(リヤアクスルシャフトのベアリングカラーやマニュアルミッションの一部でベアリングの固定方法にこの方法を使いました)、こちらも一旦焼きばめした部品の再使用(再加熱・再冷却)は不可となっておりました。

やはり加熱による方法(熱膨張させるにはかなりの温度上昇(赤熱に近い)が必要なはずです。)が指定されていないところの加熱(炙り)は極力避けたほうが良いとは思います。

長いあいだ整備をやっていた経験談(失敗もいろいろありましたよ)になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。

非常に参考になります、やはり基本はやってはいけない方法だったのですね。

元に戻らなくなる、というのは知りませんでした。

やはりパワーでチャント抜くのが必要ですね。

貴重な情報 助かりました。多謝

お礼日時:2012/10/10 20:42

きちんとした道具(油圧プレス)があれば大概ぬけるのであぶることはないからでしょう。

あぶったら塗装も傷むし鉄はさびやすくなります。普通の万力なんかで工夫して抜くときなど、抜けにくい時の手段です。
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この回答へのお礼

なるほど、やはり塗装いたみますね。
炙るのはやhり最後の手段ということですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/10 20:39

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