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自動車産業に目を向けると来年中にもトヨタが独占してきた、
主な特許(2モーターハイブリッドシステムなど)が切れるらしいが、
海外勢の自動車メーカーがHVの参入を目論んでいるのは確かだと
思うのだが、必ずしも図面があっても同じように作れないのも確かだろう!
製造、販売、販売後の顧客のクレーム・要望などがフィードバックされ
更なる技術が新しい技術革新への繋がった。
生産物への均一化、平均的にハイクオリティーで製造が出来る事が凄いと思いませんか?

今まで我が国があらゆる部門で技術を進歩させて世界最高のものへと進化させて
来れたのは、どうしてだと思いますか?
また、生産拠点を海外に移行しつつ有りますが、そのような状況で今後、
日本の技術が世界最高の技術を維持して行けると思いますか?

A 回答 (12件中1~10件)

No.6のお礼の件で、返答します。



繰り返しますが、技術立国日本にとって技術は非常に大事です。
ですが、技術だけで通用したのは20世紀までなのが、この業界の実情です。

※まあ、個別事例を挙げると一律そういう訳でもないのですが、個別に反論するときりがないので。

かつての日本は、「高品質な商品を安く」作ることで、世界に名を上げました。
しかし、20世紀末以降、人件費の増加と円高で、まず「安く」の分野が崩れます。

さらに、バブル崩壊後の国内メーカーのリストラで多くの技術者が職を失い、その内の何割かが韓国、そして中国に流れました。
そのため、韓国では「そこそこ」、中国では「組み立てだけだったら」、日本製には及ばずとも、そこそこの品質で安い商品が作れるようになったのです。

日本の製造業の優位が崩れれば、その立場も低くなるのは自明の理でしょう。


で、No.9のお礼を読んでのことですが、質問者さんは経営者とのことですので、何点かお願いが。
たとえメーカーではないにせよ、有能な技術者の待遇には注意を払ってください。
別に何千万もの報酬を支払えとのことではないのです。
本人や家族の生活が保たれ、多少なりとも本人のプライドが守られれば十分でしょう。
よほどの冒険心が無い限り、リスクを省みず、好んで海外に出る日本人技術者は少ないでしょうから。

次に重要なのは、売る努力です。
あえてマーケティングという言葉を使いましたが、マーケティングという言葉が嫌いであれば、販売促進でもOK。
やはりどんなに高品質な商品を作っても、顧客の心に響かないようではダメです。
残念なことに、日本人の優秀な技術者は己の技術を磨くことばかりに意識が向きかちなので、優秀な営業をつけることが大事です。

例えば、ホンダの成功には技術の神様「本田宗一郎」だけでなく、営業の神様「藤沢武夫」が必要でした。
(時代を越えるメガヒット商品、ホンダの「スーパーカブ」を提案したのは、実は藤沢です。
 まあ、本田の技術力がなければ、その夢を形にすることはできませんでしたが)

最後に繰り返しますが、「技術は大事です!」
でも「営業も大事なのです!」
この二つが何とかなれば、日本の製造業はあと数十年は安泰でしょう。
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この回答へのお礼

私の会社は営業会社です。私を含めて物を売って飯を食ってます。
したがって、技術者はいません。いませんが、クライアントの
要求や要望を聞き各メーカーの技術者さん達と一緒に製品開発や
製品の完成度を高めていくような事もします。その技術者さんとの
交流で思うのが、物凄く直向きに行動しで真摯に物事を考えるんだな~
っていつも歓心し、このような方々と知り合いになれたことを感謝しています。

別の質問で『日本銀行券と日本銀行』(現在ヒット数4件)って質問で円高の問題点を議題にした
ものがありますが、どのメーカーさんと話をしていても輸出産業は1ドル86円がペーラインと
聞きます。
円高の本当の問題点を理解している方が余りにも少ない様に感じます。
日銀が営利団体なのは明白でしょう!?マスメディアと同じく海外勢に
浸食されているとしか考えられませんが・・・

軽い突っ込みマーケティングとセールスプロモーションは全然意味が違いますよ

【(時代を越えるメガヒット商品、ホンダの「スーパーカブ」を提案したのは、実は藤沢です。】
そうでしたか!知りませんでした。今だに売ってますもんね~凄い商品ですね~!!

この質問の文言が技術者の方のはなに触るとは分かりませんでした。すいません
でも、私の大好きな日本の技術が世界最高と自慢したいじゃないですか!
確かに技術を自慢しちゃ~いけない謙虚が大切って回答もいくつか有りましたが!
それでも、いつも付き合っている技術者達が凄いと心から思ってるから・・・
だから応援したい気持ちいっぱいの質問でした。
更に日本国民一人一人が日本の良い処を理解して先に繋がる
子供たちに夢を見させ続けて欲しいと思います。

お礼日時:2012/10/15 12:09

今まで我が国があらゆる部門で技術を進歩させて世界最高のものへと進化させて


来れたのは、どうしてだと思いますか?

○明治維新以前も以降も独立国家として主権を守ってこれたからですね。

また、生産拠点を海外に移行しつつ有りますが、そのような状況で今後、
日本の技術が世界最高の技術を維持して行けると思いますか?

○日本が今後どのような状況に置かれようとも国家の主権を守り、日本人らしさを守ることができれば、日本の技術が世界最高の技術を維持することはできます。
日本人は勤勉で努力家ですから、自由が担保されれば、目標を高く掲げて、日本が技術の面でも世界をリードするでしょうね。その技術を使って世界を幸福にしたいものですね。
日本人がしっかりした国家間と、宗教・倫理観をもてば、世界が手本にするはずですね。
商売のために国家を裏切るようではどのような技術を持っても世界の手本にはなりませんね。

この回答への補足

この場での発言をお許し下さい。

No.1の回答者様へ
(自動車についても、ふにゃふにゃなハリボテばかり量産するのが、世界最高技術なんですか?)
のご質問のようなご回答を頂いた事について!
日本の鉄鋼技術の凄さを知らないご発言ですね!
頑丈過ぎては衝突時、乗員への衝撃が計り知れない、致命傷を負うことにも繋がる。
だが、確かに自動車はある程度、頑丈でなければならない。
ここで問題とされる『ふにゃふにゃ』についてだが、日本車のボディーは、確かに欧米の車両に
対して薄い、薄いが強度が保たれている。これはひとえに日本の鉄鋼技術が凄いんですよ!
薄い鉄板(自動車関連の鉄板)での技術は今のところ世界一と言っても過言ではないでしょう!
余談:超強度な鉄板はスエーデン鋼がNo.1です。だが、これは自動車には不向きです。

日本の自動車の凄いところは自動車メーカーだけが凄いのではなく、各分野での協力から
生まれたものと考えます。

補足日時:2012/10/15 13:44
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この回答へのお礼

真摯なご回答ありがとうございます

お礼日時:2012/10/15 13:22

No.2、6、7です。



いやね、いろいろ回答したけれど、技術者の端くれとして技術が大事なのは当たり前なんですよ。
問題は、製造業ってのは作るだけではダメで、売ってナンボだってこと。

はっきり言わせてもらうと、質問者さん、学生か官僚のタマゴかライターか知りませんが、この業界の人間じゃないでしょう?
本物の技術屋はね、とっても謙虚なんですよ。
仮に世界一の技術をもっていたとしても、俺の技術は世界一~~なんて自慢しないで、さらに完璧なものにすべくさらに技術を磨いています。
志のある技術者は、今の状況に頭を抱えてますよ。
どんなに技術を磨いても、それだけで売上がたつ時代じゃなくなってるということに対してね。

まあ、本職じゃない人にこんな話をしても、どうせ頭には少しも入らないでしょうが(しょせん他人事ですしね)、この回答を読む多くの人のために継承を鳴らしているわけです。


で、技術者の愚痴をもう少し書きますと、実は今の日本の会社は実は技術者を大事にしていません。
韓国メーカーや中国メーカーが近年急速に伸びていることの理由の一つに、日本の技術者の引き抜きがあります。
バブル崩壊後、日本のメーカーは経費削減のため多くの技術者をリストラしました。
そのうちの何割かが、韓国や中国に流れて、その国のメーカーの技術力UPに貢献しています。
有能な技術者に対しては、中国や韓国メーカーは、日本のサラリーマンの年収と比べて、多額の報酬を払うこともあります。

他の方の回答にあるように、基礎技術も含めて今後も研究や技術開発に多くの投資が必要ですが、開発した技術の流出を防ぐ努力も必要です。
頭脳流出を防ぐために、有能な技術者には横並びの昇給だけでなく、それなりの報酬を払うなどの、待遇改善も必要かと。
リストラにも注意が必要でしょう。

……まあ、具体例はすぐには思いつきませんけどね。
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この回答へのお礼

No.6のお礼の最後に『日本に輸出することの最大のメリットは
何よりもその製品の品質向上の為に行われているのもと考えます。』
って書いていましたよね!?
あなたに言いたかったのは、技術躍進の土壌が日本にあると言いたかったのです。

それに私は、あなたが決めつけている
『質問者さん、学生か官僚のタマゴかライターか
知りませんが、この業界の人間じゃないでしょう?』
じゃないです。40前の大したことのない小さな小さな会社の経営者です。
詳しくは申し上げられませんが、自動車関連やその他の製造関係の技術者との
関係はあります。だが、あなたが言われる様に技術者ではないです。

『韓国メーカーや中国メーカーが近年急速に伸びていることの理由の一つに、
 日本の技術者の引き抜きがあります。』についてはよくは存じて居りませんが、
有名所ではかつてマツダが傾きかけていたころ、多くの技術者が他社へ移籍を
余儀なくされて、小型車の開発チームごとホンダに再就職し大ヒットさせた
フィットがありますね!これは国内での話でよかったと思いますが、海外勢への
移籍となれば、大問題ですよね!と日本人なら脅威を感じます。

お礼日時:2012/10/14 23:57

世界一という言い方は若干言い過ぎの部分があります。



1. 米国にはっきり負けているのは IT+半導体の分野です。例えばパソコンの心臓部はマイクロソフトやアップルにリードを許しています。日本の例えば東芝/富士通/NECのパソコンはマイクロソフトのOSを搭載しています。マイクロソフトのOSに張り合って来たのはアップル社のみです。その影響は IT 全般に渡っていますし、半導体の設計関係も米国に押さえられています。なお、航空機や医学分野も米国がリードしているように思います。

2. 随分キャッチアップしましたが、機械はドイツの方が先輩という部分があります。日本は機械+電子でごまかしているのです。例えばドイツは純粋に機械式のガス湯沸かし器に強く、日本製は必ず電子式です。一見電子式が優れているように思いがちですが、ドイツ製はしっかりしていて長持ちします。自動車も似たようなところがあります。大分追いつきましたが、フォルクスワーゲンの実力はあなどれません。

3. 韓国、中国のコピーキャット(ものまね)の能力は大したものです。他国が苦労して開発した技術をあっという間に真似してしまう能力です。振り返ってみれば「ものつくり」に優れた日本は基礎科学に根ざした欧米の技術を真似して来たわけですが、韓国、中国の真似するスピードはそれ以上です。特許などで守っても守りきれていません。

日本の技術が世界最高の技術を維持していくのは必ずしも容易ではないと思いますが、基礎研究に偏らず、コピーキャット(ものまね)に偏らず、広い分野での技術開発を続けることだと思います。

ただ「ものつくり」だけでは限界がありますので、「ブランド」を作る努力が必要でしょう。スイスの時計は5百万円でも売れますし、フランスの化粧品・衣料のブランド品の稼ぐ力はたいしたものです。日本もブランド(=高価なのに皆が買う)を作る必要があると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

1・すいません、私はPCや医学の事はわかりません。
航空機に関しては過去、日本が独自開発(FSX)で戦闘機を
開発しようとしたときにアメリカの陰謀でパ~にされてしまったと
記憶しております。
余談:三菱がメインで純国産旅客機(中型機)の計画が進んでいますよね~

2・No.1の回答者様の私のお礼をご参照ください。

3・私が危惧するのはコピー商品が出回ることで
パイオニアである技術者達の苦労が木端微塵に
成ることを考えます。
よって、今後の技術躍進が鈍化されるのが怖いです。
早く、中国人にも韓国人にも特許や知的財産の意味を
理解して頂きたく思います。

お礼日時:2012/10/14 23:35

市場が欲するものをライバルより早く安く魅力あるものを高品質で提供したいという技術者魂だけでしょう。



技術って意外と積み重ねが大事で、勉強すれば身に付くものと、経験しないと身につかないものがある。

生産拠点を海外に移転すれば、経験するのは現地の人で、日本人には経験が無くなる。
つまり他人任せで誰かに雇ってもらって不満を経営者に言うだけの人は助からないでしょう。

自分のことしか考えない政治家を当てにせず、
手に出来る知識はネットの普及でほぼ誰でも同じレベルのものが得られるので、
自分の手で世界を席巻してやるという根性が大事でしょう。

今も昔も同じですよ。
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この回答へのお礼

のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/14 23:07

No.6ですが、一部訂正。



【誤】
>韓国に限らず、アメリカの自動車会社も、日本には定着していません。
>それは、日本の自動車メーカーが北米の自動車市場を調べ、
>マーケティングを行い、その市場にマッチした製品を製造・販売したからです。
>イギリス・イタリア・フランス(日産はルノー参加ですので除外します)しかりです。

【正】
韓国に限らず、アメリカの自動車会社も、日本には定着していません。
それは、日本の自動車メーカーが北米の自動車市場を調べ、マーケティングを行い、その市場にマッチした製品を製造・販売したのに比べ、アメリカの自動車会社がそういう努力を怠ったからです。
イギリス・イタリア・フランス(日産はルノー傘下ですので、ルノーを除外します)しかりです。
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この回答へのお礼

再三のご回答ありがとうございます。
No.6のあなた様へのお礼をご参照ください。

お礼日時:2012/10/14 23:06

>韓国の最大手自動車メーカーは日本では受け入れらなかった事に関してどうお考えですか?



そりゃ、韓国の現代自動車が、日本市場向けのマーケティングをしなかったからでしょう。

韓国に限らず、アメリカの自動車会社も、日本には定着していません。
それは、日本の自動車メーカーが北米の自動車市場を調べ、マーケティングを行い、その市場にマッチした製品を製造・販売したからです。
イギリス・イタリア・フランス(日産はルノー参加ですので除外します)しかりです。

イギリスなんか、ロールスロイスという高級ブランドをもっていたのに、自動車産業の育成を怠りました。
まあ、ドイツ車が例外的なのは、日本でのブランド作りに成功したのと、日本車ほどではないにせよ品質管理に気を使ったからでしょうね。


自動車は、電化製品ほど革新的な商品の切り換わりがないため、円高の問題さえ解決すれば、あと10年か20年は日本のメーカーは優位に戦えるでしょう。

自動車産業のように、マーケティングがきちんとできれば、日本が得意な高品質な製造のスキルを生かして優位に戦えます。
しかし、マーケティングができていない分野は、ソニー・三洋・シャープのように衰退します。

とりあえず素材・部品メーカーを除外しますが、日本の完成品を売るメーカーで優位なのは製造技術、弱点なのはマーケティングです。
また、市場に革新的変化をもたらすような商品開発の場合、社内で合意をとるのに時間がかかったり、社内で合意がとれなかったりするので、後手を引きがちです。

質問者氏のように、技術だけで世界と戦えるという考えは、大手メーカーの技術者や経済産業省のお役人が陥りやすい勘違いだということを、指摘しておきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

(そりゃ、韓国の現代自動車が、日本市場向けのマーケティングをしなかったからでしょう。)
マーケティングだけではないと思います。
現代は三菱からの技術協力を受け1975年からポニーを製造し、一時はその安さからアメリカで
大ウケしたがクレームの続出で北米からの撤退を余儀なくされている。
三菱とは数多くの車種の技術提携がされていて今日の現代自動車の躍進は三菱との協力関係で
築き上げられて来たといっても過言ではないでしょう!
更に1986年から三菱から発売された2代目デボネアは現代(韓国製造)で製造されていた。
余談:それを国産と称して販売していた三菱は3流メーカーだ。
そもそも、現代は日本での販売増進による利益獲得を目指していなかった。
第一の目的:世界一、品質にうるさい国での更なる生産品目のクオリティーの向上が目的だった。
自動車に限らず、どの製品もそうだが、その製品が市場に出回ることで更なる躍進ができるのでは
ないだろうか?例えば、国産自動車全てがそうだろうと思うが新型モデルよいもマイナーチェンジ
後の方がより完成度が高くなっている。
だが、現代はそもそもの目的を捨てて利益重視に方向転換してしまった。

アメリカ企業のマーケティングについて
かつて、コカコーラは日本での発売に際して10年もの月日をかけてマーケティングに力を
注いだそうだ!
マーケティングとは、そもそもアメリカでの経営理念から生み出されたものと記憶していますが
違いましたっけ?

GM・フォード・クライスラーは現在も日本国内で売られていますよね!
あなたが言われる定着とは、どのような基準で定着とされるのかわかりませんが?
GM・フォード・クライスラーのユーザーは、国産メーカーの比ではないが、
それらのメーカーファンは実在するし受け入れられている。
これらのビックスリーと言われるメーカーは、日本での販売(利益追求)よりも
製品の品質の向上の為に販売していると各ディーラーのセールスから聞きます。

日本に輸出することの最大のメリットは何よりもその製品の品質向上の為に
行われているのもと考えます。

お礼日時:2012/10/14 23:01

>今まで我が国があらゆる部門で技術を進歩させて世界最高のものへと進化させて来れたのは、どうしてだと思いますか?



技術をになう工学部の教育においてドイツ語を教育し、ドイツの技術をキャッチアップすることが出来たのが大きいとおもいます。日本は、自動車や高速鉄道、ロボット、各種素材など、19世紀後半から20世紀全体を通じてドイツから学びました。

今は、小学生から英語教育を必須にし、また大学の工学部でもドイツ語を学ばない人が増えたそうですから、ドイツから科学や技術を学ぶにしても、英語化された部分だけしか学ぶことが出来なくなります。

その分、アングロサクソンが得意な政治や商売を学ぶことが上手になるのでしょうけど、技術だけに注目すればマイナスの方向に動いていると思います。

>日本の技術が世界最高の技術を維持して行けると思いますか?

日本の技術が世界最高であるためには、常にドイツの技術を切磋琢磨してゆくことが一番良い方法と思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/14 21:59

私は「日本の高い技術は実は製造技術ではなく設計技術にあるのだ」と思っています。



昔は人件費が安かったので爺っちゃん婆っちゃん母ちゃんの三ちゃん農業なら大森の三ちゃん工場みたいなところで機械に Wrap をかけて金平糖を作るみたいにして作っていた VTR Head 用 Bearing が、米国が巡航 Missile の Gyro Compass 用に建物ごと防塵処置を施した IC 工場みたいなところで無人製造した Bearing よりも 1 桁精度の高いものだったなんて話もあるのですが、これにしたところで爺っちゃん婆っちゃんが職人級の腕前を持っていたわけではなく、機械に Wrap をかけて防塵してしまう製造 Line 設計技術 (正確には運用技術でしょうが) を確立したことにあります。

製造拠点は人件費や光熱費 (電力費) の安いところでも良いのですが、製造工程の Know How は製造 Line の設計を行う国にしかないのですから、その点での日本の技術は今もなお世界の Top Level にあるだろうと思っています。

ただし、懸念すべきはその設計 Know How を安易に他社に伝えないための機密保持管理能力に疎いところでして、高額で韓国 Maker に招待されて Know How を伝授したり、中国に新幹線の特許を取られたり、自衛隊が個人所有の PC から共有 Soft でうっかり機密を Leak させたりといった例を挙げれば枚挙に暇がありません。

もともと原材料を輸入して加工した製品を輸出する貿易国であった日本が製造拠点を国内に置かずに海外で作って海外に売っても利益だけ日本に落ちる構造を作れるのですから雇用問題以外の問題が浮上することはないと思いますし、雇用問題を Cover できるほどの技術社会なのであれば雇用問題も浮上しない筈で、原材料調達地域、製造地域、販売地域を多重分散すれば一国の輸出規制や輸入規制に左右されない経営体力も得られます。

高度な設計技術能力社会を育むためには基礎研究から応用研究に至る研究開発に力を注ぐ必要があり、製造 Line 設計技術には製品の Design も重要な Factor ですので Design 面での研究開発も重要なのですが、この辺りも Hardware 重視で Software を軽視しがちな傾向も懸念材料ですね。

生産拠点を製造原価の安い海外に移転すること自体は日本の技術力低下を招く事態とは思わないのですが、その他の懸念材料が技術力向上を維持できなくなるのではないかという不安があることは確かだと思います。

この回答への補足

No.1の回答者様のお礼でも書きましたが過去にメルセデスを
乗っていました。良いものは評判がよく、良いものは売れる。

これからの日本を想った時に益々、輸出産業が弱体化して
行きそれに伴って外貨の獲得が難しくなっていった時点で
国内の需要も益々、冷え込み貧富の差が益々酷くなって
行くと誰でも想像は出来る。

あなたが言われる
(私は「日本の高い技術は実は製造技術ではなく設計技術にあるのだ」と思っています。)
確かに設計技術は凄いですよ!
だが、一般の労働者による製造工程を見渡すとこれまた凄いんですよ!
よくトヨタ方式って聞くじゃないですか!?あれは製造に関しての
現場からの意見を取り入れたトヨタの凄い処でもありますよね!

顧客のあくなき欲求が設計技術進歩を生み、それを支える製造技術があり
製造現場での問題点・改善点を追及していったからこそ日本の製造業は凄いのだと私は思います。

しかるに日本人の繊細な気質から生み出される要望・欲求により
凄い技術が進歩して来たのではないでしょうか?

補足日時:2012/10/14 19:33
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/10/14 18:29

技術立国で技術大国なのは誰もが認めるところですが、


世界最高の技術力を誇らない謙遜が我が国の特徴なんですが。
だから外国輸入製品に盲信的で、コピーがオリジナルを超えることで成長した。
日本製品はセールストークではなく信用で築き上げた。

ご質問内容で言えば、
相談者さんのような世界最高の技術力を誇るような奢りの精神にシフトしたから、トップの座を引きずりおろされる。盛者必衰の理をあらわす。
世界最高の技術なんて、ベンチマークがまるでできていない自己陶酔ですから、雨後の筍の新技術に追いぬかれます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

資源の乏しい我が国としては勤勉な姿勢と
技術力への革新で世界を魅了して来ました。
今後、技術力が低下して行けば、我が国は
どの様に生き残ればよいとお考えですか?

お礼日時:2012/10/14 18:07

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