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水酸化バリウム水溶液に標準状態の空気を通じて、CO2を完全に吸収したときの反応式は
H2CO3+Ba(OH)2→BaCO3+2H2O
となりますが、なぜCO2を水に溶かすのですか?



もう1つは
食品A 0.50gに濃水酸化ナトリウム水溶液を加え加熱し、Aに含まれるタンパク質中の窒素原子をすべてアンモニアに変化させた。発生したアンモニアを0.10mol/L硫酸水溶液50mLに通じて、アンモニアを完全に吸収した。吸収後の溶液を0.10mol/L水酸化ナトリウム水溶液で滴定したところ、80mLを要した。

問1 タンパク質中に窒素が質量で14%含まれていたとすると、食品Aは、質量で何%のタンパク質を含むか。整数で答えよ。ただし、N=14とする。

この問題で、タンパク質中の窒素原子の物質量とアンモニアの物質量は等しいということは理解しています。
N:タンパク質=Ag:Xg=14%:100%
という比例式は作ったのですが、そこからの解き方がわかりません。


どなたか解説よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

CO2を水に溶かすというより、吹きこまれたCO2が直ちに


水和して炭酸になるからでしょう。

0.10mol/L水酸化ナトリウム80mLは 0.10mol/L硫酸水溶液40mL
を消費している。つまりアンモニアに使われた0.10mol/L硫酸水溶液
は10mL。これは0.001molの硫酸であり、その硫酸と当量の
アンモニアは0.002mol。アンモニアの分子量は17ゆえ、アンモニア
量は0.002x17=0.034g。 窒素は0.002x14=0.028g

蛋白質量は 0.028g/0.14=0.2g

食品A中の蛋白質は 0.2/0.5=0.4  従って40%
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この回答へのお礼

とても分かりやすく教えていただいてありがとうございます。
助かりました。

お礼日時:2012/10/14 22:02

一つ目について、「なぜCO2を水に溶かすか」と言うことですが、


一つ目は、空気中のCO2量を測定する方法で、空気中CO2と水酸化バリウムの中和反応を利用しています。
中和反応式を炭酸と水酸化バリウムにされていますが、二酸化炭素と水酸化バリウムにしても構いません。
CO2 + Ba(OH)2 → BaCO3 + H2O

二つ目について、
中和滴定の内容からNH3が何mol発生したかが分かりますね。
その情報から食品中に含まれていた窒素原子が何g分かわかります。
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この回答へのお礼

丁寧に教えていただきありがとうございます。

お礼日時:2012/10/14 22:00

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