「お昼の放送」の思い出

DALI  ZENSOR1 26900円(Amazon)
バスレフポート 背面

DALI  LEKTOR 1 37700円(Amazonn)
バスレフポート 前面

両方のスピーカーを、壁から2メートル離した所に置いて聞いた場合、バスレフポートが背面にあるのと前面にあるのとでは、音にどのような違いがあらわれるのでしょうか?

ツヤ感とかですか?

私はロック等は聴かず、
ショパンやモーツァルトなどをよく聴きまして、
“雰囲気で聴かせる”ようなスピーカーが欲しいと思っているのですが。

A 回答 (4件)

ZENSORとLEKTORとではドライバユニットなども異なるので、単純比較はできません。



バスレフポートの位置に関する一般論で言えば、

フロントにポートがある場合、
(1) バッフルに凸凹があるのと同じなので、高音の回折の原因になります。端的に言えば、歪みの原因になります。
(2) ポートから中高音が漏れだすため、ドライバ自体からの直接音に干渉する原因になります。これも、端的に言えば歪みの原因になります。

リアにポートがある場合、
(3) 壁に近づけると、壁とエンクロージャーの隙間がポートの延長として働くなどの影響があり、ほんらい意図されたのと異なる結果となることがあります。

もっとも、現代のスピーカーは「周りに何も物がない状態」を理想として設計されているため、ポートがリアにあろうとなかろうと、壁に近づけて設置するのはあまり良くありません。従って、どちらかと言えばリアにポートを付ける方が弊害が少ないと言えます。

ただし、これは設計者の決断であって、ユーザとしては「聞いてみて良いと思えばポートがフロントだろうがリアだろうが関係ない」訳で、あまり気にしても意味はないでしょう。「頭でっかち」になるより、実際に聞いてみる方が重要ということです。
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manianeさん、おじゃまします。




バスレフポート の役目はエアーダンパーですので、
ポート穴からは中高音は漏れても低音が漏れて聞こえることは
ありません。もし、バックロードホーンや空気砲スピーカーのように
低音が聞こえたり風切り音が聞こえるスピーカーはバスレフポート
の役目を果たしていないことになります。
ですのでバスレフポートを塞がない限りバスレフポートの穴位置が
どこであろうと音質には関係ないはずですが、音の干渉歪という点では
リヤ側が一番影響が少ないと思います。
影響の多いフロント側の音質は歪が増えますので、聞き疲れが感じられ
透明感が損なわれます。
しかし、よほど気にしないと聞き流されてしまうくらいの微々たるものです。

>両方のスピーカーを、壁から2メートル離した所に置いて聞いた場合、バスレフポートが背面にあるのと前面にあるのとでは、音にどのような違いがあらわれるのでしょうか?

この二つのスピーカーは使用されているユニットもBOXも全く異なりますので
ポートの位置の違いを聞き分けることはできません。

雰囲気を壊さないスピーカーならリヤポートがすぐれていると
思います。
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基本的に Bass Reflex Port が背面にある Speaker System は背面の壁から充分に離して Setting すべきものであり、日本の環境にはそぐわない System だと思っています。



10 年余り暮らした米国では個室でも 20 畳近くあるのが当たり前で、家族や客人とくつろぐ Living Room は 20 畳どころか 30 畳以上ありましたので、Sofa から少し離れた部屋の真ん中辺りにニョキッと Tall Boy Speaker System が背面開放みたいな配置で置かれているものもよく見かけました。・・・Surround System などを組んでいる人ならば当然そういう配置になるでしょうね。

背面開放配置であれば Bass Reflex Port が前にあろうと後ろにあろうと低域増強効果に差は生じませんので、前面の Design を重視して背面に Port を配置したと考えられます。・・・性能を重視して背面に Port を配するなんてことは考えられませんので・・・。

壁から 2m 離したところに置くということは後方のみならず左右の壁とも 2m は離れていると解釈するのですが、そうなのであれば米国での住宅事情に近い音がすると思います。

後方の壁との距離がどうしても 1m 以内などになってしまう日本の住宅事情では背面 Port から吐き出された低音がほぼ 100% 後背の壁に反射することとなり、米国の Living Room のように側方や天井及び床といったあらゆる面に反射して包み込んでくるようなものにはならないのですが、米国型の住宅事情であれば Bass Reflex Port が前面にあるものとは異なる雰囲気を得られるだろうと思います。

Bass Reflex Port から出てくる低音域は音色など判らない帯域の音ですので低域の音色そのものに違いが生まれるわけではないのですが、側方や天井及び床といったあらゆる面に反射して返ってくるまでの時間が長い米国型家屋では殆んどが直接音か 1 次反射音になってしまう日本型家屋とでは残響特性が大きく異なりますので、米国型の広い部屋であれば後面 Port 型独特の伸びやかな低音を楽しめるでしょう。

実は広くて天井も高い上に家具も散乱しているような米国型の部屋では低音のみならず全域に渡って日本の一般的な部屋とは残響音が大きく異なりますので、米国では Amplifier の Sound Character も、特に定位感などが日本製 Amplifier とは異なるものでなければ Scale 感を得られないところがあり、10 年余の米国生活で初めは日本製の定評のある Amplifier を買い求めたものの直ぐにに物足りなくなって Amplifier にどんどん金を注ぎ込んでしまったという苦い学習経験があります(笑)。

Speaker System も初めは日本式の Bass Reflex Port が前面にある 8inch 2 Way Bookshelf 型から始めたのですが、直ぐに音が部屋全体に行き渡らないことに不満を感じるようになり、Multi Way 式の Cross Over Point 付近での音色変化を是正する苦労も惨々味合わされた挙句に Bose System 501 を経てついには Bose M901SCIV に買い換えてしまいました(笑)。

ALTEC や JBL の大型 Speaker System に走る気はしなかったことと Multi Way の苦労が身に染みたことから Bose M901 を選んだのですが、広い部屋では残響を如何に利用するかがどれほど重要かを学んだ良き体験でしたね。・・・部屋の大きさに合わせた大型 Speaker System で日本の環境と相似形の System にする Monitor 型 System とは違って Speaker System に挟まれた特定の Listening Point に位置しなくても Real な存在感を得られる Audio System というものがあるということを実感できました。

実際、近所の方から「御宅の娘さん、Violin が上達されましたね(^_^)/」と言われて「ありゃりゃ、一緒に住んでいる娘は大学で Cello を学んでいるのだけれど」と面食らったのですが、新旧の Speaker を鳴らして家の外に漏れ出す音を聴いてみたら Bose M901CSIV の音だけがまるで家の中で誰かが Violin を弾いているかのような Real な存在感があったことにびっくりしたものです。・・・ Listening Room 内ではその違いに気付きにくいのですが(笑)・・・。

左右後方の壁から 2m 以上離して Setting できるのであれば後面 Port 型の方が多少は面白い効果を得られるだろうと思いますよ・・・それよりも指向性の広い Speaker System の方が Better だろうとは思いますが・・・。
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 両者はユニットも箱も違うので バスレフの位置による音の比較は意味がないと思いますが。

一般には、
前:低音がダイレクトに出る。ポートから質の良くない中域音が漏れる、ポートとユニットからの直接音が干渉し歪む
とされています。DALIの場合、ZENSORの全面にポートを設置する面積がない、というのが主たる理由のように感じます。

 両者をスペックだけで比較すると、LEKTORの方がウーハー径が小さく、能率も低いため、ある程度のアンプがないと悲惨なことになりそうです。ユニット、ネットワーク素子、箱の質はLEKTORの方が良い可能性があります。
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