A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
「美のツボ」を発見する事ですね。
最初はシンプルに、目で見て美しいものを写実する事で
美しいもの=芸術作品をつくっていました。
しかしそもそも、「美」というのは、脳内に生じるものであり、
どんな人間の美人も、他の獣から見たら「全身脱毛症の
醜いハダカザル」にしか見えないでしょう。
脳の持つ「五感の相関した経験の蓄積において、光や音
などの先行感覚に生理的予知性を付与する(予測=空間的
広がり)」という機能において、充足体験の経験の総和として
快適な視覚パターンを生じたものが美なのです。
その抽象化>再構成のメカニズムを活用し、写実によらずに
美しい要素を抽出する手法が、印象派によって始められ、
その後は更に抽象化が進められた事は、ご存知の通りです。
その過程において、写実においては如何に美しいものをその
まま写し取るかという1つの手法であった芸術に、様々な
スタイルの「ツボ」の突き方が独創されたのです。
(ツボは突き続けると慣れるので、ドンドン過激になりつつ)
No.9
- 回答日時:
イギリスの哲学者、歴史家のロビン・ジョージ・コリングウッド(Robin George Collingwood 、1889年2月22日 – 1943年1月9日)が、たぶん有名なのだろうと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B8%E8%A1%93% …
藝術、アートって、「テクニックを駆使して自分独自に創出して、それで他人を惹き付ける」という考えあるいはそうした状況を指すのだとすると、「人類が共通して持っている美や真を現出する」のとは、ねらっているのが違いますよね。
大衆受けを期待するのか、大衆受けはまったく気にせず独自性だけを追求するのかという違いがあったにしても、古代からあった「真善美や理想の追求」と、「独創の藝術・アート」が違うということについての論考をした人を捜すことになると思います。
No.8
- 回答日時:
ちょっと古典的ですが、「芸術」を「美」だとしましょうか。
そうすると、美における独創ということを考えることになりますね。
答は、そんなのありませ~ん!
美は独創ではありません。美は古典です。
人類の脳味噌のなかに大昔から美がビルトインされており、この大昔の古典を抽出して表すのが芸術の作業です。
一方、芸術=美ではなくて、芸術=醜であると定義するひねくれ者も居ります。
この場合、ありとあらゆる醜が独創的ですね。
醜を追求した芸術家は少なかったので、醜にこだわれば現代でも独創の余地がみつかるのだと思います。
No.5
- 回答日時:
独創とは最も巧妙なる模倣であるというのは納得できる意見です。
ピカソのことを書いてある、その本の著者の名前を忘れてしまいました。私なりに考えても、何らかの意味で、何かを作るときに、真似は避けられないと思います。独創的でない人ほど真似を嫌うというのは最高の皮肉の一つのような気がします。No.3
- 回答日時:
独創性というカテゴライズは天才がもてはやされる時代以前にはいかなる権威も持たなかった、ということを確かめつつ、いかに独創性が、太古もユートピアも引き合いに出す必要がなく、決して恣意性でない論理によって成る歴史的産物であるかということをふまえ、それが市場によっていかなる質的変化をこうむったかを分析し、同一のものでありながら顧客を獲得するために欺くとしつつ、また、個人的様式が構造的強制を欺こうとするのであると、まあそんなようなことを「美の理論」でテオドール・アドルノが言っています。
No.2
- 回答日時:
独創:優れた芸術作品に欠かせない要素だと思います。
いっぱしの芸術家は皆独創を目指して凡庸のなかで生を終えます。>この問題について考えた哲学者を知っていれば教えてください。
すみません。知りません。
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