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ゴルフスイングのみならず他のスポーツでも『腰を切る(切り返す)』という表現に出会いますが、特にゴルフスイングのバックスイングからダウンスイングへの腰の動きを説明する際に、この言葉が使用されることが多いのですが、具体的に言葉で表すとどのようになるのでしょうか。

私としては、今のところトップが出来上がった瞬間に、『ほぼ自動的に切り返す』ようにすれば、ほぼいい感じなのですが、方向はそこそこでも飛距離が190Y~240Y(1日に1回出るか出ないか)と大きな差が出て、実際は腰のどの当たりをどのようにあしらっているのか理解出来ておらず、どのようにしたら一番良いのかということが疑問点です。

A 回答 (6件)

こんにちは。


ゴルファーには右脚に多くの体重を残して打つタイプ(青木功・岡本綾子・木戸愛)とダウンスイングの早い段階で左脚に体重を移動させてから打つタイプ(尾崎将司・石川遼・)に分かれますが、どちらのタイプも最終的には左脚の膝か股関節かのどちらかの上で体が回っていきます。
つまり、ゴルファーには体重移動のタイミングと回転の支点との違いとで大雑把に、しかし確実に4種類に分類できます。
因みに支点を決めてからジャンプアップを顕著に使うタイプと殆ど使わないタイプにも分けられます。

尾崎将司を例に挙げますと、
(1)ダウンスイング初期(推進力1段目のロケット)に飛球方向に大きくスライドして左脚に体重を移す。
(2)その体重移動を左膝でストップさせる
(3)すると逃げ場をなくしたエネルギーが回転方向に作用する
(4)ジャンプアップの動作が回転を加速させる。

石川遼は(2)を膝でなく股関節で行い。青木・岡本・木戸は(1)推進力1段目のロケットに右脚のキックを使いますが、いずれにしても発生したエネルギーを体が回転する方向に変える必要があります。この支点をしっかり決める事で回転に鋭さが増しいわゆる「腰が切れた」と表現される状態だと私は考えています。

誤解しないで頂きたいのは、腰を回す意識のプロはいない(はず)です。結果的には回りますが腰はむしろ止める(ブロック)する意識のほうが強く、止めるところがあるから動かしたいところが強烈に動くと考えていいと思います。繰り返しますが、止める支点は膝または股関節です。

クラブを持たずにアドレスの姿勢を取り、両手のひらをそれぞれ左右の太腿の上に置きます。その姿勢から左手のひらで右膝の外側をタッチしたかたちがトップです。
逆に右手のひらの左膝タッチがインパクト~フォローの動きですが、このときに左股関節周辺のズボンに折り目ができますね?これを「腰が切れ上がっている」と表現することからきているものだとも考えています。
右手のひらの左膝タッチの時に股関節に支点の意識を置くのが石川で、青木功などは膝を支点としているようです。

左手のひらで右膝の外側をタッチしたかたちがトップですが、そのときも股関節か膝か、意識するところがプロによっても違います。

>>今のところトップが出来上がった瞬間に、『ほぼ自動的に切り返す』ようにすれば、
>>ほぼいい感じなのですが、方向はそこそこでも飛距離が190Y~240Y
>>(1日に1回出るか出ないか)と大きな差が出て

支点が決めきれていないか、決まるときと決まらないときがあるのではないでしょうか。股関節か膝かやりやすいほう(右手のひらの左膝タッチドリルで意識し易い部分)で練習されるといいと思います。

膝支点タイプの人が、石川遼が股関節で回ると言ったから股関節を意識するとドツボにはまると思います。
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この回答へのお礼

分かり易い回答を頂きありがとうございます。
時間を作らず真剣に読むのが大変遅くなったため、お礼も遅れてっしまったたことをお詫びいたします。

2012-8-14の「ショットが(正しく)良い時はパットも良い事が多い」の質問時に、テークバック時の正しい手の動かし方事を、本”教えて”で学んだ下りを述べましたが、それは2012-8-1に投稿されていた「左手のひらを下に押し込む感覚」を見ての事でした。

今回は、それに加えてダウンスイング部分の右手のひらの振る舞いについてもご教示いただきありがとうございました。
感覚的には非常に良く分かりましたので、早速練習をしてみたいと思います。

切り返しの支点についても合わせて練習に励みたいと考えています。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/30 12:09

横田真一プロの動画ですけど...



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ゴルフの多い説明に本人にどうやって理解して貰うのか難しいですよね。


確かに、腰を切ると表現するのは多いですが、人により受け取り方が違うと思います。
私は、その言葉は、バックスィングから体重を左足に乗せて左足で一気に止めて受け止めてクラブを振り下ろすのを
腰を切ると理解してます。
人により、これは色々理解が変わると思いますよ。
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この回答へのお礼

回答を頂きありがとうございました。

テークバックにもダウンスイングにも腰を切るという体の動きはあるように感じますが、その違いはその動作をする時の速度だけのようにも感じます。

もっとも、切られた腰(股関節と骨盤の動いたその相対位置の結果の形)とは、どのようなものかという定義が無いと決めつけた話はなかなかできないのではないかと思います。

この件に関しては、股関節の機能と働き方が極めて重要な意味を持つているのではないかと思う今日この頃であります。

この後も、究極のスイングを求めて、更なる旅を続けたいと思います。

お礼日時:2013/01/31 00:41

切るという言葉に特に意味はないかと。

回すという意味です。切るには激しく動かすとか、方向を変えるという意味があるので、普段の生活ではあまり出会わない速度で、腰を回すという意味で使っています。

正しい腰の動きを、言葉で説明するのは、ほとんど不可能なのでやめますが、悩むより、レッスンに行ったほうが近道です。正しい腰の動きや、股関節のポジションをしらないと、どんな練習をやっても無意味なので、ぜひそれをおすすめします。
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 現在のスポーツ界では「腰回りを中心とした筋肉からの始動が最も合理的」という発想があります。


人間が何らかの動作をおこなう際、複数の筋肉が動いて動作が行われます。するとある筋肉の動きが他の筋肉の動きにも影響を与え、その複合結果が動作になります。その時、AとBがつながった筋肉の場合、Aの動きがBの運動の妨げになる時があります。

 基本的には、「体の中心の筋肉は大きく、末端はその動きの妨げになりやすい」というのが近年のスポーツ界の見解です。体の中で最も運動量を発生させやすい腰回りから運動させ、他は意識的に動かさないようにするのがいいのです。仮に腕に力を入れて振ろうとすると、腰回りのエネルギーを腕で減少させてしまうという発想です。腰を先に運動させてやり、そのエネルギーを他の個所に伝達させて最終的には腕(若しくは足)に伝達させています。
 確かに、「体全体を一気に移動させた方がエネルギーの総量は大きい」とお考えの場合もありますが、パフォーマンスを考えれば腰から始動したほうがいいです。というのは、「腰だけを先に移動させて、途中で腰の移動はなくなり、他の個所が動く」という方がエネルギー効率がいいからです。ひもに5円玉をつるしたものを振り子のような動きをさせたとします。振り子の運動中に糸を指でつまむと5円玉の移動速度が速くなります。糸全体のエネルギーが下側に集中し5円玉の速度が上がるのです。ゴルフのスイングで言うと、振り子の支点が体全体で、つままれるところが腰回り、5円玉がクラブヘッドになります(単純に書くとです、体はもっと複雑にこの動作をしています)。

 腰を切るというのは正式には「体の初動として腰を移動させ、途中で(他の個所より)動作が早く終わる」ということになります。ゴルフに関しては多くの人が「良くボールを見ろ」という教えが多いために、動作の初動が頭であったり、肩や腕になる人が多いです。そのため、初動が理想的な(運動量が多い)腰回りでなく、片等になってしまうのでボールに伝わるエネルギーが小さくなってしまいます。素振りではいいスイングだが、本番はダメ、という人は素振りでは腰回りから動けていますが、本番は肩などからになっています。練習方法としては、「素振りの感覚を忘れないや、ボールを見過ぎず、スイングそのものが正しい動作になっているか意識を集中する」ことをお勧めします。
ご参考までに。

 

 
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アドレス時、飛球線と平行な腰のラインはインパクト時、45度ぐらい開いた形が標準的な位置だと思います。

この時、概ね、右腰は元の腰のラインよりボールに近づかず、左腰はラインから離れたポジションになります。
さて、腰の動きを表現する時、腰を回すというと右腰は近づき、左腰は離れるような位置になるような動きをイメージされやすくなるために、あえて違った腰を切るという言い方をしているのではないでしょうか。
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