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吉井勇の短歌で

『山みれば 山に雪 ありしかすがに 我に愁いのなからめや冬』

というものがあるのですが、意訳が知りたいです!誰か教えていただけませんか?

A 回答 (1件)

京都東山に位置するここ「紅声窩」に暮らしている。


もう山は冠雪が始まっている。
いよいよ冬到来、そうはいうものの老境の私にとっては、どうか病気や懊悩など患い事のない、平穏無事の冬でありますようにと願うばかり。

参考:「老境なるかな」
http://www.aozora.gr.jp/cards/001497/files/51241 …

まるで次の万葉歌の裏返しのようで、実は老いては厳しい京都の冬を安穏にすごせた結果、その本歌通りが詠えるようにあって欲しいという、そのような願いの籠もった本歌取りのようにも思えます。

風交へ雪は降りつつ然(しか)すがに霞たなびく春さりにけり 万葉集10-1836
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