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昨日宇都宮から新秋津まで帰ってきました。
前もって宇都宮から大宮までの、新幹線の切符、と乗車券は買っておきました。
食事を中止したため、大宮から新秋津まで乗って、降りるとき本来なら380円の所、
510円取られた、新秋津の駅員が大宮で1度降りれば380円ですと言ったのみ、
どうも腑に落ちないので、解りやすく教えて下さい。
よろしくお願いします

A 回答 (5件)

まず、運賃の計算をしてみましょう。



ここでは
宇都宮[新幹線]大宮[埼京線]武蔵浦和[武蔵野線]新秋津
または
宇都宮[新幹線]大宮[京浜東北線]南浦和[武蔵野線]新秋津
という経路で乗車したとします。
宇都宮→新秋津(新幹線経由):1890円
宇都宮→大宮(新幹線経由):1280円
大宮→新秋津:380円
となります。
なお、新幹線経由ではなく宇都宮線経由であっても、途中下車の可不可などの違いは生じますが、上で仮定した経路の場合、運賃に違いはありません。

お手持ちの乗車券が宇都宮→大宮であった場合、正確には新秋津での乗り越し精算額は
1890-1280=610 で610円となるはずです。ご質問の510円が正しかった場合、510円になる根拠がわかりませんが、ここでは単純にご質問で打ち間違えあるいは勘違いであったとして、実際には610円取られたとして話を進めます。

お手持ちの乗車券である宇都宮→大宮は運賃計算のキロ数(以下、単にキロといいます)は79.2kmです。
100km以下の乗車券の乗り越し精算は、全区間の運賃からお手持ちの乗車券の運賃を引いた差額となります。それが、ご質問のように高くなっても、この計算方法にしかなりません。このような計算方法を「発駅計算」と言います。
一方、ご質問の場合、大宮駅で打ち切って大宮から新秋津の運賃を別途精算額とする方法を「打ち切り計算」と言います。
JRの旅客営業規則から、キロが100kmまでの乗車券は発駅計算で精算することが定められていますので、打ち切り計算のほうが安くなっても打ち切り計算にするわけにはいきません。
打ち切り計算にするには、「大宮駅の改札をいったん出て」から、新たに大宮駅で切符を買う必要が有ります。

このような事情から、新秋津の駅員さんが「大宮で1度降りれば380円ですと言った」理由がおわかりいただけるかと思います。

備考として、
宇都宮→大宮はキロが79.2kmで運賃計算上は75kmとなります。賃率は1kmあたり16円20銭ですから
75x16.2=1215円(10円単位に切り上げ)1220円に消費税をつけて
1220x1.05=1281円(10円単位に四捨五入)で1280円となります。
大宮→新秋津は埼京線経由で24.2km、京浜東北線経由で26.5kmですが、大宮→新秋津の乗車券は最短距離で計算できますので(専門的には東京近郊区間内相互発着といいます)、埼京線経由のキロを使います。この距離は運賃計算上23kmとなります。この区間の賃率は1kmあたり15円30銭ですから
23x15.3=352円(10円単位に切り上げ)360円に消費税をつけて
360x1.05=378円(10円単位に四捨五入)で380円となります。
キロは合計で98kmです。

一方、宇都宮→新秋津はキロが埼京線経由で103.4km、京浜東北線経由で105.7kmで、どちらの場合でも運賃計算上は110kmとなります。賃率は1kmあたり16円20銭ですから
110x16.2=1782円(100円単位に49捨50入)1800円に消費税をつけて
1800x1.05=で1890円となります。

このように、大宮で分けた場合、運賃計算上のキロが通しのキロより約1割短くなります。
さらに大宮→新秋津は東京付近の電車特定区間の賃率が適用になり、20円お得になっています。

なお、興味がおありの場合、運賃計算の詳細はJR東日本公式サイト内の旅客営業規則の第2編 旅客営業 -第3章 旅客運賃・料金 -第2節 普通旅客運賃をご覧下さい。
http://www.jreast.co.jp/ryokaku/index.html

以下は私見ですが、通常の商売の考え方からすると、切符の買い方によって総額の差が出ることはよろしいとは思えませんが、かといって、きまりでそうなっているものを駅員さんがかってに安くなる方の計算をしてしまうこともできませんでしょう。ご質問のような「通しで買うと高くなる」ケースはちょくちょくありますが、JRの運賃の算定方法に問題があるといえそうです。ただ、今のところ、私個人がどう思っていてもJRのきまりはかわりませんね。
今回の私の回答はJRのきまりに従った方法の紹介ですので、「腑に落ちない」のは解消しないことでしょう。この回答は「腑に落ちない」ことの解決にはなりませんが、「何でそうなるのか」の説明である、とご理解いただければ幸いです。
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この回答へのお礼

有難うございます、読んで納得はしましたが、少々腑に落ちない部分はありますが、
それが決まりですから、ここで皆さんから教えて頂いて、よくわかりました。有難うございます。

お礼日時:2013/03/22 10:56

510円ではなく610円のはずですが?



宇都宮-大宮-新秋津間 103.5km だと 運賃は110km分の幹線運賃(16.2円/km)が適用され端数整理と消費税分が加算されて1890円になります。

宇都宮-大宮間 79.2km だと 75km分の幹線運賃で1280円
大宮-新秋津間 24.2km だと 23km分の電車区間運賃(15.3円/km)が適用されて380円

乗越運賃は元の券の距離が100km以下または大都市近郊区間相互間のときは発駅から着駅までの運賃と元の乗車券の運賃の差額としています。

大宮で一旦降りると運賃の元となる距離が短くなること、安い電車区間運賃が適用されること、端数整理の関係で纏めて買うより安くなります。

元の券が新幹線経由ならば大都市近郊区間外なので100km以下の方が適用され差額精算になります。
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この回答へのお礼

有難うございます、いつも大宮から新秋津は使っているので、ちょっと納得しにくい感じですが、
今後注意します

お礼日時:2013/03/22 10:53

これは駅員の対応が間違っていると思います。



新幹線の場合、宇都宮~大宮間は大都市近郊区間には含まれません。が、
元の乗車券が100km以内ですので、全区間について変更前と変更後の運賃を比較してその差額請求になります。
http://www.jreast.co.jp/kippu/21.html
(1)宇都宮→大宮は1280円、(2)大宮→新秋津は380円
これをとおしで買うと、(3)宇都宮→新秋津は1890円です。

大宮でいったん改札を出ると、(2)の380円で済みます。
一方、(1)の乗車券で改札を出ないで新秋津まで乗り越すと、1890-1280=610円のはず。

なので、510円ではなく、610円請求するのが正解だと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます、後ろに並んでる人がいたので、そのまま支払いましたが、反対に得したのですかね。

お礼日時:2013/03/22 10:51

JRの場合、大都市近郊区間内で乗り越しをした場合は その差額で精算を行います



発駅もしくは着駅が大都市近郊区間から出ているか、経路のどこかで近郊区間をはみ出していた場合は「乗り越した区間の運賃」で計算します
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通しで乗ると一旦下りた時(改札を出た時)よりも高くなると言う「逆転現象」はよくあること。


つまり、大宮までの切符を新秋津で精算すると「通し」と見なされるので510円。そうでなく、一旦大宮で下りれば大宮→新秋津の380円で済むということ。
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