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日本マクドナルドは、5月7日から、現在100円で販売しているハンバーガーや、マックシェイクのSサイズを、120円に値上げするほか、120円のチーズバーガーを150円に値上げするそうです。

マクドナルドでは、3月まで12カ月連続で、売上高が前の年を下回っていて、100円の商品を減らすことで、セットメニューの売り上げを伸ばしたい、と語っておられます。

・・・勤続30年のマクド社員と先日話しましたが、この値上げについては当人の考え方が古いせいか、かなり批判的でした。藤田デンにも寵愛されていた彼いわく
「マクドナルドはダイエーなんや、低価格を諦めたら店つぶれんねん」だそうです。

幾多の困難を乗り越えてきた商魂マクドが、なぜ12ヶ月程度の前年比割れで挫けたのか、数字に縁遠い私には推し量ることができません。どなたか、ここで値上げをしなければならない絶対理由を教えてください。

A 回答 (6件)

ファストフード業界だけでも熾烈なところに、最近はもっと手軽なコンビニ弁当なども台頭し、競合が厳しい上、消費者も賢くなってきており、余分なモノは買わないのですよ。



「セットメニューの売り上げを伸ばしたい」に答えのヒントがあります。
ハンバーガーを60円くらいで提供していた時期がありましたけど、60円バーガーだけを買われると、赤字店舗も多かったそうです。
即ちサイドメニューと併せて、ようやく利益が上がる仕組みと言うことです。

マーケティングで言えば、「囮商品」などと言うのですが、牛丼280円なども同じ。
味噌汁とかトッピングとか、実は原価は10円もしない、50~100円のサイドメニュー商品で儲けているのです。

ドリンクが典型ですが、あんなの原価は10円しないですからね・・。
「セットにすれば30円お得!」などと言いつつ、店はセットの方が50~60円儲かると言うシステムです。
だから「ポテト/ドリンクは如何ですか?」なんだけど、最近の消費者は、不況の影響などもあり、帰りにペットボトルのコーラを買って帰るので・・・。

それなら最初からコンビニでコーラを買い、そのまま「コンビニのバーガーやパンでも良いか・・」となるケースも増えるし。
かと言って、数百円する様な高級バーガーを発売しても、「それなら、後ちょっと足してランチでも・・」となるし。

で結局、「一番売れ筋の主力製品を値上げするしかない」と言う結論になります。

違うマーケーティングの観点で言えば、「顧客単価」と言うものがあります。
顧客一人当たりが、ファストフード店で使う金額の平均は、400円前後かと思いますが、その400円の中で、最も店舗側が儲かる構成とか、沢山売れる様にしたいワケです。

この回答への補足

#6において強いご指摘がありましたが、この値上げは前年比割れごときで挫けたのではなく、来たる消費税増税に向けての布石である、という可能性が現れてきました。

マクドのサービス、低価格とスマイル0円への姿勢は永久に不滅なのかもしれません。

補足日時:2013/04/21 18:32
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この回答へのお礼

分かります。
ただし客単価以下の客にも同じサービスを施す、あるいはそれ以上に金をかけることが、一流企業のあり方です。

目先の金は拾うのではなく、サービスとして還元するよう促したのが、100円マックの理念だと思います。値上げ部分の20円は、理念より目先の小金を拾うかのような行為とならなければ良いのですが・・・
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/19 19:16

値上げという一側面にとらわれてはいけません。


マクドナルドの客単価は戦略によって大きく変動します。
300円にもなるし1500円にもなるのです。
したがって、業界平均の数字との比較に意味はありません。
まず、予算が編成されます。
予算の売上、利益に基づいて、店舗数や来客数、客単価、人件費、経費等がシミュレーションされていきます。
値上げという一側面にとらわれてはいけない理由がそこにあります。
もともとハンバーガーは280円でした。
それから比べると値下げが継続されていると捉えるべきでしょう。
どうせ消費税が上がるとすべてのものの値段が上がります。
マクドナルドは、その時の値上げインパクトを緩和するために、今のうちに消費税分+αの値上げを敢行し、消費税が上がったときに値下げをして税込みで120円を維持するという戦略を選択したものと思われます。
そうすることで、皆が値上げしている時に値下げインパクトを与えることができるからです。
マクドナルドの経営戦略では、5年という中長期的な戦略のもとに値段が検討されており、決して対前年ダウンというということだけで単純に値上げをしたものではないということです。
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この回答へのお礼

ご指摘の部分は、よく理解でき、とても参考になりました。苦しまぎれの値上げではなく、消費税値上げ時期の布石と言うのが正解であれば、マクドのコストパフォーマンス・パワーは、潜在的に健在、と言えそうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/21 18:15

> 目先の金は拾うのではなく、サービスとして還元するよう促したのが、100円マックの理念だと思います。



「理念」と「商売」「マーケティング」は・・・別です。

商店街の店舗なら、「理念でマーケティング」もアリですが、巨大チェーン店のプライシングは、緻密なマーケティングです。

「マーケティング戦略が、理念に合致するか?」は考慮されますけど、「理念に基づくプライシング」なんて言う甘っちょろいマネジメントは、残念ながら存在しない世界だと思いますよ。

100円マックの「サービスとして還元」は、後付けの理念であって、思ったほど儲からないので、やめるワケですから。
逆に、もし「理念ありき」なら、貫くでしょう。
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この回答へのお礼

特に違いが無いように思います。「理念」という呼び方に問題があったのでしょうか。
この場合に使われた「理念」は(サービス)という単語に置き換えてみた方がストレートで良かったのやも、それは「サービス残業」という言葉で使われる意味での(サービス)です。

400円という客単価は一定ではなく、そのときの戦略によって変動します。変動する客単価に、どれほどのサービスが含まれたかによって、その団体が重要視しているものが表面化し、質を測ることができます。話はずらしていませんよ。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/20 20:07

今までマックバーガー店に通って頂いていたお客さんが来店する事が条件です。


通常通りの来店ならば売り上げは伸びます。
また、他の商品を150~250円代に価格を抑えて販売すれば、お客さんは選択する幅が広がります。
あとは、いかに魅力のある商品を販売するかが焦点になりませう。

自動車の税制と同じですね。
軽自動車の排気量税を引き上げ、1000ccクラスと軽自動車税を同じにしながら新しい税金へと変える(29500円→19500円くらい)。
税制を変えることで、1000ccクラスや1300ccクラスの魅力が増え、実質販売価格はさして変わりがない現状なので、ユーザー層は軽自動車に突出することなく1ランク上の自動車へ乗り換えることが出来ます。
鈴木修会長は怒っていましたけどね。
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この回答へのお礼

まだまだ余裕もある中、他の選択肢は考え及ばなかったのでしょうか。良い物を安く、を諦めた時、その商売は落ちぶれます。

100円の価値しか無い物を、ドサクサ紛れに120円で売り付けようとは、盗っ人のような商売です・・・と、死んだ藤田デンが言っているやも知れません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/19 18:24

藤田田は口に十字架で田としたんですってねぇ・・・・宗教的に・・・・・。

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この回答へのお礼

口は災いの元だと言いたかったのでしょう。母親からの(愛)です。このルール、ご理解いただけますよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/19 18:31

最近君のIDはよく見かけるけど、時事ネタにばかり質問を繰り返してるようだね



質問内容を読んでいると、どれもこれも本当に理由が知りたい訳じゃなく、ただ質問したいだけのような内容に感じます


>数字に縁遠い私には推し量ることができません。

ではなく、本音はただ「調べるのがめんどくさい」だけなのではないですか?

これまでマクドナルドの戦略はちょくちょく発表されているので、ちょっとググればすぐに出てきます


>どなたか、ここで値上げをしなければならない絶対理由を教えてください。

原田泳幸CEOの基本戦略だからです

原田泳幸CEOは、日本マクドナルドの創業者、藤田田氏とは経営理念が間逆です

藤田田氏はとにかく出店を増やし安く商品を提供してきたことで会社を大きく成長させてきたのですが、デフレやBSEなどの影響を受け経営不振に陥りついには経営を退かざるを得ない事態になりました

原田泳幸氏は、「経営が厳しい不況の時ほど値下げをしてはならない」と言う戦略を取っています

利益率・客単価を減らしてしまえばより一層苦しくなり、ライバル店と共倒れになるからです

でも原田氏は一代で会社を外食産業NO.1にした藤田田氏の手腕は高く評価しているらしく、参考にしている部分も多いのだとか

ここ一年ほど前年割れしている実績について、東日本大震災以降、顧客の値下げに対するお買い得感が一層高くなっていると分析しているようです

これまでのように値上げするだけでは顧客は離れていってしまうので、単品の価格は上げてもセットの値段は据え置くことでより粗利の取れるセットを購入してもらうような戦略を取ってきたようですし、ポテトSサイズやナゲットなど単品価格が値下げされた商品もいくつかありますよ


>なぜ12ヶ月程度の前年比割れで挫けたのか、


別に挫けてはいないと思います

これまで8期連続で売上を更新し続けてきた会社です

たった一年前年割れしただけでマスコミが騒ぎすぎだと感じます

再建が急務ですが、結果が出るまで1~2年はかかると思いますし、いま評価を下すのはあまりに時期尚早だと思いますが


>勤続30年のマクド社員と先日話しましたが、この値上げについては当人の考え方が古いせいか、かなり批判的でした。藤田デンにも寵愛されていた彼いわく
「マクドナルドはダイエーなんや、低価格を諦めたら店つぶれんねん」だそうです。

それが本当ならこれまで値上げを繰り返した今頃はとっくに潰れてるとは思いませんか?

気持ちが分からなくもないですが、勤続30年で何を学んできたのだろうと感じます

確か、原田氏はアップルからマックにヘッドハンティングされてもう10年近くになると思いますが、質問者さんの知り合いのその社員さんが未だに藤田田氏の経営戦略を捨てきれないようでは、マックにいるだけムダかと思います

上記の情報はすべてネットでググったものです

ヤフーのトップページを覗いていればしょっちゅう出て来ます

人にあれこれ聞くだけでなく、本当に興味があるならまずは自分で調べるべきかと

自分もあなたと同じただの部外者でしかありませんが、これぐらいは知っています
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この回答へのお礼

最近、私のIDをよく見かけるのですか?一応あなたのよりも1年古く、そして今日までコンスタントに発信し続けているのですけど、コツコツ型の質問者ですから、目に止まりにくかったのでしょう。反省しておきます。

とりあえず、私はヤホーのトップページは見ないんですよ。理由は、孫正義のすべてが嫌いだから、です。

彼がマクドにいても無駄かどうかは、結果が物語っています。彼の意見を聞かずに、パソコン屋に任せたがために、母屋が傾いて来ているしだいです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/19 18:55

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