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 盛田昭夫さんは、著書『メイド・イン・ジャパン』(朝日文庫)で、「われわれは市場に奉仕するのではない。われわれが市場を創造するのだ」という言葉を残しました。
 この言葉の意味を調べていたのですが、通常、企業や会社を興そうとする人は社会や市場に貢献(奉仕)しようとするものではないのだろうか?という疑問が生まれました。それとも自分の解釈が間違っているのでしょうか・・・。この言葉の意味を教えてください。お願いします。

A 回答 (2件)

No.1さんの回答に同意。


最近は「顧客満足度の向上」では駄目だそうです。
「顧客満足度の向上」は顧客が欲するものに応える姿勢であり、今は顧客が想像もしないような「欲する以上」を以て応えないと競争に勝ち残れないとのこと。
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盛田氏がどのような意味で使われたかは判りませんが以下のような意味ではないでしょうか。



例えば洗濯をするために、洗濯機やそれで使うための洗剤を買います。
この場合において市場に奉仕というのは新しい洗濯機や洗剤を開発し提供する事です。
昨今の研究開発によって洗濯の手間がだんだん省けてきていますし、汚れも落ちやすくなっています。

市場を創造というのは洗濯しなくてもいい服を開発する事です。
そもそも洗濯する手間を無くしてしまおうという発想ですね。
今の技術では安価には難しいですが、開発例がありますので今後は使われるようになるでしょう。

CNN「『100回着ても洗濯不要』のシャツ」
http://www.cnn.co.jp/business/35031678.html

どちらも顧客の要求に応えるために開発していますが、既存の延長線上で商品開発をするのではなく、本来の顧客の心の中の要求に応えるために全く新しい商品を開発している所が違います。

理解を深めるために、他にも例を挙げてみましょう。

酒:
市場に奉仕:新しいビール、第三のビール
市場を創造:ノンアルコールビール(付き合いで飲むけど酒は嫌いという要求に応える)

ノートパソコン
市場に奉仕:より軽くより堅牢なノートパソコン(東芝)、より安い物を(ASUS)
市場を創造:タブレット(apple)

携帯電話
市場に奉仕:防水、オサイフケータイ、カメラ、バーコードリーダーetc.(日本)
市場を創造:iphone

以上理解の参考になれば幸いです。
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