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雑学で聖書の勉強をしています。過越祭の起源となった出来事に
ついて、一点教えていただけますでしょうか。

神は、羊の血をドアに塗っていない家については、「初子」を殺した
とあります。初子という言葉をそのまま解釈すれば、30歳であろうが
0歳であろうが、長子を殺したということになりますが、この理解で
正しいのでしょうか? また、わざわざ初子とされたことの意味は、
それだけ長子が重視されていた社会だったと理解すればいいので
しょうか?

「十戒」のドラマ版(チャールトン・ヘストンの映画でないほう)をみました
が、ファラオが幼子を抱きかかえて泣くシーンがあり、「年配のファラオの
長子が、まだこんなに幼いのかな?」と違和感を覚え、お聞きする次第
です。

A 回答 (1件)

 長子であるということは。


 「親=家の財産を相続する者」であり「将来、家をもり立てていくべき責をおった者」ですから、いないと家=一族として大変に困るんです。なので親父は2号、3号OK。母親は子供を産めるだけ産み続けるという世の中になったわけです。

 ただ、長子は将来一族を率いていくわけですから、半端な能力はかえって危険なので戦場で試すんです。で、あんまりおとなしく女々しい奴は尼寺(欧州中世頃)へ放り込んだり、がんばっても戦で戦死したり、あるいは生まれた直後に死んでしまう(新生児死亡率は今でも重要な指標)ので、歩留まりがよくなかったわけです。まして男は弱い。そのため、長子に何かあるたびに、実は財産の引き継ぎでもめまくります。(そのために女性に相続権が生まれた。)

 ですからこの際、年齢はさておいて、長子かどうかの資格が最優先。(今のサウジアラビアはイブン・サウド王の政略結婚で支配を拡大したので親類縁者が異様に膨らんで、揉めまくった。)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変よくわかりました。

お礼日時:2013/07/01 18:03

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