
党首討論会でみどりの党は「富の配分」と言っていました。富の配分は共産主義の基本理念と思っています。今の日本の資本主義では好く働いた人が沢山の富を得てもいいことになっています。その代りに高率の所得税が課せられる仕組みです。問題は転職するたびに高額の報酬を得ている人達がいて、不当な収入ではないのかの議論があることです。そういう人達を少しでも排除して行こうと言うのが渡辺氏、橋下氏らの運動方針で今の流れと思うのですが、みどりの党は女性の立場、自然環境保護などを公約していますが、それは隠れ蓑で何やら共産主義化を企んでいるようにみえるのですが。皆さんはみどりの党にどのような印象を持っておられるのか、お聞かせ頂けませんか。
No.4
- 回答日時:
みどりの党?これですか?
緑の党 | 市民発 原発ゼロ フェアな社会へ
http://greens.gr.jp/
私は端的にいえば、緑の党は新左翼の亜流だと判断しています。かつて新左翼は、武装闘争路線を放棄した日本共産党と一線を画して、学生運動や三井三池争議や安保闘争、三里塚闘争といったその時々の争点を活躍の場として極左暴力路線で反社会的活動にのめり込み四分五裂し内ゲバやリンチ事件を引き起こした挙句、大衆から遊離し自壊していった歴史があります。
そうした新左翼勢力の中には武装闘争路線に行き詰まりを感じて市民団体を結成、あるいは介入していった流れがあるのです。
その一派が緑の党であろうというのが私の受け止め方なのです。
緑の党は議会主義の政党です。だから極左暴力主義集団と同一視するのは間違いだし、私は決してそう見ている訳ではない。ほとんどの政策が日本共産党と一致しているにも関わらず日本共産党に合流できない点を新左翼の亜流だと見ているといったことなのです。だからといって「隠れ蓑」「共産主義化」と断じるつもりもない。実現可能性を検討することもなく、一見聞こえの良い政策に共鳴して、既存政党に集わなかった分子が糾合した政党なのだろうと考えているのです。
こういうニッチな政党は絶対的に政権政党になりえませんから、実現可能性を無視して綺麗事ばかり政策に並べられるのが強みだといえます。それは民主党もそうだったんです。かつて民主党は、「埋蔵金を掘り当てて見せます」といった荒唐無稽な公約を並べ立てて有権者を欺いた。たとえ騙しても政権を握ってしまえば、なんとでもなると考えていたのでしょう。政権を担うつもりまではなくても、そういうところは緑の党も同じだと思います。
緑の党は「最低賃金を時給1 千円に引き上げます。」と安易な公約で有権者の支持を得ようとしている。
しかしそれで企業は成り立つのか?日本経済は成り立つのか?それで起業家は増えるのか?次から次に疑問が生まれる。いったいどういう計算、根拠で時給1 千円という数字が出てきたのか?
聞いた所で誰も答えられないし、答えるつもりもないのでしょう。
緑の党は「参加型民主主義」を唱えているが、これも私は支持できません。私は「現代社会は高度に発展し専門化・分業化が進行している。」といった基本認識を持っています。ド素人である市民が参加すれば万事解決といったお花畑の幻想には与することができません。
今だって参加しようと思えば誰でも参加できる。議会の会議録はネットで公開されているし、官公庁はパブリックコメントを受け付けている。しかしネットは決して敷居が低いメディアでもないのです。「徹底討論する議会」とお題目を並べるだけなら誰でもできる。しかし有権者のひとりひとりがその議会の会議録に目を通そうとしないのではどうしようもない。それが福島原発事故を招いた原因だったともいえる。福島県民のひとりひとりが福島県議会の会議録をチェックしていれば防げた事故だったのだ。
今、福島県民は一途に被害者という立場に固執している。しかし同時に彼らは加害者でもある。彼らは自らの責務を放棄した無能力者だったのだろうか。「参加型民主主義」を唱えるからには、有権者にそういう姿勢を求めなければならない筈なのだ。しかし、そういう姿勢は緑の党に微塵も見ることが出来ない。
安易に有権者に迎合し、ご機嫌取りに奔走するだけの政党は掃いて捨てるほどある。今必要なのは有権者に痛みを求める政党ではないのか。
No.3
- 回答日時:
党首討論に参加したのはみどりの風ですね。
みどりの風は2011年に国民新党と民主党を離島した4名で作られた院内会派です。
その結党時には,世界で連携している「緑の風」と55年体制化以前に参院に置かれた院内会派・緑風会を基に結成したとされています。
但し,後述する緑の党からは「環境」と「脱原発」を拝借しただけで,なんの関係もありません。
緑風会は,基本は無所属議員を最大勢力として幾つかの政党の議員も加わり,既成政党から距離を置く事でより広い意見を汲み取ろうというのが理念です。
基本的には保守側に立つことが多かったようです。
保守合同で自民党一党優位政党制(55年体制)になると,勢力を落とし自然消滅しました。
「緑の党」というのは,環境問題政策を主軸として多文化主義・反戦主義などを掲げる政党です。
世界70カ国で「グローバルグリーンズ憲章」を策定し,それを基軸に国際連携をしてよりよい世界を目指そうというものです。
まぁ,そういった運動はソ連主導で行われたコミンフォルムに似ていますが,別に所謂共産主義(マルクス・レーニン主義)ではありません。
それとはまったく別に,1970年代に台頭したエコロジー主義・反戦・反核・多文化主義などの運動から派生した政党です。
ということですので,
>隠れ蓑で何やら共産主義化を企んでいるようにみえるのですが。
企んではいません。
みどりの風は,社会保障一体改革などの意見の相違から当時の民主党・国民新党から離島した4人が集まって作った院内会派ですから。
多分,緑の党ほどの政治理念なんて無いと思いますよ。
一方、緑の風もコミンフォルム(マルク・レーニン主義)を掲げる共産党とは,また違った勢力です。
共産党は経済政策を基軸に置くのが強いですが,緑の党はどちらかと言うと市民運動の発展的要素が強いです。(もちろん,思想的に共産主義が無いとはいいませんが)
日本にも2012年に結成されています。
ただ,まだ国会議員は一人もいませんので,まだ政党要件は満たしておりません。
今度の参院選では候補者を擁立するようですが,はてさてどこまで戦えるか。
まぁ,今の野党よりマシだったりかどうかはこれから見極め次第ですね。
一応,それぞれの政党のホームページです。
みどりの風
http://mikaze.jp/index.html
緑の党
http://greens.gr.jp/
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