
(1)辞書的な意味
「やぶさかでない」→是非そうしたい。~することに労力を惜しまない。 といった積極的な意味
「こだわる」→ちょっとしたことに必要以上にとらわれる。固執する。拘泥する。 といった悪いイメージ
(2)現代人がよく用いる際の意味
「やぶさかでない」→いやいやながら。気は進まないが。やらないでもない。 といった消極的な意味
「こだわる」→肯定的なイメージ
この2つの言葉は誤用が転じて現在では(2)が主流になりつつあります。
では、あくまで「辞書的な意味」でいえば、(2)で言ったようなイメージをできるだけ直接的に表す言葉はなんですか?
つまり、「いやいやながら。気は進まないが。やらないでもない。 といった消極的な意味」を表す語
「こだわる、の肯定的なイメージ」を表す語
を教えてください。
できれば現在使っても通じるような語が良いですが、無ければ今は使われなくなった語でも良いです。
現役の国語教師に尋ねてみたのですが「わからない」と…。
もちろん、言葉は時代とともに変わっていくものだとは思いますし私も主に(2)の方で使いますが、知識として知っておきたいので、よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
「~するにやぶさかでない」は英語だとreluctantだと思います。
下記リンクによると、日本語では不承不承のようですね。http://ejje.weblio.jp/content/reluctant
NHK放送文化研究所の放送用語委員会によると、「~にこだわる」を「~に神経を使う」「~に気を配る」にしたらよいとのことです。
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/yougo …
あとは「妥協しない」「納得のいくまで追求した」とニュアンスを表現する
なるほど、「不承不承」「気を配る」ですね。
ただ、あくまで私の感覚であり一般の方がどう感じているかは分かりませんが、「~に気を配る」は「こだわる」に比べて少し弱いイメージがありますね。
その点「納得のいくまで追求した」は少し長いフレーズですが的確にニュアンスを表せているような気がします。
非常に参考になりました。
回答ありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
「やぶさか」を変換すると「吝か」となります。
「吝(リン)」……「ものおしみ・だしおしみ 例:吝嗇(りんしょく)」という意味ですから、「やぶさか」を否定すれば、「ケチケチしないでどーんと協力する」わけですが……
ということで、英語のreluctantは「やぶさか」であって、「やぶさかでない」ではありませんね。
さて、適切な言いかえなら、
「やぶさかでない」の誤用の言いかえなら「不承不承」しかないでしょうね。
「こだわり」の肯定的表現なら「一家言」だと思いますが。
「一家言」は目からうろこでした。
ただ、日常的に目にする語ではないので使い方がいまいち分かりませんが…(汗)
回答ありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
場面次第では、すんなりと置き換えることは難しいかもしれませんが、
しぶしぶ~する
没頭する
などはいかがですか。
この回答への補足
私が想定していた「こだわる」は、
「当店こだわりの○○」「素材にこだわりぬいた自慢の○○」
といったものです。
「こだわる」の本来的な意味を知ってから宣伝や紹介文で見かける「こだわる」が気になって気になって…。
説明不足ですみません。
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