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安倍首相が、深刻化しているシリア情勢に関し、訪問先のカタールで記者会見を行いました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130829/pl …

自分はこの記事を読んだ後、安倍首相を始めとする憲法9条改正の動きに変化はあるのだろうかと考えました。

必ずしも、中国や韓国などから自国を守る為だけの意味で、改正を望んでいる訳ではありませんよね。

ましてや、日本の首相ともなれば、当然このような同盟国の軍事介入を想定した上での発言であるべきです。

イラク戦争の際も、日本は憲法9条があったが故に、後方支援でとどまる事が出来ました。
今回、もしアメリカが軍事介入した際も、当然日本の行動はそうなります。

憲法9条の改正には、この反対の意味も含まれている訳ですが、安倍首相は9条改正に伴い、そのような理解も国民に求めておりましたでしょうか?
それとも、改正に賛成している方々に取っては、そのような事も暗黙の了解であると取るべきでしょうか?

もし、自分のこの考えが、日本だけが助かればいいのか?日本だけに犠牲者が出なければいいのか?と言う卑怯な考えであるとすれば、改正に賛成の方々は、逆にどのような「覚悟」をお持ちなのでしょう?

自分が9条改正に反対である理由は、自衛隊を除いた多くの賛成派の方々に、その覚悟が見受けられないからです。
何の覚悟も責任も無いまま、日本の自衛隊の方々を戦いの最前線に立たせる訳には行きません。

どなたか、納得の行く説明をお聞かせ願います。

A 回答 (22件中21~22件)

集団的自衛権の行使を解禁すると、アメリカの戦争に自動的に参戦させられるなどという言説がありますが、真っ赤な嘘です。


解禁しても、行使するかどうかは、我が国がその都度主体的に決めることだからです。

逆にお聞きしますが、何故、憲法9条を改正すると後方支援で止まることができなくなるのでしょうか?
ちょうど例として上げておられるイラク戦争への、日独の対応の違いを思い出してみてください。
行使できない日本はアメリカを支持し、行使できるドイツは反対しました。
何故でしょうか?
日本は憲法9条の足枷のせいで自主防衛できるだけの完結した軍事力を保有できませんが、ドイツはできるからです。

自衛隊は在日米軍の補助部隊に過ぎません。
憲法9条があるばかりに、我が国の安全保障はアメリカに握られているのです。
よって、イラク戦争が如何に不義の戦争であろうとも、北朝鮮や中国の脅威に晒されていた我が国には、アメリカの機嫌を損ねる選択はできませんでした。

不義の戦争に巻き込まれないようにする為にも、憲法改正・有事法制の整備・国防軍の保有・軍備増強を行って、ドイツのように国家として自立することが必要不可欠なのです。
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この回答へのお礼

ご回答頂き、誠に有難うございます。

う~ん。
仰られている意味がよく分かりません。

>逆にお聞きしますが、何故、憲法9条を改正すると後方支援で止まることができなくなるのでしょうか?

日本は、主権国家ですので、現時点でも「集団的自衛権や集団安全保障への参加の権利は有している」はずですが?
そういった観点から見ても、

>行使できない日本はアメリカを支持し、行使できるドイツは反対しました。

これはどう言う事でしょうか?
「集団的自衛権を行使できる権利」があるのは、武力がない日本でも、武力のあるドイツでも同じです。

ただ、これまで日本政府は、憲法9条下において、日本が直接攻撃されていないにもかかわらず他国に加えられた武力攻撃を実力で阻止することは許されないとしてきました。

だからこそ日本は、主権国家として集団的自衛権の行使は出来ても、「後方支援で止まる事が出来た」訳です。
そもそも「解禁」とかどうとかの問題ではありません。

後方支援とは言え、これまで行使してきた集団的自衛権を、これからは行使しない、又は武力を持っても後方支援のままでいたいと言う事は、果たして世界からみてどうなんですかね?
それは、長い目で見た場合、「日本の国益」を損ねる事にはならないんですか?
国が主体的に決める事だとは言え、日本と言う国は「そういう事が出来る国」なんですか?

自分は、日本と言う国は、「他国の戦争などに興味も無ければ関係もない」と言う国では決してないと思える所にこそ誇りを感じます。
故に、もし9条が改正されたのであれば、後方支援に止まる事など到底出来ないだろうと思いました。

そう言う問題を踏まえた上で、尚も9条改正を望んでいるのであれば、答えは違えど自分も納得は出来るのです。

戦後、間もなく70年が経とうとしておりますが、当然のようにこれまで戦争での戦死者は、日本では一人も出ておりません。

自分が聞きたかったのは、それがいかに他国で起こった戦争であろうとも、そこでどんなに日本人の戦死者が出ようとも、安倍首相を始め、改正に賛成した方々は、みな「仕方ないと言って納得できる」事なのだろうか?と思った次第です。
一般市民である我々が、反対だの賛成だの言った所で、とりわけ何かが変わる訳でもありませんが、日本のトップであれば、それなりの責任と覚悟は求められて然るべきだと思えてなりません。

有難うございました。

お礼日時:2013/08/29 14:55

憲法改正派反対派に拘らず常に平和を希求し、


平和的解決にて戦争などにならないようにすることが当然大事なことですが、
万が一にも自分の国が危うくなれば大概覚悟を決めるしかないと思いますが?
これは日本人に限らず今の民主主義国家のほとんどの国民がそうだと思います。

仮に日本が侵略されそうなときにさっさと他人事のように逃げ出す人など、
あなたも含めてこの国にはほとんどいませんよね?
戦争の可能性はまったくゼロではないというところに、
自衛隊の存在する意味があるわけです。
憲法を改正するということも抑止を高めるという点において、
もうそろそろ現実的な議論は必要だと思います。

それと集団的自衛権の行使が可能だからといって、
必ずアメリカに追従しなければならないという話ではありません。
権利を行使することが国益に沿うかどうかをそのときに政府が決断することです。
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この回答へのお礼

ご回答頂き、誠に有難うございます!
このような質問にも関わらず、真摯に受け止めて下さった事、本当に嬉しく思います。

>万が一にも自分の国が危うくなれば大概覚悟を決めるしかないと思いますが?

そうですね。
ただ、自分は以前から憲法9条に関わる質問をしておりますが、改正を訴える方の中で、非常に対中国、対韓国を意識されている方が多くおられるように感じました。

確かに、今までの時代や歴史を見る限り、どこかで大きな変化が起こる際、そこには必ず何かの「きっかけ」が存在しているのだと思います。

ただ、その「きっかけ」を「原因」としている方が、今の日本にどれだけ多くいるのか。

自分は、「あなた方は自らが戦争に出向く覚悟があって、そのような事を言っているのか?それとも、出向くのは自分ではなく自衛隊だから関係ないと思っているのか?」と聞いた事があります。
それに返ってきた答えが、「今は昔と違って竹やりで突き合う戦争ではない。無人戦闘機、ハイテクメカ、科学技術やサイバー攻撃と言ったものがあるから、人はそれほど必要ではない。」と言うものでした。
それは、現実ではそうなのかも知れませんが、自分が聞いた質問の答えではありません。

>憲法を改正するということも抑止を高めるという点において、
もうそろそろ現実的な議論は必要だと思います。

「抑止」とは、今に日本を見る限り、具体的にはどういう事を言うのでしょうか?
実際に、今の日本に軍事力があったなら、中国は尖閣は自分の領土だと言わず、韓国も竹島を返還しているという事でしょうか?
世界で一番の軍事力を誇るアメリカが、今シリアに介入するぞと脅したならば、今回の情勢は解決すると言う事でしょうか?

前回のイラクへの攻撃に関し、フランスを始めとする各同盟国が、「もっと慎重に判断すべきだ」と当初からアメリカを非難しておりました。
今回、安倍首相が会見した日本政府としての見解を、各国はどう捉えているのでしょうか?

もし「現時点で今の日本が改正になっていた」としたら、安倍首相は今回と同じ強気な発言を出来たのでしょうか?

>それと集団的自衛権の行使が可能だからといって、
必ずアメリカに追従しなければならないという話ではありません。
>権利を行使することが国益に沿うかどうかをそのときに政府が決断することです。

来週予定されているロシアとの首脳会談を前に、政府内では慎重論も出ているようです。
国益を損なうからと言って「そういう意味でいったんじゃない」と、どこかで聞いたようなセリフで逃げてもらいたくはないものですが。。。

参考にさせて頂きます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/08/29 14:00

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