性格いい人が優勝

 
仮説と理論の違いは何か?
それは実証が有るか無いかである。
では実証とはなにか。
何をもって実証と見なすか。
この辺り徹底的に明確にしなければならない。
でないと仮説が勝手に理論になってひとり歩きすることになるからである。
ビッグバン宇宙論は仮説に過ぎないが、自身は理論のつもりでひとり歩きしております。
本来の哲学は論理検証により科学理論を検証する立場にあるのに全くこれらがなされていない。
哲学に論理検証能力がないから結局こーゆー結末になるのです。
これまで漬かってばかりいた哲学の完全な怠慢である。
決っして許されるべきことではないと思うが如何に。

一例として、
1)計算式に拠る宇宙年齢137億年の推定 
→ もちろん推定であって実証とはいえませんね
2)コンピュータシミュレーションによるビッグバン再現ムービー 
→ もちろん推定であって実証とはいえませんね
3)船の模型を使った実験用プールでの流体理論解析
  → これはたとえ模型であれ物理的流体の挙動はほぼ実際と同じなのであるから実証とみなせる
4)風邪薬の効果
  → 薬の成分と風邪の治癒の関係を示す何らの理論数式もなく、これらの関係を示す何らの統計データもないのであるから全く実証とはいえない。
5)・・・・・

科学における実証とは何か、可能な限り明確に語って下さい。
 

A 回答 (2件)

いい指摘ですね。


しかし、哲学的思考(世界)を排して、科学における実証を問いかけるのは、質問カテゴリが違うと思います。

科学実証を問う前に、まず、科学の命題を問わなければならないと思います。
1. 3次元空間が存在することを受け入れられるか。
2. 3次元空間が物質界と受け入れられるか。
3. 物質とは、物質(粒子)とエネルギーであることを受け入れられるか。
4. 科学が扱うのは、物質であることを受け入れられるか。
5. 科学が扱うのは、物質と物質の現象であることを受け入れられるか。
科学が取り扱っているのは、物質の性質と法則です。物質の性質を調べて、物質とは何かを定義づけています。
法則を調べて、物質世界を定義づけています。ここからが多様になります。物質は、ニュース等で見受けられると、思います。
実証されている法則は、万有引力と熱力学です。実際と、数式とからです。あとは、「どうも、このようだぞ」です。
例えば、万有引力はありますが、その原因は、アインシュタインは、重力のひずみと捉えました。これも仮説です。
偽を信用すれば、理解すれば真となります。科学は、もっぱら理解ですが、科学者は、不確定の信も用いなければならないのです。
赤方偏移は、ビックバンは偽、即ち仮説でしょうか。信と理解です。偽は偽となり、または、信は偽となり、信は信となります。
現代科学は、量子の世界に突入し、ゆらぎに苦戦しています。量子の世界にまで進歩し、量子の世界を取り組まなければ、解明できないのではないかと、しています。これが、不確定の信も用いなければならない理由です。科学を支える数学者も苦戦しています。

考古学の分野になりますが、遺跡で出土する、米粒状土製品というものがあり、儀式の際に用いられるものと解釈されていたものが、カタハラ古墳にも出土され、ニュースを見た昆虫学者が疑問に思い、精査した結果、虫の糞だったと言う件がありました。
誰かが、疑問に思い、検証する。間違い、間違いを繰り返して、結果として科学は進歩するのです。
優れた人は、自己の数々の失敗を成功と捉えています。科学は、いずれ優れ、失敗を成功と捉えます。

哲学者は数多くいましたし、いますが、
成功した哲学者は、その成果を世に表しません。哲学は学問ではありません。

演繹は、普通の人も哲学世界に没入している人にも出来ません。
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科学仮説は論理構造になっています。

仮説より演繹される個別の命題は その思考の数だけあります。そして 多くの命題のなかの1命題が観測実証されたとします。 その仮説は1実例ではデータ数が少なすぎ実証されていない となるのでしょうか。そこでは そうではなく実証に一歩近づいたとみなされます。独立的な複数命題が実証された場合は 仮説はより信頼されることになります。そして幅ひろく実証実験ができない命題においても信頼される推定がされるというわけです。これが論理構造の特徴でしょう。
逆に数例の実証例で たまたまいい結果が得られたのであって仮説は実証されてないとする立場なら 別の仮説をたていい結果を含む十分な命題数を実証していく ことになります。大変な作業となります。がこれが科学的対応でしょう。

さて例示されているモノは

<1)計算式に拠る宇宙年齢137億年の推定 
→ もちろん推定であって実証とはいえませんね>
   ☆先に説明した第一のビッグバン仮説より推定されるもので十分な信頼がおける数値と思われます。ものさしで実測しなく     とも 十分に信頼できる ということです。

<2)コンピュータシミュレーションによるビッグバン再現ムービー 
→ もちろん推定であって実証とはいえませんね>
  ☆コンピューター、ソフトなどのパラメーターの精緻さによるが十分に信頼される推定モノになる可能性がある と思います。

<3)船の模型を使った実験用プールでの流体理論解析
  → これはたとえ模型であれ物理的流体の挙動はほぼ実際と同じなのであるから実証とみなせる>
  ☆船の実物の代わりに模型の流体理論解析を行う場合は 理論からの演繹された命題の実証ではなく 実物の確認ポイン    トに近似させたポイントを模型上に再現させて 問題の抽出、解析、対策などを行う作業と考えます。これは科学ではなく    応用科学、技術の分野の確認作業と思われます。模型の代わりにコンピューターシュミレーションも盛んに行われてお     り、どの手段をとるかは 目的によると思います。実物を複数台つくって確認する場合もあります。
    流体理論仮説の実証は船模型を使わなくても流水の速度をパラメーターにするとか 抵抗形状をパラメーターにするとか
    各命題を実証すればいいと思います。

<4)風邪薬の効果
  → 薬の成分と風邪の治癒の関係を示す何らの理論数式もなく、これらの関係を示す何らの統計データもないのであるから     全く実証とはいえない。>
   ☆まったく論理的ではない場合の信頼推定をいかにして行うかの問題のようです。繰り返し同じ結果が得られるなら信頼し    てもよい という統計的手段を採る場合とおもいます。数多くのデータをあつめ 繰り返し同一結果が得られるならその薬    と治癒との相関関係は高いということで 理論付けはあとで行われるということでしょう。これも科学の応用領域の話と思    います。
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