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冷却水が大量に仮設タンクに貯められていますね、これを加熱して蒸発させればかなりの減量化が出来てタンクにゆとりが出来ると思います。加熱の費用などは現惨状から見れば微々たるもの。
汚染濃度の高くなった残水の処理は当然固化でもして然るべき所に埋めるとかは必要でしょうが。

そもそも水蒸気H2Oにセシウムやら何やらが混合100%のまま結合して蒸気で外部の大気汚染になってしまうのか?理解出来ませんのですが、蒸発処理策は一顧だにされないのが 浅学の私には不思議です。
そんなものなんですか?何方か教えて下さい。

A 回答 (6件)

蒸留というのは沸点の違いを利用して分離するもので、水より沸点が高いものは分離できます。

セシウム等は単体だろうが水酸化物の水和物だろうが水より沸点が高いので蒸留で分離できます。
水素の同位体であるトリチウムは、H2OのHを一つ置換したトリチウム水HTOとして存在しますが、水と同じ温度で蒸気になってしまうのでそのまま大気に放出されてしまいます。もっとも、影響は限定的なので溜まりすぎた汚染水を管理できなくなって漏らすくらいならトリチウムの放出には目を瞑ってさっさと蒸発減容した方がマシだとは思いますが。
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この回答へのお礼

ご教授ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/06 12:58

 汚染水を減らそうとして水分を蒸発させて放射性物質を濃縮させるとします。

当然ながら、濃縮した放射性物質は高レベル放射性物質となり、放射線基準が違うので取り扱い方法が変わりますし、人体に有害な放射線量が高くなるので、長時間作業するのも難しくなりますよね。

 量は減りますが、保存するのに必要な設備は核燃料の貯蔵に使うような高価で規模が大きなものになり、汚染水を溜めて置くような簡易な設備では無くなります。

 濃縮するほど設備費用が嵩むようになりますし、もともと放射性物質は冷却用の貯水プールに沈めて保管しないと発熱量が大き過ぎて溶け出す性質を持っています。汚染水を濃縮すれば解決するような単純なものではないですよ。
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どなたが言っていましたが、物質の総量をゼロにすることは国難です。

蒸発はゼロになりません。大気中に気体となって存在します。
質量は不変なのです。液体が気体になるだけです。大気汚染対策は残りますよ。
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放射能の拡散防止業務は、科学的、技術的な議論ではなくて、地権者や営利企業の利害得失が絡んで政治的な駆け引きになっているので、遅々として進まないのです。

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水だけが蒸発するのではありません、あらゆる物質は蒸発します。


少量なら大気中に放出しても問題ない物なら海水から食塩を水分を蒸発させることが可能ですが放射性物質でそのようには行きません。

たとえばセシウムは水酸化セシウムの水和物として存在していますから水と同じように蒸発します。

蒸発した物質も回収しなければならないので結局濃度の違う汚染水が出来るだけで総量は変わりません。
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この回答へのお礼

ご教授ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/06 12:58

昨日だったかTVでやっていました。

何種類もある放射性物質を
取り除く装置があるそうです。ただ、1つを残してですが。

そして、その1つがどうにも取り除けない。
言うなれば、
コップいっぱいの水に海水を一滴入れて混ぜます。
この中からもとの海水を取り出してくださいと言うのと同じくらい難しい(出来ない)らしいです。

水分子はH2Oですよね。このHの同位体に3H(3は上付き)があるそうでそれが放射線を出すようです。

煮炊きすれば水蒸気になって拡散します。
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