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31歳女性です。会社にうまく適応できず精神科を受診したところ検査を勧められ、
下記の結果がでました。ストラテラを1日あたり75mg処方されています。

言語性VIQ=103
動作性PIQ=103
全検査FIQ=104

言語理解:118
知覚統合:101
作動記憶:79
処理速度:118

単語:17
類似:13
知識:10
理解:11
算数:9
数唱:3
語音:8

配列:10
完成:9
積木:13
行列:9
符号:12
記号:15
組合:12

IQは見かけ上は平均値を示しているのですが、情報の入力感度は耳より目が優位にあります。
作動記憶、知覚統合に難があり、言語理解や視角的処理で補っているという状況です。
今回、数唱のテストで混乱してしまい何もできなくなってしまいました。
少し時間をあけて行った語音のテストは自分なりに対策をたて持ち直す事ができました。
その他別のことに気が向くとテストに集中できないといった状況に陥りました。

苦手としている情報の重要度のふりわけの仕方や、聴き間違いの改善
ワーキングメモリーの改善を図り、仕事を解雇されないようにしたいです。
どのようにすればよいでしょうか。ご指導下さい。お願いします。

A 回答 (3件)

支援学校教員です。



すっごい数値差ですね。初めて見ました。

>今回、数唱のテストで混乱してしまい何もできなくなってしまいました。
>少し時間をあけて行った語音のテストは自分なりに対策をたて持ち直す事ができました。

それが「作動記憶」の点数に反映しているのでしょうね。

ただ、どの検査もそれ以外は高い数値ですよね。

>その他別のことに気が向くとテストに集中できないといった状況に陥りました。

日常の生活でも同じようなのでしょうか?

もしそうならば「重要度の振り分け」や「聞き間違い」は、1度、紙に記入することで整理されてはいかがでしょうか?

全ての情報を、紙に書き取り確認することで、周囲の人との情報のずれを修正できますし、あとから優先順位を印でつけ、見落としなどのミスも改善できます。

ワーキングメモリーの改善などは「マスコピー」などの視機能向上訓練が少しはお役に立つかも。

http://www.springs-h.jp/knock/products/detail.ph …

ただ、本来、検査の数字だけでは、あなたの強みを充分には把握できません。

出来れば、検査を行った臨床心理士に「アセスメント」を求めてください。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

suzuko様

ご返信頂きありがとうございました。
私は不測の事態があるとパニックをおこしてしまいがちで、今回の数唱のテストも
例えば数字の7のように「なな」「しち」と読み方が混在しないか不安になり1(いち)と混同してしまい、そわそわしてしまい、検査員の方が読み方を混在させたわけではないにも関わらず散々でした。

日常生活でもよく、他の方にとっては重要でないことが気になって集中できないことがあります。
例えば人の話のなかで「えー」と前置きする方がいますが、それが気になって話の内容が全く頭に入らないとか、限られた時間で全体をまんべんなく掃除しなければならないのに、こびりついた汚れが気になりそれを一生懸命落そうとして終わってしまう(その場所さえもキレイにできていない)などです。

紙に記入することで整理してみるというご提案をして下さってありがとうございます。
目に入ったほうが確かに理解がしやすいです。
振り返ると他の方がとったノートがあれば何とか話を理解できた記憶がありました。

ただ、自分でメモをとる場合は失敗してしまうことも多いです。
「重要度の振り分け」や「聞き間違い」をしないようにメモをとるのですが
メモの取り方が下手で、見せた方に「これは何をメモしたかったのか意味がわからない」と
指摘されたり「これは全部重要じゃない。あなたは何を聞いていたの?」と怒られてしまったりで
中々うまく行きません。終いにはせっかくとったメモを無くしてしまいます。

心理士の方は傾聴をしてくださり自分の焦りを受け止めてくれ、大変感謝していますが、
努力がいつまでたっても結果が伴わず、このままでは心理士の方にも失望されてしまいそうだと
焦ってもいます。

ワーキングメモリーの改善に「マスコピー」という視機能向上訓練があることを教えて頂きありがとうございました。URLを拝見して具体的なトレーニングの方法がいくつか紹介されており市販がされていると知って、心強くなりました。個人でも購入できて試せるようなら是非やってみたいと思いました。

具体的な解決方法を色々と教えてくださり、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

お礼日時:2013/09/15 21:00

心理士です。



本来は、検査を受けた医療機関で、主治医または心理士からきちんと説明をお聞きになるのがよろしいところです。
と申しますのは、検査中の質問者様の行動や、態度の特徴も合わせてアセスメントをするのが望ましいからです。
また、おそらく、検査前後には、日常生活や、仕事上での困りごと、特徴などについても聞かれていると思いますが、それらも合わせて検査結果を解釈しなければ、数値だけを拝見しても、解釈を誤る可能性が高いからです。

ただ、心理士であっても、必ずしもこのWAIS-IIIを使ったアセスメントに習熟していないこともありますので、以下は、参考としてお読みください。

1.数値の意味
3種類のIQと、言語理解から処理速度までの4つの群指数は、いずれも、平均=100、標準偏差(SD)=15の「標準得点」に換算してあります。
標準得点は、ある年齢集団(質問者様の場合、30~34歳のグループに含まれます)で、平均的な成績を取った場合、100になるようにつくられています。
また、標準得点=90~109が、「平均」、110~119が「平均の上」、80~89が「平均の下」、70~79は「境界線」と評価されます。

単語以下は、下位検査であり、こちらは、平均=10、SD=3の「標準得点」になっています(呼び方は、「評価点」です)。

2.IQ、群指数の意味
全検査IQは、全体的な知能の高さを示す数値です。

言語性と、動作性のIQは、それぞれ、聴覚-言語的知能、視覚-運動的知能を示します。
ただし、最近の理論、研究成果からは、このように区別する根拠が薄いことが明らかになって来ていますし、被験者様の場合、あとで述べるように群指数の間に統計的な有意差が認められましたので、質問者様の場合、重視する意味はあまりありませんので、今回は割愛します。

群指数は、IQよりも細かいレベルで知的能力のある側面を測定しています。

言語理解……言語理解、言語表現を含む言語能力の高さ、言語による思考力
知覚統合……資格能力や、視覚-運動能力、空間認知能力
作動記憶……聴覚的短期記憶や、聴覚的な短期記憶に保存した情報を元に、計算、思考など心理的作業をする能力
処理速度……視覚的短期記憶や、視覚-運動的な作業のスピード

3.全体的な知能水準
質問者様の全検査IQは、104(90%の測定誤差を考えると、100~108)で、「平均」の範囲にあるといえます。

ただし、次に述べますように、群指数の間には統計学的な有意差が認められました。
これは、個別の能力から見ると、質問者様には、ご自身の中で得意、不得意の差がかなり大きいと考えられます。
ストラテラを処方されているということは、ADHDの診断を受けていらっしゃるかと存じますが、ADHDの方には、群指数の間に差が認められることがよくあります。

4.群指数の特徴
統計学的に有意差が認められるかどうかを検討した結果、高い順に次のようになります(不等号のところに、有意差が認められました):

言語理解(118)=処理速度(118)>知覚統合(101)>作動記憶(79)

言語理解と処理速度がもっとも高く、次いで、知覚統合、作動記憶がもっとも低いという結果です。 
ただし、言語理解、処理速度、知覚統合の3つは、「平均」または、「平均の上」の能力があります。
「作動記憶」は、「境界線」と考えられます。

言語理解は、「平均の上」の高さで、質問者様としても得意な能力と考えられます。
この言語理解は、「単語」「類似」「知識」の3つの下位検査から構成されていますが、「単語」や「類似」は、平均より高く、言語理解や言語的な思考力は高いと思います。

処理速度も、「平均の上」の高さで、質問者様としても得意な能力と考えられます。
視覚的な短期記憶や、視覚-運動的な作業のスピードは速いと思われます。

知覚統合は、「平均」でしたが、これを構成する下位検査の成績を見ますと、「積木模様」は高いのに対して、「絵画完成」「行列推理」は低くなっていました。
すなわち、知覚統合全体として見ると「平均」の能力なのですが、さらに細かく見る必要があることを示しています。

作動記憶は、「境界線」で平均に比べても低く、また質問者様の中でも、不得意な面と考えられます。
「聞き間違い」が多いかと思いますが、それはこの「作動記憶」の低さによると考えられます。
とくに、検査でも、混乱されたという「数唱」は、評価点=3とかなり低くなっていました。
「算数」や「語音整理」が、いずれも評価点=9でしたので、これらに比べはっきりと低い結果でした。
「数唱」は、聴覚的な短期記憶に、一度に記憶される情報量を測定していますが、「混乱された」とおっしゃるように、聴覚的な短期記憶以外の要因の影響を受けてしまったため、このように低い評価点になった可能性があります。

5.日常生活における工夫、対応
一般的には、不得意なところを訓練や努力によって改善しようとお考えになるかも知れませんが、このようなやり方は、なかなか効果が上がらず、自信や意欲を失いがちになります。

それよりもむしろ、質問者様の中では得意な面、つまり、言語理解や、処理速度をうまく活かすことを第一にお考えください。

言語理解、処理速度が高いということは、言葉の理解や操作や、形を正確に捉えたり、視覚的な記憶は得意であるといえます。
これらを活かすと言うことは、言葉で説明をしたり、言葉で定義づける、覚えるべき内容は、意味づけをして覚えやすくするというやり方を考えることです。

一方、知覚統合や、作動記憶が不得意ということは、形の操作、空間的な情報の理解、処理が苦手であり、また、聴覚的な記憶も苦手であるということになります。
これらを必要とする仕事や、課題は、なるべく避けるか、上述のように、言葉を使って補雨ことが有効と思われます。

詳細については、心理検査を担当してくださった心理士さんにお聞きになるか、最近では大人の発達障害や、大人のADHDの方達向けに、日常生活における工夫を書いた本がたくさん出版されていますので、ご覧になるとよろしいかと思います。

たとえば、次の本は、ご自身もADHDであることをカミングアウトしていらっしゃる精神科医の先生がお書きになっていますので、参考になるかと思います。

星野仁彦著「発達障害に気づかない大人達<職場編>」、祥伝社新書、\780+税

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

vzb04330様

丁寧にご返信くださりありがとうございました。
診断を受けた病院で心理士の方による検査結果の解説を頂き、自分の特性について数値で知る事ができましたが、これから先どうやって自分の特性に折り合いをつけ、納得のいく人生を歩んでいこうかというところで不安になってしまい質問してしまいました。申し訳ありません。

vzb04330様がおっしゃるとおり、本来は受診先の病院に聞くべきことなので、引き続き具体的なアプローチ法を聞きたいと思っていますが、自分の質問が悪いのか、自分が必要とする情報にたどり着けず焦りを感じておりました。

星野仁先生の著書、教えて頂きありがとうございました。先生の著書、以前に拝読したことがあります。
具体的な対策方法が他の著書よりも多く提示されており、さすが当事者の方が書かれた本という印象を持ちました。先生がおっしゃるような解決法でアプローチすることに理解を示してくださる職場だといいのですが、私の職場はそうでもありません。ですが、就労まで中々ありつけなかった為、どうにかして解雇されないようしがみつかなければいけないとも思っています。

「話を聞きながら」「メモをとったり」「応答に即時性を求められたり」する場面や、視覚が優位という検査結果を得たにも関わらず「ものを数える」「寸法などの大体の見通しをつける」という作業がとても苦手で、辛い思いをしております。正規雇用でないパートや日雇いの仕事でも避けることが難しいですし、皆さんが簡単にできる作業なので、「図解してほしい」「文書化してくれ」と配慮を求めても「何だか面倒くさい人」だと疎んじられてしまい、結果的に情報を共有してもらえなくなるなど仕事に支障がでたりします。そのため、どうにかして不得意な部分を訓練や努力によって改善したいという考えに拘ってしまっているのかもしれません。

検査結果の用語の解説について、耳で聞いており曖昧だったので、
vzb04330様により知識の補間ができました。
ご回答いただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/09/15 14:42

No.2です。



ご丁寧な御礼、恐縮に存じます。

御礼から、1、2点追加させていただきます。

まず1点は、担当の心理士さんに、口頭での説明だけでなく、箇条書きでよいので、簡単な報告書なり、レポートなりをいただけないか、依頼なさってはいかがでしょう。

また、お知りになりたいことは、あらかじめ、文章化するなり、箇条書きにするなりして、お持ちになって、場合によっては、それを見ていただくというやり方もあります。

第2に、視覚優位という面はありますが、知覚統合は、質問者様の中では不得意な面となっています。
このことは、目で見ただけで形や、数を捉えるということは、質問者様の個人内差としては弱い部分になります。
また、当初の助言では、申し上げませんでしたが、視覚だけで物事を理解したり、関連性を捉えたりすることは、苦手という可能性があります。

それ故、『「ものを数える」「寸法などの大体の見通しをつける」という作業がとても苦手で、辛い思いをしております』ということにつながっているかも知れません。
「ものを数える」際には、指や、ボールペンなどで指しながら数えるといった、補助手段を用いられるともう少し楽になるかも知れません。
「寸法などの大体の見通しをつける」も同様で、例えば、手を広げたとき、親指の先から小指の先までおおよそ何cmになるかを測っておいて、その幅いくつ分くらいとか、ボールペンなどの長さを知っておいて、ボールペン何本分という風に見当をつけるとよいかと思います。
このように、質問者様の場合、視覚だけに頼らず、処理速度に含まれる「視覚-運動的な能力」(目と手を同時に動員して、情報を処理したり、何かの操作をする能力)をお使いになった方がよろしいかも知れません。

質問者様の場合、処理速度は得意でいらっしゃいますし、これも、当初申し上げませんでしたが、何度も経験することで学ぶ能力(結晶性能力といいます)は、強いと考えられます。
上記のような工夫を重ねていただき、繰り返し挑戦することで、次第に身につき、早くできる可能性はかなりあります。

平均、あるいは、平均以上の能力をお持ちですから、得意なところをうまく活かす、苦手なところや、不得意なところにはあまり負担をかけない、あるいは、得意なところでカバーするということを大原則として、工夫して行かれると、仕事でも、日常生活でももっと楽に進められるようになると思います。
このことをお忘れにならず、努力をされるのであれば、この方向で努力されると報われることも次第に多くなると思います。

以上、補足申し上げます。
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この回答へのお礼

vzb04330さま

ご返信ありがとうございました。その後、心理士の方に説明について文書のバックアップが欲しいと書面でお願いしたところ、受け入れて頂けました。

会話があまりうまくないことから、大丈夫でないのに「大丈夫」という回数が減り、しかるべきタイミングで相談できる体制を築くことができたように思います。
本当にありがとうございました。

基準になるものを計測して、倍数をかけて計算するという方法試してみます。
これで少しでも周りの迷惑をかけることが減りますように。

短期記憶が苦手でも何回も繰り返すことで地道に物事を憶え「年の功」としていきたいと思います。

お礼日時:2013/09/20 22:01

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