
音楽と絵画の両方に感動される方はいますか?
音楽カテにも同じ質問を出しました。
私は音楽では、相当感動します。鳥肌が立つし、ボロボロ涙が出ることもあります。外国の音曲が多く、歌詞の意味は全く分かりません。
しかし、絵画にはほとんど感動しないのです。自然の風景や人物画には、多少は興味が湧きますが、
それどまりです。音曲の感動の1/10にも足りません。
絵画の鑑賞には修練がいるようで、鑑賞眼が出来るまでには何年もかかるとか。
音曲では修練など要りませんよね? 感動的な曲は初めて聞いて、十分感動させてくれますよね。
音楽も絵画も分かる方、絵画の感動はどういうものか、説明して頂けませんか?
私の知り合いで両方に趣味を持っている人がいたのですが、今はもう連絡が取れなくなりました。
それで、ここで質問しています。
宜しくお願いします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
スイスのベルンです。
http://www.zpk.org/
もちろんニューヨークのMoMAなどにも重要作品はあります。
日本にもコレクションはありますよ。
私は逆に音楽はあとから聴くようになったので、音楽の方がわかりやすいとは思いません。脳の中で近い所を使うんではないかなという感じをその時の経験で受けています。
何か良い経験とかめぐり合わせのようなものは必要なのかもしれないとは思います。音楽と同じようにそれは理屈とか理論ではないのですね。
良いオーディオセットの例もあります。写真では美術がわからないとは思わないのですが、実物の大きさとか質感から得られる物も豊かな物ですし、外国の美術館は展示方法が身近に観られるようになっていて日本の展覧会よりずっと見やすいですよ。
再度の回答ありがとうございます。
世界の美術館はネットでは公開しているのでしょうか?
紹介いただいたPaul Kleeセンターですが、彼の作品を全部ネットで自由に見るということは出来ないのですね。
No.8
- 回答日時:
芸術に感動するのをあらかじめ脳などに組込まれたメカニズムの働きだというのははなはだ疑問ですね。
むしろ知識や経験が感動という生理的反応に形を変えるところが芸術のおもしろさでしょう。音楽に感動するのはやはりそれなりの音楽経験の積み重ねがあるからでしょうね。
日常生活の中でもいろいろ音楽と結びついた記憶や体験はあると思います。
No.6
- 回答日時:
#1です。
そもそも、誰もが音楽に対して「魂が震えるような」感動を感じられるわけではないと思います。
世の中の大方の人は音楽を楽しむことはあっても、そんなに魂が震えるほど感動はしていないんじゃないかと思いますし、たとえば、クラシック音楽ならばわざわざ聴く人自体が少ないです。
質問様は音楽に対する感覚が非常に鋭敏か、音楽ととても相性が良いかなのでしょう。
とはいえ、どの曲にも全て同じように感動できるわけではないだろうと思います。
絵も同じで、何を見ても常にものすごく感動できるわけではありませんし、「ああ、これは好きだな」とか、「あんまり好きじゃない」とかあります。
(そして絵を見る趣味は、世の中のすべての人が持っているわけではありません。ファッションだとか鉄道だとか様々な趣味と同様、好みによります)
どうしても「やっぱり修練が必要だ」というお考えになるようですが、美術館に好き好んで行くような人間のすべてが修練をして勉強しているわけではありません。私は美術に興味はあるし、技法やアーティストについて本やインタビューを読んだりはしますが、専門的に勉強したことがありません。
色合いが良い
なぜか懐かしい気がする
人物の表情が素敵
不思議な色や形だけれど、何か心惹かれる
など、物語性を感じることもあれば、色や形など、理屈ではないけれど感覚的に惹かれるものもあります。
「ギターの音が好き」とか、「いや、私はピアノの音のほうが好き」というようなことは、理屈ではありませんよね。
「青と茶色と黄色の組み合わせが好き」「この作者が描く線の曲線が好き」「この形が好き」(絵でなく立体やインスタレーションの場合)なども、理屈ではありません。感覚と、それが自分の情動につながるものかどうか、視覚を通して自分の内面を刺激するかどうか。
※「モナリザ」を特に好きでなくても印象深いと感じる人は多いと思いますし、美術が好きな人でなくても、不思議で興味を惹かれる絵だろうと思いますが、それは修練ではないですよね・・・・・
パッと見て、「なんだこれは」(岡本太郎さんみたいですが)でしょう。
音楽のカテゴリを拝見しましたが、「音楽に触発された「個人的心情」によって感動している」というご回答があるのですね(#3)。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8266114.html
私は視覚的な美術も、「個人的心情を触発されるもの」だと思っています。申し訳ないけど、見た瞬間、一瞬でそれはあり得ます。
絵に一目ぼれする人もいると思いますよ。
作者が思い浮べていたものと、鑑賞する側が思い浮べるものはきっと違うでしょう。
でも何かがリンクしている。
文学作品もそうだと思います。書かれている話を読んでいるのですが、自分の中にあるものを思い出して読んでいる。
#1に書きましたとおり、「視覚からイメージを想起されやすいタイプ」と、「聴覚からイメージを想起されやすいタイプ」と、得意分野の違いだけだと思うのですが・・・・。
勉強ということでは、ギリシャローマ神話やキリスト教を題材にした美術を見るときは、多少の説明を要します。
これは誰それで、どういう場面を描いているものだとか、衣装は画家が描いた当時の流行を反映しているとか、または、描いた画家に起った出来事を反映して描かれたと考えられているとか、そういうのはあります。
神話や宗教画に関わらず、近代~現代の作品も、描いた画家について読んでみるのは良いかもしれません。修練というほどではありませんが、「へえ、そういう背景があったのか」と。
そもそもは作品を見て何か心惹かれて、それでその絵について・作者について、知りたくなるのですが。
再度の回答ありがとうございます。
美術館に足繁く通う人がいて、「絵のどこに惹かれているんだろうなあ?」と常々思っていましたが、結局貴方の仰るように、私は絵画には感動しないタイプなんでしょうね。
そう言えば、私の血筋で、音楽愛好家は多いですが、絵画愛好家は一人もいません。生まれつき体に組み込まれたDNAというものがあるのでしょう。
お酒が好きな人がいますが、私は酒を美味いとは感じません。酒のどこが美味しいのだろうと思います。ムリに酒を好きになろうとしても出来ないことだと思います。
絵画に対してもある程度はそういう風に考えた方がいいのでしょう。
でも、酒の味は全く解りませんが、絵画は少しは感じるところがあるから、このようにひつこく質問しているわけですが...
そうですね、モナリザは確かに印象深いですね。絵ではなくて、そこにそういう微笑を湛えた、暖かい婦人が存在しているように感じますね。これも、暖かい人間を求める私の個人的心情が関係しているのかも知れません。
ここではまだ「俺は絵には感動しない」と決めてしまわず、時間をみて、美術館などに足を運んでみようと思います。
No.2
- 回答日時:
他の質問も見かけましたので、合わせた答えですけれども。
質問されている方は音楽を聴く時に歌詞の無いものも聴かれますよね?
また標題音楽であるとか、具体的な物の描写を想定したものはありますが、概して音楽には具体音(実物の発する音)の模写をしている部分がほとんどありません。それでも音のつらなりや重なりや音そのもの、人間の動きに関連した音、がいろいろなイメージをふくらませて心に響きます。
具体物の網膜像に近い絵柄を描いていない絵画を音楽のような見方で見てはいかがでしょうか。
例えば音のハーモニーが素晴らしいなとかリズムがおもしろい、音色が好いなどを絵画的に言えば、色の対比と配置が何とも言えない効果を出している、形が素晴らしい、色そのものが美しい、身体の動きを表わしているストロークに心が動かされる、等々になぞらえることができます。
私の場合美術をそういう観点から学んだことによって逆に音楽の聴き方がわかったような経験があるのです。そのような造形的な勉強に必死に頭と心を使っていたある日、家族のオーディオセットに家族のレコードを掛けてみたらそれまで気がつかなかった音のハーモニーだとか、演奏者の競い合うような創意だとか、音色だとかのすごさが自然と入ってきて驚いたのです。これにはオーディオセットという物の存在も大きかったですね。やはりラジオから聞こえる世界は限られていたのです。
音楽や演劇のように出来事で後戻りや止めることができなくてその場の空気を全部持って行ってしまうようなことは確かに美術には難しいことですが、音楽の人に話を伺ったら逆にいつまでもそこにある事ができる美術の強さがうらやましくてしかたないという人もいるので意外だったことがあります。(出来事的な美術も無くはありませんが)
悪い作品はもとよりですが、良い作品を観て誰もが感動しなくてはいけないものとは私は思いませんし、音楽でも美術でも必ずしも“感動”を狙った物だけが存在価値のある芸術というわけではないということもあると思います。
芸術なんていうのはそれ自体は生活に絶対必要なものではないはずの物ですが、人間が生きて行く上では絶対必要な物でもあります。
芸術は必ずしも享受すべき物と考えなくてもいいのかもしれませんが、愉しみの幅がひろがったら好いなと思います。
回答ありがとうございます。
貴方の美術に関する記述を読むと、やっぱり、そこそこの修練が要りそうですね。修練の先には大きな感動があるのかも知れません。
音楽のように、先ず最初に大感動を与えてくれたら、頼まれずとも自分からドンドン入って行くんですけどね。
>音楽でも美術でも必ずしも“感動”を狙った物だけが存在価値のある芸術というわけではないということもあると思います。
これは何にでも言えることかも知れませんね。あるクラシック愛好家が書いてましたが、どんな大演奏家でも気取り(affectation)があると、感動的な音楽にならないと。
No.1
- 回答日時:
視覚からイメージを感じるのが得意か、聴覚から何か感じるのが得意か、個人のタイプの違いだと思いますよ。
専門的な見方を身につけるとか、知識を深めるとか、絵画や歴史的背景の理解を深める、という意味では「鑑賞の仕方の勉強」というのはあるかもしれませんが、趣味として絵を見るだけだったら修練は要らないですよ。音楽を聴くのと同じです。
>絵画の鑑賞には修練がいるようで、鑑賞眼が出来るまでには何年もかかるとか。
私は別に専門知識も鑑賞眼もはないけど、抽象画とかシュールレアリスムとか好きです。「なんとなく」です。
逆に言えば、作る人も、自分の中のイメージを音楽で表現しやすい人が作曲家や演奏家になり、絵で表現しやすい人が画家になるんですよね。
作家は物語、言葉で表現しますが。
鑑賞する側も、自分が呼応しやすい分野を好むのだろうと思います。
絵と音楽と両方好きな人は両方に呼応しやすいのでしょう。
私の場合は、音楽も感動しますけれど、絵画のほうが好みです。
回答ありがとうございます。
私は音楽の感動は十分知っているつもりなので、両方の感動を知っている人に、
音楽による感動を使って、絵画の感動を説明してもらえないかなと思ってるのですが・・・
絵画による感動を味わっておられる方が、一体どういう感覚を味わっておられるのか、私には得体が知れないので、少しでもその感覚に近づけないかなと思っているのです。
昔、仏像美に興味を持って奈良飛鳥の寺院の仏像を見て回ったことがあります。仏像に美を感じる人の書いた本なども読み始めました。しかし、長続きしませんでした。今から考えると、ちょっぴり雰囲気に浸っていただけで、魂を揺るがす感動ではありませんでした。だから長続きしなかったのです。良い音楽は、私の魂を揺るがす感動を与えてくれますが、どんな芸術にもそれを求める私は欲張り過ぎるのでしょうか?
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