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中学の教育を考えている人の中で、
「中学生の美術の授業はいらない」
と、主張する人がいます。

なぜ、そのような意見を持つのかは別として、
実際に美術の授業がなかったらどうなると思いますか?

皆さんの回答、お待ちしております。

A 回答 (15件中1~10件)

美術が必要でないとは思いません。

主要五科目以外の教科は人生生きていく上でひつようなものだと思います。

自分に何も無くなったとき絶望したときは何かを見て感動したり感じ取る力が必要になります。

そして、多感な時期に美術に触れると大人になった時に役立つと思います。それはうまい下手関係なく。

皆さんがきている服も作ったものです、全て周りにあるものは創造して出来たものです。

そして何かを見て自分の思いを巡らせる、広げたり表現することは生きる上で必ず必要になります。

美術の時間がなくなったら、好き嫌い関係なく息抜きの時間が減ることだと思います。
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1、感性が磨かれなくなる。


2、家庭科や技術・歴史の授業などに興味を持たなくなる。
3、想像力や応用力が無くなる・もしくは少なくなる
4、息抜きや国数理社 英語体育などの授業以外でとくいな教科が無い生徒には、学校の授業が楽しくなくなる 
5、競争以外の考え以外の思考ができなくなる などですかね?

ちなみに、子供のお絵かき教室の先生やってます。
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美術は誰にでも出来る分野のもので、哲学も数学も化学も…あらゆるものの問いかけを個人で好きなように好きなだけ出来ます。


美術教育に問題はあっても美術はいずれ必要です。
仮に授業がなければ必要を感じた者は自発的にやるでしょう。
ただ社会に定着しないなら、その社会は階級的になったりしそうですよね。
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義務教育で美術をなくすとどうなるかということですよね。


美術教師の枠が少なくなって、美大で教育課程をとった人は今以上に就職に困るんじゃないかな。
美術は裕福層の物だという考えがあります。都市に比べて地方では絵画教室もそれほど盛んでないようですので、実際に美術に触れる機会が激減するのは確実でしょうね。そうすると、美術自体が良く分からないものとなり、一般人の理解が低下することなります。ただでさえ、五教科以外という理由からあまり熱心でない学生は多いですから、そういう人が多数ということになると、美術界が萎縮することは間違いないです。

今まで築いてきた歴史や先人達の情熱を無駄にしないで欲しいですね。
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まず僕の回答では、美術の授業は絶対にいります。

現在、暮らしの中のあらゆるところに美術は存在します。美術館などにある絵画や壺などの造形作品等だけを美術というのではありません。

美術は人間の感性や生活に潤いや安らぎを与えるものです。美術の授業はそういった人間の内面を磨くためにあるものだと思います。もし、人の成長の中で重要な時期である中学校で美術がなければ、そういった感性が育たず、将来の街や住宅、生活用品に至るまであらゆるものが俗悪な姿をした無機質で人に喜ばれないものになってしまいます。

この際、昔あったアート&クラフツ運動がどうとか歴史的なことは別として、たとえばなんの装飾もない、実用性だけを重視してそれ以外の装飾をいっさい排除してしまえば世の中の物はどうなるか分かりますよね?服は何も柄もロゴもない、あったとしても俗悪、ジュースのラベルや食品のパッケージなども無地の上に商品名が書いてあるだけでまったく見た目がつまらないもの。椅子は座面に背もたれと足を4本付けて座れればいい、形やおしゃれな装飾なんていらない、テーブルも四角形や円形の台に足を4本付けるだけ。実用性に問題がなければ見た目はどうでもいい。たとえば家も住めて暖かければ内装はどうでもいい。美術の授業で感性的なものの発達を促さなければ、こういう美術的なものに無関心・または未熟になってしまい、見た目が美しいものを作ろうと思っても出来なくなってしまいます。

こういう世の中ってどうでしょうか?あなたなら、周りには美しい街並みや木々のぬくもりが感じられるような住宅、きれいな装飾の施されたもので溢れる、生命感のある世の中と、なんの装飾もない無機質な世の中、どっちの世界に住みたいですか?こう考えると、最初に言った「美術とは感性や生活に潤いや安らぎを与えるものである」というような考えも分かりますよね?美術の授業をなくしてしまって、感性の教育がなされないようになれば、完全にとまではいかなくても、確実に先に言ったような無機質で、悪いデザインや装飾が溢れるような世界に近づいていきます。例えるなら、世の中のものはすべて、鉄工所とかの工場みたいな無機質な環境になってしまいますよ。工場などにあるものは完全に機能重視で装飾などはほぼないですから。

また、美術はいらない、というのは日本人の悪いところなんです。日本は美術はほとんど重視していません。国の体制がそうなのです。心が貧しいともいえないでしょうか?日本には機能や実用性、知識などばかりを追い求めて、感性的な教育が促される機関がほとんどありません。現金な国なんです。例えばフランスは、国が「芸術」をもっとも重要なものとして位置づけています。街には美術館が溢れ、フランス人は休日になると必ず子供をつれて美術館を訪れ、美術を楽しみます。子供たちは生まれた時から常に芸術に触れ、常に芸術に親しみながら育っていきます。こういうことを聞いて、日本人の美術や芸術の関心のなさには正直、なんて貧しい国なんだ。と思わないでしょうか?ただでさえ、芸術に接する機会がほとんどない日本から、中学の美術まで取ってしまえばあまりにも心や感性の貧しい国になってしまわないでしょうか?

今はデザインを勉強しているただの大学生ですけど、僕の美術に対する考え方はこうです。参考になりましたでしょうか?
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美術の授業は必要です。



美術の授業がなかったら

1)右脳(感覚脳)の発達が抑制され、バランスの悪い思考回路をもった生徒がふえる。

2)ビジョン(画像思考)を描けない生徒や、段取りの悪い生徒がふえる。

一番のポイントは、美術で使う脳は、他の教科とは違うということです。
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「中学生の美術の授業はいらない」という話を聞いて思い出したのは、(最近読んだ本に出てきたせいかも知れませんが)焚書や思想の統制でした。


それはあまりにも過激ですし直接的な関係はないかも知れませんが、もしそうした事が起こるとしたら、こうした方針の先にあるような気がします。

実際的な事ばかり追求していては、人が人である必要性は?なんてことを考えてしまいます。
これも最近SF小説を読んだせいなのかも知れませんが。
ただ、美術の授業方針の改革はあって良いと思いますし、学力の低下というのにも危機感を感じます。
学力の低下というより一般常識のほうがヤバい、と思いますけど……。
浅はかな美術専攻の一高校生でした。
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美術の授業が不要だという意見を広めた代表者は


学力低下を懸念する経済界の人達です。
その人達は学校の授業時間が少なくなったため、
学校教育は主要5科目だけに絞らせるつもりです。
確かに表向きの経済力だけ考えれば主要科目の力を
伸ばせばいいと思うでしょう。

彼等は同時に、欧米では美術の授業がなくても
問題ない国もあると主張しています。
しかし、ヨーロッパは数々の巨匠を生み出し、
芸術の地位が確立されていて生活の中にも自然と存在しています。
元々美術と音楽を学校教育に取り入れたのは、
欧米に負けない国にするために、
一般に芸術文化を根付かせる目的がありました。
おかげで現代では音楽と美術は演劇やダンスに比べて
ずっと身近な物になったと思います。
それでもまだまだ生活の中に存在するとは言えません。
文化意識の低い国はいくら経済的に発展しても
豊かさにはつながらないと思います。
欧米では今さら美術の授業が必要なくても、
日本ではまだ必要だと言えるでしょう。

現代の教育はただ読み書きそろばんを教えるような
単純なものではありません。
子供達が色々な学問や文化に触れ、自分に合った道を
見つけられる環境を用意するのも大事だと思います。
誰もが経済力を持つ事や競争に勝つ事で
幸せになれるものではないし、
皆が一つの事を目指すのではなく
多様な人材があってこそ良い国に成長できます。

最後に、No7さんが言うような美術教育をなくして
普通の人を量産するというのは全く逆効果だと思いますよ。
商売敵が減る以上にお客さんが減ってしまいます。
美術の授業のおかげで、自分では描く事はできないけど
絵を観る事は好きという人がとても増えていると思います。
美術の授業は無駄だと言う人には無駄かもしれませんが、
好きな人にはとても役に立っています。
絵心を持つ人を減らす事は、絵で食べる者にとっては
自分達の首を絞める事になるのではないでしょうか。
小さい頃から勉強一本のせいで
文化が軽んじられ衰退する事になれば、
人を豊かな気持ちにさせる愉しみは減って
刺激的で一時的な楽しみだけを求める
虚しい国になってしまいます。
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#5さんの回答に賛同しつつ、


商売仇が減ってくれれば
仕事はオイラにまわってくるなと
あさましい考えをもつ
世界にまったく通用しないデザイナーです。

門が狭いほうが努力して大きな成功を掴めるという
考えもあります。

でも、中学時代は美術と体育のしか内申の平均をあげられなかったので
最後の砦でもありましたね。

美術教育をなくして普通の人を量産してくれる方向に賛成。
でも、自分に子供できたら美術教育にも力いれてる
ガッコに行かせます。(子供しだいですけど)
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美術の授業のかたちの良し悪しは別にして、


美術に限らず、広く文化的なものに触れる機会を持つことはいいことだと思います。
様々な方面から物事を見れる力は大事だと思うので、
いろいろな分野の学問をのぞいてみたりすることは、
特に若いうちは決して無駄ではないように思います。

私は海外旅行、特にヨーロッパ方面の美術館で美術を見に行くのが好きなのですが、
ヨーロッパには、その美術館へ行きたいために、
世界中から人が集まってくる、という美術館がたくさんあります。
そして外観も中身も存在感がすごくあるように感じます。

それに対して日本はどうだろう、と考えると、
美術館などはどうしても見劣りするのではないでしょうか。
そう考えると、経済的には欧米と肩を並べてきたとしても、
文化的にはまだまだ欧米には追いついてないのかな、と感じます。

日本が世界に誇れる文化は、マンガと浮世絵だけだ、という意見も聞いた事があります。
歌舞伎、華道、茶道など世界に誇れる文化はあるのでしょうが、
一部の人だけが触れる文化で一般的ではないように思います。

「美術の授業はいらない」としたら、
正確には「(間違った方法の)美術の授業はいらない」だと思います。
私の学生の頃を思い出すと、美術の授業は絵を描いたり制作だけだったように感じます。
それでは普通の絵画教室と同じで、学校の授業であれば、
制作とあわせて、美意識や美術のもつ面白さを学びたかったと思います。
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