No.4ベストアンサー
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もともと文章語ではなく浄瑠璃などでの口語遣いであった「あざとい」には該当する漢字に定説はなく、辞書も殆んどはかな書きですが、「俚言集覧.」では次のような解釈があります。
「児戯」の口語訳語(演義文)、「浅」の義(大鏡序)
ここからして、「浅く聡しの義」(和訓栞)の転化「浅聡(あざと)し」と見て「小利口な」(「大阪ことば事典」)「気が利いているようで思慮が浅い。浅はかだ」また「小利口だ。こしゃくだ。ばかばかしい」(「江戸語の辞典」)と見られています。
「めざとい」の方は、「目敏い:見つけるのが早い。めばやい」
または「目聡い:目を覚ますのが早い。いざとい」として、
やがて「物事を見抜くのが早い。抜け目ない」意味が加わっています。
「あざとい」ではその気の回り具合には思慮が足らず小賢しくも小癪なそのやり方・手法への形容であり、もはや「浅…」「小…」が付く熟語に共通のマイナスのイメージのみです。「あざとい商売」「あざとい手口」
「めざとい」には寝起きや目配りが素早いプラスのイメージの上で、それだけに相手が安心できない抜け目なさという人物への形容で、いくらかマイナス面もまた加わって来ているでしょう。「めざとい商人」「めざとい業者」
No.2
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